これは、公演の楽屋の化粧前の写真。
化粧前というのは、役者がメイクをするスペースのこと。
役者によっては、こんなふうに道具を並べない人もいるが、
私はふだんとの違いを意識するために、
こんなかんじでいつも並べる。
メイク用品やおしろいの粉で机が汚れないように、
手ぬぐいを敷き、その上に使うものをずらっと並べる。
ブラシ系がやたら多いが、使っているのはごく一部。
でも気分を盛り上げるために、並べておく。
今回は着物用のメイクなので、アイシャドウなどは種類が少なく、
その分ほお紅の色を何種類かと、
口紅の色を混ぜて使うので、何本か置いてある。
ここに乗り切らないものは、クッキーの缶にいれて足元においてあるので、
随時取り出して使う。
メイクは下手で苦手だが、公演用にメイクする時間は好きだったりする。
この他に、リラックスするためのアロマスプレーとか、
好きなぬいぐるみとか、絵はがきを飾る。
というわけで、明日から数日間はばたばたと忙しい。
更新も滞りがちで、皆さんのところにも
なかなかお邪魔できないかもしれないけれど、
どうかご容赦を。
うちの放蕩娘が、2年ぶりくらいに実家に帰ってくる。
舞台を観るためである。
私が放蕩娘と会うのも1年数ヶ月ぶりである。
放蕩娘が舞台を観て、私に言いそうな辛辣な感想が今から予想される。
見せる前に美味しいものでも食べさせて、買収しておこうかな。