中国人のお嫁さんをもらいたくなる?ブログ

中国人女性との日常を日記にしたものです。
強い。何しろ強い。世界最強という説も納得。

我が家にて

2006-08-27 20:29:58 | Weblog
リンリン!
目が覚めました!
横になったワタシの側で、あぐらをかいた奥さんが数字を数えていました。
「リンリン」
中国語では、ゼロのことを「リン」と発音するのです。
1200 だったら、何とかカントか、リンリン ですね。
内職で稼いだお金の計算をしているのです。

あれから何年経ったのでしょうか。
あの大荷物を我が家に運び込んで・・・。
この我が家で、彼女は外出もせずに、2~3日ごそごそしていました。
バックと押入の間を往復しているのです。
いったい何が入っているのでしょう。
「ねえ、中身見せてよ」
「だめ、私のプライバチーです」

ではここで彼女のバックの中身を少し紹介しましょう。
まずは「毛布」
「中国ではね、結婚するとお母さんが娘に毛布をプレゼントする習慣があるんだよ」
「何で?」
「しらない」
次は包丁。中国料理で使う、四角い、牛刀みたいにでかいやつです。
その他に青竜刀みたいな包丁が2本。
更に中華鍋が一丁。あの衛星放送で使うバラボラアンテナみたいに大きなものです。
中国と日本の税関は何をやっていたんだろう。
「日本で、税関の人に怒られたよ」
「そうだろう」
「このお肉はいけません、って言われたヨ」
そういう彼女の右手には、ビニール袋が握られています。
袋の中には白い小さな肉が沢山入っています。
「いけない肉をどうやってもってきたんだよ?」
「こうやってね」
彼女は両手を大きく広げ、ガバッと畳をつかむ真似をしました。
「お肉の上に身体を乗せ、お願いしたんヨ。お願い今度だけ!って」
「お前、何弁使っているんだよ?」
「そしたらね、税関の人がね、しょうがない。次は駄目ですよ、って。日本人やさしいね」
「中国人悪いね」
「ねえ、なんでお肉、日本に入れちゃいけないの?」
「ばいきんの問題もあるだろうが、イチバンの理由は、日本農業の保護だろう」
「美味しいヨ。よ~ちゃん、食べる?」
彼女に勧められるまま袋を破り、親指大ほどの肉片をつまんで口に放り込みます。
「うん、旨い」
こりこりした歯ごたえがたまりません。
「全部食べたらダメよ。私にも少しくださいな」
「こんな旨いもの、又持ってこいや」
「ダメ。税関の人と約束したもん」
「名前はなんていうの?」
「知らない。教えないですよ~」
コメント
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