その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

大山越え里山探訪ウォーク(2)

2016年07月12日 | ウォーキング

 大山を越えて保滝沢集落に到着。現在住んでるのは2軒しかなく、他は空き家になってました。陸稲(おかぼ)は久しぶりに見ました。昔から主にもち米用に作られてた記憶があります。水田と違って直播が出来、代掻き、除草不要と手間いらずなのです。


【アオイ科ゼニアオイ属ゼニアオイ】何気にバックの蔵とも馴染んでます。


 ゼニアオイとコスモスのようなゼニアオイ属ジャコウアオイの混生。アオイ科の花というとムクゲ、フヨウ、タチアオイそしてハイビスカスやオクラなんかもそうなんですが、花の形がどうも好きになれません。ですがゼニアオイ属は5花弁で、それぞれの花びらが独立しているところが花らしいと思います。


 予約してたIさん宅の作業小屋で昼食。私のはコンビニ弁当。何度も上がるように言われましたが、スパッツを付けてたとはいえ皆泥まみれでしたので遠慮しました。なんでも十一代も続くお宅だそうで、母屋は茅葺屋根にトタン屋根を載せたものでした。



 ご主人が趣味で造った庭で、40年ほど経過してるそうです。庭木は畑である程度大きくしてから移植したと言ってました。



 レンズに水滴が付いてしまってますが、アジサイは色んな色がありキレイでしたね。夜は夜で沢山のホタルが出るそうです。奥様は「ここの自然が大好きで全く不満はない」とおっしゃってました。携帯もバッチリ通じますし、私も住んでみたくなりました。


 こちらは睡蓮の池。ハスとは花が違いますので一目瞭然です。


 タバコの花も咲いてました。たぶん見たのは初めてです。


 白花露草も初めてです。何にも知らなくてイヤになっちゃいますね。露草は、万葉時代は月草と呼ばれてました。月光のもとに咲くという意味と、色が付くということから「付き草、着草」になった説の二通りあります。染めに関しては偶然NHKで見てました。友禅染めの柄付けで下絵を消すために、和紙に滲み込ませた露草の青色を水で溶かして使ってました。


 だいぶ前にこれをアップした記憶があります。ウォーキングの過去暦を辿ると出てくると思います。


 下川沿駅でトイレ休憩。ここから乗るには乗車駅証明書が必要になります。ややこしいですが切符ではありません。



 長木川の向かいに二ツ山。下流に堰堤があるため流れが緩やかです。そのためカヌーの練習に使われてます。また巨大鯉が生息しており、釣り上げようとする釣り人も来ます。

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