その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

乳頭山(5)~一本松温泉たつこの湯

2009年09月17日 | 秋田駒・乳頭

 これが先達川上流です。わずか1~2km下ったところで割りと幅のある川になるとは、ちょっと信じられませんね。


 多少左上のような箇所もありますが、現在は木道もよく整備されておりほとんど問題はありません。4、5年前は確かに荒れはあったようです。


 いい感じのスギゴケがあり、ブレらかして遊んでみました。


 一本松温泉たつこの湯跡地着は14:09。周辺は硫黄泉が流れたような跡がありますが、流体はありません。昔はここに小屋が存在したようです。匂いは強烈なゆで!?卵臭です。私この匂いはわりと好きです。


 左上は跡地から見た光景で、奥に温泉があります。察しの悪い方は、そのまま通り過ぎてしまうかも知れません。右上は、大きさが分かりにくいかと思いますが、子どもでも入れないぐらいです。浅いですが、足湯用でしょうか?


 実際は岩に覆われていて、山道からは見えにくい位置にあるんですが、土日は嫌なので平日にしたわけです。ホントは乳頭山よりこちらの温泉が目当てでした。

 ところが、入ろうとした矢先雨が強くなってきました。傘をさしながら着替えたのは生まれて初めてです。ほとんどキツネにバカされた状態でしたね。先達川から引きこまれた沢水がチョロチョロでしたので、中和されずにかなり熱かったです。源泉は52℃、ph4.9、泉質は単純硫黄泉といったところか。やはり黒湯と似てますね。我慢して入っても水より温泉水の量が多いので、すぐにアチッチとなってしまうんです。



 川の方もいい具合に白濁しておりましたが、川の水はやはり川。冷たかったです。川に入ろうとするなんて、きっとバカされていたんですよ。よく道に迷った人が裸になるって言うでしょ、ちょうどそんな感じだったかも。。
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