その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

奈良田の里温泉女帝の湯

2014年07月12日 | 県外温泉

 早川町の北端に位置する奈良田には白根館(右上)という温泉旅館もあるんですが、こちらは日帰り入浴は午後からの受け入れで、しかも登山客はお断りだそうです。入浴料金も千円と高いですしね。



 町営の奈良田の里温泉女帝の湯に行くには、公営の無料駐車場に停めそこから上っても行けますが、バス停からも遊歩道がありますので、バス待ちの方はこちらがいいでしょう。


 上がりきると眺めのよさに驚かされます。水場があり飲んでみましたが、冷たくてまさに南アルプス天然水って感じでした。


 建物は瓦ぶきで土間がある大きな旧家のようですが、座敷で休憩すると入浴料込で1,500円もとられます。でもまる一日いると考えると安いんでしょうけど。


 浴場は、屋根付きの渡り廊下を登って行った先の離れになっています。縁側も何気にいい感じですね。


 外観とは裏腹に、2005年3月にリニューアルされて、脱衣場、洗い場ともまだ新しかったです。3年ほど前までは木々が邪魔して奈良田湖は見えなかったそうですが、全て伐採されて抜群の眺望でした。湯船に浸かるとちょうど目線が奈良田湖と面一になるんですが、欲をいえばもう少しダム湖に水量がほしいところですね。泉質は、PH8.6のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(アルカリ性低張性高温泉)。その源泉は、奈良時代の第46代孝謙天皇が病を癒されたという霊泉。まるで片栗粉でとろみをつけたかのようなトロトロ加減が実に気持ちよかったです。若干の硫黄臭もあり飲泉可。泉温は42.2℃で使用温度が41℃と温めのため、長湯できました。



 入浴後は、奈良田方言で食いしん坊という意味の食事処「こんぼうす」へ。先ずは、ご主人お勧めの「もつ煮込(馬)650円」を食べてみることに。よく煮込まれてて柔らかでした。ちなみに馬刺し(千円)は売り切れ。そしてKさんが田舎蕎麦のざるそば600円。Mさんと私が天ぷらそば700円。山で粗食でしたので、美味しかったですね。値段は普通でしたが、生ビール(中)750円はちと高いと思いますよ。

【奈良田の里温泉女帝の湯】
山梨県南巨摩郡早川町奈良田486
0556-48-2552 
(営)9時-19時(冬季18時まで)
定休日: 水曜日(祝日の場合は翌日、木曜日)
入浴料: 一回入浴 550円

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