大菩薩嶺から下りてきて最初に目にしたが、「大菩薩温泉民宿 松葉荘」。「入浴できますか?」と尋ねたところ、「ウチは客が少ないので、やってません」とのこと。そして「1kmほど下ったところに、大菩薩の湯という大きな温泉があります」と。そこへ冷えた缶ビールが目についたので、1缶いただきました。300円を払うと、「空ビールじゃ飲めないでしょう」とサキイカを出してくれました。オヤジさんと小一時間話し込み。私が富士山の現状を滔々(とうとう)と話すと、「議員は地元のことばかりで、観光客のことなんか考えてない。山梨はどうもそういう傾向が強い。私も訴えておるんだが」と話ておられました。そこへオカミサンが、「冷蔵庫へ入れても腐りやすいので食べて下さい」と冷えた桃を持ってきてくれました。桃って、確かに腐りやすくちょっとでも腐っていようものなら、その苦味が口全体に広がってしまうものです。ところがこの桃、冷えてる上に、糖度計で計ってみたくなるほどの甘さ。そこに「手を拭いて下さい」と差し出されたティッシュボックスで、かみたかった鼻はグッと堪えましたよ。
教えてもらった甲州市交流保養センター「大菩薩の湯」へ。まだ新しい建物でした。大型ザックを置ける荷物置き場や、鍵付きの貴重品ボックスなど登山者に配慮したものでした。その他、食事処、大広間、売店、直売所、マッサージコーナーと充実したラインナップ。下山後ここで汗を流しバスに乗込む人が多いのでしょう。汗臭いまま交通機関を利用するわけにはいきませんのでね。麓によい温泉があると、山の魅力もアップするというもの。入浴料はここも市外者は倍の600円でした。田野の湯にもあった、大月短大地球科学研究室田中教授の温泉特性が掲げられてました。
サウナ、ジャグジー、寝湯、露天、源泉風呂と一通り揃っていて、特に源泉風呂はこの日22℃でしたが、柔らかなめらかで非常に気持ちのいいものでした。泉質はPH10.05の高アルカリ性単純温泉。湧出口温度が30.3℃と低いため加温ありで、掛け流しではありません(源泉風呂だけは掛け流しのようです)。田中教授の言うように湧出量が日量1,220トン(915ℓ/分)もあるなら、循環させなくてもよさそうなものですが、分析表では121ℓ/分となっていました。そのギャップはどうしたものでしょう?湯上りに売店で缶ビールを買いましたが、一番搾りがなく残念。
【甲州市交流保養センター大菩薩の湯】
山梨県甲州市塩山大字小田原字蛇石730-1
0553-32-4186
4月~10月無休
11月~3月毎週火曜日及び祝日の翌日(土日は除く)
12月28日~1月1日
(営)4月~10月 10時~20時
11月~ 3月 10時~19時
昨日はお疲れさまでした!
なんせママの参加番号が最後ら辺!でしたのでコース後半まで歩こう会会員さんとお会いすることが出来ず、蜩さんとも結局は会えませんでしたわw
もち完走しましたが、詳細はブログで説明しますね(泣)
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松葉荘は日帰り温泉やってなかったか・・残念!
缶ビール1本におつまみと桃付きは良いサービスですねぇ^^
「大菩薩の湯」は登山者が多く使う施設のようですね
大きなリュックが置ける場所を設けているところなんかでそう思いましたわ
入浴料600円?!普段300円~350円レベルの温泉使っているので、びっくりです(*_*;
何回お風呂に出入りしたら元取れるか考えちゃうわw
蜩さんは一番搾り好きですねぇ^^
ママはなんでもOKですが、”のどごし”か”クリアアサヒ” (^^♪
昨日は大変お疲れ様でした。
大菩薩の湯のように、こんだけ登山者に配慮した
温泉も珍しいかもしれませんね。
人の親切はありがたく受けるべきで、
お代はいくらですか?なんてヤボなことは
言いっこなしだと思ってます。
秋田の温泉は特別安いんだと思います。
そうですね、ビールの味を味わうなら一番搾りですよ。