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米中首脳会談、中国からのサイバー攻撃を議題に (ロイター)

2013年06月05日 | 米中紛争と東アジア
米中首脳会談、オバマ大統領は中国からのサイバー攻撃を議題に
ロイター2013年 06月 5日 14:00 JST

[ワシントン 4日 ロイター] - オバマ米大統領は、カリフォルニア州で7─8日に開かれる中国の習近平国家主席との首脳会談で、中国からのサイバー攻撃に中国政府は責任があるとの見方を伝え、抑制に向けた行動を求める方針だ。複数のホワイトハウス当局者が4日に明らかにした。

 米国の政府機関や主要企業をターゲットとしたサイバー諜報活動をめぐり、米国では中国への疑心が深まっている。習主席は3月に国家主席に就任して以来、オバマ大統領との会談は初めて。

 会談はパームスプリングス近郊の砂漠にある高級リゾートで、リラックスした雰囲気で行われる見通しだが、オバマ大統領は中国のサイバー攻撃については強硬な態度で臨む意向だ。ホワイトハウス当局者は首脳会談を前に記者団に対し、「米国企業を守るという政府の任務の一部として、中国からとみられる(サイバー空間における)侵入に関する懸念を中国に提起するだろう」と述べた。中国はサイバー攻撃に関する米国の指摘を否定しており、自国は被害者の側面が強いと主張している。


米のアジア重視戦略、北朝鮮問題も

 オバマ政権のアジア重視戦略「アジアピボット」をめぐっては、中国に対抗するため、日本や韓国といった同盟国との結束を強める狙いがあるとの懸念がある。

オバマ大統領は、外交政策の再編は中国への脅威を意味しないと説明する必要に迫られる。北朝鮮問題については、同国の核・ミサイルプログラムをめぐり中国による北朝鮮への圧力が増している兆候がみられることから、オバマ大統領はこうした機運を盛り上げたい考えだ。
 別の米当局者によると、米国と中国が協力して北朝鮮に核開発計画を放棄させるため、オバマ大統領は具体的な方策を見出せるよう努力する方針。中国は北朝鮮への制裁の完全履行に否定的な立場をとっている。


 以下省略


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