My Favorite Things

私、ポーラの日常、大好きなこと(フィギュアスケート、サイクルロードレース、宝塚歌劇、その他)を語るページです!

3月後半 全九州→世界選手権

2014-04-09 14:00:19 | Figure Skating
気が付いたら4月も中盤に差し掛かっておりますね。

3月後半はスケート三昧でした。
熊本に全九州を観に行き、そのあとはずっと世界選手権。
スケートしか見ていなくて、それはそれは幸せでした。
熊本でバスが渋滞に巻き込まれ、帰りの飛行機に間に合わなかったりとか、ハプニングは色々ありましたが。

今回の熊本行きの一番の目的は、山田耕新くんの最後の試合を見ることでした。

中庭くんを応援するようになったころ、まだまだ小さかった耕新くんも、同じ石原先生門下で試合に出ていました。
小学生だったんじゃないかな。まだまだ小さくて、今は明治大学でスケートをしている野添くんも本当に小さくて、
二人でキャッキャしていて、私は密かに「ちっちゃいものクラブ(その頃、おじゃる丸が自分の仲でブームだったので)と名付けて、
毎回試合を見るのを楽しみにしていました。
中庭くんの現役時代に一緒に試合に出ていたパピオクラブの男子選手たちは、何故か自分の中で特別なポジションにいて、
耕新くんの引退とともに、何となく一時代が終わってしまう気がしていて、寂しくて仕方ありません。
それでも中庭くん、中田くん、郡山くんはスケート界にインストラクターとして残ってくれているのですが、
耕新くんは新しい世界に飛び出す選択をしたので、なかなかお会いする機会もなくなってしまうと思いますので、余計寂しいです。
でももちろん、これからの耕新くんの進む道も応援しています!!
これまでのスケーターとしての人生よりも、これからの人生のほうがずっと長いので、何度だって新しい挑戦があると思います。
頑張れ~!!

現役最後のプログラムは、SPが「雨に唄えば」で、フリーが「るろうに剣心」。
全日本での会心のフリーも忘れられないですが、どちらも耕新くんの魅力が詰まった素晴らしいプログラムでした。
濱田先生は、最後の最後の練習まで、3Aを含めて熱心に指導されたとのことでしたが
(もう引退する生徒であっても、最後まで少しでも伸ばしてあげたいという先生の気持ちも素晴らしいと思った私です)
6分の練習滑走ではものすごく綺麗に決まったものの、試合では、残念ながら3Aが決まらなかった耕新くん。
試合の全て終わった後に、急遽エキシビションとして、3Aにトライしてくれました。
2回跳んで、ちょっと着地でオーバーターンしてしまったりしたけれど、どちらもきちんと3Aとして認定されるジャンプで現役生活を締めくくってくれたと思います。
試合後にちょっとだけお話させていただきましたが、あの小さかった男の子が、こんなに立派になっちゃって・・・という感じで、感無量でした。

竹野比奈ちゃんは、SPが新プログラムの「Por Una Cabeza」(ポル・ウナ・カベーサ) で、振り付けはナタリア・ベステミアノワとイゴール・ボブリン夫妻。
細かいステップが連ねられていて、難しそう。
6分練習では綺麗に決まった3Lzの着地がツーフットで回転不足になってしまったのが残念でした。
イーグルからの2Aやスピンなどはとても美しくて、見ごたえのあるプログラムです。
が、比奈ちゃん、後で「まだ音に遅れてしまうので」って言っていました。
宮田大地くんや西坂美柚ちゃんや竹野似奈ちゃんも同じベステミアノワ&ボブリン夫妻の振り付けで新プロを作ったそうですが、今回は怪我等の理由で棄権で残念。
ジュニア選手権女子の優勝は、これがノービスから上がって初めての試合になる藤由妃乃ちゃん。
SPとフリーを滑るのも初めてということですが、フリーで3Lzと3Fをしっかり2回づつ入れての優勝でした。
トゥジャンプが得意な分、エッジジャンプが苦手なようですが、課題がしっかり見えているので、今後に大期待です。
由妃乃ちゃんは、3年前だったかな、ノービスBで全九州に出ていたときに、ジャンプも高いし思い切りもよくて、これからが楽しみ!と思ったのですよね~。
比奈ちゃんは、新しいSPに気持ちがいっていて、2年目のフリーが色々噛み合わなかったのだろうなあ、と思いますが、こういうこともあるっていうことですね。
これがブロックや西日本でなくて、全九州で経験してしまって良かったね、と思います。

今回、シニア女子で出場した空川亜彩妃ちゃん。
最近は怪我が多く、今回も膝痛を抱えながらの出場でした。
身長も大分伸びたので、これまでジャンプで回転不足をとられがちだったのが、少なくなったのではないかな、と思います。
亜彩妃ちゃんのスケートの良さは、どんなプログラムを滑っても品があることだと思っています。
フリーの「レ・ミゼラブル」は、たくさんのスケーターが滑っていますが、シングルスケーターの誰のものよりも亜彩妃ちゃんのレ・ミゼが好きです。
同じく今回シニア女子でエントリーした上地悠理花ちゃん。
悠理花ちゃんは亜彩妃ちゃんと対照的に力強くて華があるスケーターで、ここ1年くらいでとても上手になったと思います。
彼女のことも大好きで密かに応援しているので、最近の活躍が嬉しいです。
彼女のフリーもベステミアノワ&ボブリン夫妻なのかな。曲は「ハムナプトラ」だと思います。

あと、今回の全九州では、ダンスが二組見られたのが嬉しかったです。
フォーティーンステップとかなので、本当にコンパルソリーダンスですが、
シングルと両方の出場だった選手たちは大変だったと思います。
実際、則松くんも、
「急遽、出場が決まったので、練習時間も足りなかったし、足がパンパンで・・・しかも新しいフリーもあるので」
と言っていました。
でも、こうやってどんどん日本でもダンスやペアの組が増えてくれたら嬉しいですよね♪

世界選手権は、ドイツペアの二人が素敵な演技でキャリアを終えてくれたので、それだけで満足です。
やっぱりあの五輪が最後では・・・と思っていたので。
アリョーナは新しいパートナーを探し、ロビンはアマチュアは引退するとのこと。
次にインゴに会えるのはいつになるのかわかりませんが、
「そんなに遠くないうちに、必ずまた会えるよ。アリョーナの新しいペアでなのか、他の組なのかはわからないけどね」
と言ってくれたので、その言葉を信じて待つことにします。
「アリョーナはロビンと組んで11年。長かったから、新しく何かを始めるのも良い時期だよね」
とインゴ。

鈴木明子選手も、最高の舞台でキャリアを終えてくれて嬉しかったです。
このブログを始めた最初の頃のエントリーにあると思いますが、中庭くんが出場したクロアチアのザグレブでの試合、「ゴールデンスピン」を観にいったときに一緒に出場していたのがあっこちゃんでした。
当時は国際Bの試合はジャッジやチームリーダーも日本からは送られておらず、それぞれの先生と選手だけだったのです。日本から行った観客も私一人だけだったと思います。
中庭くんには行くと宣言してありましたが、現地で会ったときに口には出さなかったものの、「本当に来たの?」という顔をされたのも良い思いでです。
他のルートから私が行くことを知っていたあっこちゃんのほうが、普通にニコニコしながら迎えてくれました。
まだ彼女が復帰してすぐで、病気から立ち直って初めての国際大会でした。
もちろんジュニアのときから期待されていた選手だったので、名前も顔も知っていましたが、
そういう理由で休んでいたのは知らなかったし、体力的にもまだまだで、3回転ジャンプも戻りきっておらず、フリップやルッツは怖くて跳べないなんて言っていた頃だったんですよね。
その御縁以来、ずっと応援させていただいていましたが、一段一段階段を上り、努力が実って、こんなに世界中のスケートファンから愛されるスケーターとして、今存在していてくれることが嬉しいです。

世界選手権後は、シアタークリエに「ピトレスク」というお芝居(音楽劇)を観に行ったり、ヤマハホールにギターの村治奏一さんのリサイタルを聞きに行ったり、大阪日帰りでエキシビション観に行ったりという遊びっぷりでした。「ピトレスク」は、再演希望!!幸せなお芝居ではないけれど、あまりにも素晴らしかった・・・。
すぐにもう一度見たい!と思ったのに、上演期間が短すぎて無理だったのです。
村治さんのリサイタルは現代音楽、ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」、バッハ、フォーレの「パヴァーヌ」、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」ボサノバ等々、新しい曲から古い曲、そして古い曲から新しい曲というラインナップで、どの曲も素敵でした。特に後半が良かったなあ。アンコールで弾いてくれた「アルハンブラの想い出」が始まったとき、隣の席に座った女性が「はぁッ」と小さくため息をつき、終わったあとは「・・・素敵」と呟いていたのが印象的でした。
今週はね、オペラの「ファルスタッフ」に行きます。と言っても、大々的にセットが組まれるものではなく、銀座オペラというシリーズで、演技を少しつけつつ、コンサート形式で進んでいくもの。
ミュージカルはマイクを通して歌いますが、オペラは生声なので、身体で感じる音がちがうんですよね~。

写真は山田耕新くん。
本当にいつも素敵な演技を見せてくれて有難うございました。
これからの試合に耕新くんがいないのが信じられない気持ちがしますが、新しい世界で頑張ってくださいね!
今までの厳しいレッスンに耐えられた耕新くんなら、どこにいっても大丈夫だと思っています。




GPFに行ってきました。

2013-12-10 18:38:30 | Figure Skating
グランプリファイナルを観に福岡に行ってきました。
木曜日から4日間、全競技を観戦しました。
金土は朝から公式練習も観に行きました。

いや~、ジュニアもシニアもとても面白い試合でした。

世間的には浅田真央ちゃんや日本男子が3人出場するシングルが話題でしたが、競技での私のお目当ては何と言ってもペア。
ドイツのアリョーナ・サフチェンコ&ロビン・ゾルコヴィー組の応援でした。(というより、2人の先生のインゴの応援か???)
競技以外のお目当ては、オープニングセレモニーや花束拾いで出場する福岡の若いスケーターさんたち。
あ、何故か男子は岡山のノービスちゃんたち3名でしたけれど。
そしてリンクサイドで奮闘する石原美和先生と中庭健介先生。
テクニカルスペシャリストとして来日してくれたスコット・デーヴィス。
競技以外に気をとられるところが多いな~(笑)。

12/7はインゴが1983年に札幌で行われた世界ジュニア選手権兼NHK杯のペアで優勝した日から、ちょうど30年でした。
(ご本人に聞くまで、私も日にちは覚えていなかったけれど。)
彼にとってこの優勝は本当に記憶に残っているようで、2007年の東京で行われた世界選手権のエキジビションツアーで、札幌の真駒内アイスアリーナに行ったときも、
「何十年もたって、またここに来られて嬉しい」というようなことを言っていたっけなあ。
そして彼の優勝から30年後のちょうど同じ日に、教え子のアリョーナとロビンが同じ日本で行われたグランプリファイナルで優勝したことに、なんだかとてもじんときてしまいました。
インゴ、おめでとう。本当に素敵な記念日だね~!
日本の北と南っていうのも、なんかいいよね。
ボロソジャール&トランコフ組のミスにも助けられたけれど、今回のアリョーナ&ロビンは、SPもフリーもノーミスで完璧で(SPでタイムオーバーがあったけれど)、
ディテールシートを見てもマイナスがひとつもないという美しさ。
公式練習で最後まで気にして、一人リンクに残って練習していたり、エキシビのスロージャンプでシングルやダブルまでにとどめていたことを思うと、アリョーナの足の具合とか、本当はあまり良くないんだろうなあと思います。スロー3Aを回避したのは、とても正しい選択だったのだと思います。もちろん見たかったけれどね!
スロー3Aがなくても、要所要所がものすごくマニアックに作りこまれているのがインゴっぽくて面白いプログラムでした。
この二人を現役で生で見られるのは最後になってしまうかもしれないなあ、と思うと、切なくてちょっと泣けました。
もしかしてインゴにも、またなかなか会えなくなってしまうかも!?
今更後悔しても遅いけれど、やっぱり今回、メールのやりとりだけじゃなくて、ちゃんと会いにいったほうがよかったかなあ・・・。ううう~・・・。

今回、中庭先生はお仕事中でお忙しかったので、まったくお会い出来ずでしたが、ご縁があったのが郡山先生。
会場内でもお会いできましたが、試合の帰り道に会場を出たところの交差点で一人でいらっしゃったのにも遭遇いたしました。
そして一緒に呉服町の交差点の手前あたりまで一緒に歩いてもらってしまいました。私得~♪
日曜日の朝にパピオに滑りに行ったときにも、先生が小さい生徒さんたちにレッスンしていらして、それが基本に立ち返ってバッククロスの練習という感じだったのです。
私も一緒に習いたいなあと思いながら羨ましく拝見していたのですが、あとで先生に伺ったところ、
「あのバッククロスの練習は、カナダ式なんです。ブライアン・オーサーに習ったものなので。だから生徒達には、『この練習は羽生くんもやっているんだよ。この練習をちゃんとやれば、いつかチャンピオンになれるよ』と言ってるんです」
と言っていました。ゴージャスな練習ですね~!郡山先生、素敵すぎます。
先生のバッククロスの姿勢の美しいことったらなかったですよ。
9月に私がスケーティングの基礎を教えていただいたときは、「この練習は樋口豊先生方式ですよ」って言って教えてくださいましたが、私のようなただの趣味で滑っている一般人でもそんなスケーティングの方法を習うことが出来るって、ものすごく贅沢ですよね。

東京ブロック

2013-10-08 19:36:00 | Figure Skating
10/5,6と、ダイドードリンコ(東伏見)アイスアリーナで行われた東京ブロックを観戦してきました。
今年は中四国九州ブロックと重なってしまい、どちらに行こうか、かなり悩んだのですが、11月は西日本選手権に行くと決めているので、ここで見ないと東の選手を見ずに終わってしまうかも~・・・?と考え、今年は東京ブロックに行ってきました。
試合中も、中四国九州の結果が気になって仕方なかったのですけれどね。

シニア男子は、断トツで村上大介くんが優勝。
SPではお手つきはしたものの、4S2Tを跳び、3Aがステップアウト、3Lzで75.50。
フリーでは4回転の予定が2Sになってしまったり、3Loが2Loになってしまったりはありましたが、
無難にまとめて137.08。トータル212.58でした。
今回は佐々木くんや中村くんが国際大会で不在だったため、コンスタントに国際大会に出場している選手は彼一人。やっぱり他の選手とは全く動きが違いましたね~。
そしてリンクサイドにコーチとしてアンジェラ・ニコディノフがいる不思議さと言ったら。
でも一番印象に残るスケーティングをしてくれたのは、2位に入った近藤琢哉選手。
大学4年生、就職も決まり、最後のシーズン。
SPは「ルパン3世」、フリーは「ドラゴン」。
ルパンではすごい飛距離の3Lz+3Tを決めたのに、3Loで転倒があり残念でしたが、57.80。
フリーは3Lz+3Tで転倒、続くアクセル(3A狙いだったのかなあ)も転倒でしたが、スケーティングやステップシークエンスなどが素晴らしく、素敵な演技でした。113.26、総合で171.06で2位でした。
3位は服部瑛貴くん。
SPもフリーも自分で振り付けなのですね。どちらも安定感のある滑りでしたが、服部くんはフリップかルッツが3回転で入ると、もう1段高いところに行かれるのになあ、と思います。
あと、印象に残ったのはSPの小沼くんのMornin'。
ものすごくお洒落。
小沼くんの滑りが上手いのは知っていましたが、こんなに踊れる選手だったかしら、という感じ。
なのに、相変わらずフェンスに激突していました。何故か毎回、ほぼ必ずやるよね?
鈴木健太郎くんは、ダンスが見たいです!!!
東日本から全日本に行かれる選手は、羽生くんを除いて5人。
何も無ければ村上くん、佐々木くん、中村くんは決まるだろうから、あと2枠しかないということですよね。

シニア男子は村主章枝さんが何をどこまでどう滑るのか、というのが私の一番の楽しみでした。
プログラムはさすがにSPもフリーも面白かったし、衣装も素敵でした。
フリーでは根性で3Lz+2Tを入れてきていました。結果として回転不足はとられてしまいましたが、これだけは降りる!みたいなジャンプでした。
石川翔子さん、フリップやルッツが全く無かったので、右足に何かトラブルがあるのだろうなあ、という感じ。最後のシーズンだけに、悔いのないように東日本を戦ってもらいたいです。
女子も東日本から全日本に行かれる選手は6人のみ。
何事もなければ、こちらも国際大会に出場している今井さん、西野さん、庄司さん、そして安藤さんあたりが通過すると思われるので、あと2枠ということに・・・。

きっと西日本を見ながら、東日本が気になって仕方ないんだろうなあ。

その他、ノービスBの大島くんが素晴らしかったです。
彼は言わずもがな、PIWで活躍していらした大島淳さんのご子息なわけですが、
さすがに小さい頃からリンクサイドでお父さんのショーを見ていただけのことはあります。
リンクに登場してきたときの笑顔や、演技中の表情など、他の選手と全く違います。
このままアイスショーに出演しても良いくらいの演技力なのです。
今までの日本にはいなかったタイプなので、今後が楽しみ~vvv








パピオ杯に行ってきました

2013-09-19 19:40:53 | Figure Skating
だいぶ過ぎてしまったのですが、9月7日に福岡のパピオアイスアリーナで行われた、パピオカップに行ってきました。

この大会はマスターズ大会で、大人になっても趣味でスケートを続けている方々のための試合です。
今回、郡山智之先生も出場されるということで、郡山先生の先生である石橋先生に誘っていただいたので、観戦させていただきました。

お誘いいただいてよかった~!というのが一番の感想です。

フィギュアスケートはもちろん大好きなのですが、ずっと応援していた選手の皆さんの多くが引退されたりコーチになられたり、で、最近は今ひとつ前のめりで応援する気持ちではなくなっていたのです。
が、パピオカップを見て、スケートの楽しさを思い出しました。
出場された皆さんの殆どは、大人になってから始められた方々だと思いますが、本当に一生懸命で、衣装も振り付けも選曲も、とてもとても考えられたんだろうなあ。
選手ではないので、毎日練習できるわけではないし、貸切がたくさん取れるわけでもないと思うので、プログラムを滑るのもすごく大変だったと思います。
でも、皆さんのスケートを好き!という気持ちがとても伝わってきて、観戦しながらウルウルしてしまいました。
シングルジャンプを1、2種類、ようやく跳べるという方から、それなりに滑れる方まで、年齢と級によって細かくクラス分けされていましたが、みなさん本当に輝いていました。
そして思ったのが、スケートリンクって、一部の選手だけじゃなくて、こういう方々がたくさんいることによって支えられているということ。
一般営業に、こういう皆さんが沢山滑ってくれるのが一番良いことですよね。
そう言う私もなかなか滑りに行かれないのですが・・・。

石橋先生や郡山先生は運営もされていたので、とてもお忙しそうでしたが、出場した全ての選手に薔薇の花を投げられ、フィナーレではパピオのお兄さんたちもリンクサイドでやんやの声援を送っていたり、手作り感満載で素敵な試合でした。

郡山先生は、毎年このパピオカップには出場されていましたが、コーチになった今年も滑っていただけるとは思っていませんでした。
前日に8度8分まで熱を出されたそうで、気合で治しました!と仰っていましたが、本調子ではなかったと思います。でも、2シーズン前のSPだった「タンゴ デ ロス エクシラドス」を、ドンキホーテのときの黒い衣装で滑ってくれました。
正面の席で観戦していたので、最初の顔を隠すポーズのときから、大興奮で「きゃ~v」という感じで、傍から見たら危ない人だったと思います。
コンビネーションはありませんでしたが、3T,3S,2Aを決めて、ノーミスの素敵なタンゴでした。

あ、この試合、旧採点システムで、ジャッジは3名。
ジャッジのお一人は杉田秀男先生、もうお一人は水野ひとみ先生、というゴージャスさ。
どんなクラスの方も、この先生方に採点していただけるんですよ?
これって凄いことじゃない???
水野先生がまだジャッジを始められたばかりの頃、私も学生の試合で採点していただいたことがあります。
懐かしい・・・。
郡山先生はテクニカルもプレゼンテーションも5.0~5.3あたりを揃えて、流石でありました。
フィナーレでは3T+3Tも跳ばれていましたよ。
これまた大興奮。

あ、あとね、この試合でエキシビション出場してくれたのが、鈴木健太郎くん。
大阪の高校生のお嬢さんと組んでアイスダンスを披露してくれました。
昔から、健太郎くんのスケートの上手さには大注目していたので、ずっとダンスをやってもらいたかったんですよ。夢が叶ったわ~vvvv
足元ももちろんものすごく上手いのですが、ホールドとかリフトとか、全部素敵でした。
ただ、まだ相手のお嬢さんが若くて、シングルのほうを続けていきたいようなので、ダンスに絞るのは難しいみたいです。
残念。
今から覚悟を決めて目指せば、近い将来国際大会とかに出られるようになるのになあ。
翌日のことですが、中庭先生も健太郎くんに「ピョンチャン、ピョンチャン!!」って囁いていました(笑)。
カップル競技って二人の気持ちが同じようでないと続けていけないので、本当に難しいですね。
郡山先生の演技といい、健太郎くんのダンスといい、観客が少なかったのが勿体なくて・・・。
あ、アイスダンスの元全日本チャンピオンの河合彩さんも、ダンスを練習されているおじさまと組んで、出場されていたんですよ~。

そして翌日はパピオで自分でスケートを滑ってきました。
告白しますが、郡山先生に体験レッスンをとらせていただきました。
約20年ぶりのレッスンを、元全日本選手にお願いする、この無謀さ。
先生の時間の無駄じゃないかと。
しかも私ったら全然自主練習もしていかなかったという・・・。
先生、すいません、すいません、すいません、すいません、すいません・・・。
そしていろんな方に、
「え!?健介先生じゃなくて、智之先生なんですか?」
と驚かれました。
幸恵先生にまで言われました。
あ~・・・、私、一応気持ちはオトメなので(←自分で書いていて、この表現は気持ち悪いな)、中庭先生に「下手ですね」とか言われたら、立ち直れない気がするわけですよ。
一応、以前、郡山先生に一度レッスンをお願いしようと思っています、と、中庭先生に申告したら、何故か爆笑されたんですよね~・・・。
で、今回、中庭先生には見られたくなかったのに、ばっちり見られてしまいました。
先生的には全く気にしていないと思いますが、無様でバタバタしているところを見られたら、一応気になるのよ~(笑)。

郡山先生には、スケーティングの基本からレッスンしてください、とお願いしていました。
学生時代に習っていた頃って、例え低いレベルの試合でも、やっぱりジャンプやスピンをどれだけこなせるかで点が出るという感じで、スケーティングを先生に教えていただいたりって無かったんですね。
なので、次に習うことがあれば、スケーティングからきちんと教わりたいと思っていたのでした。
実際教えていただいて、先生のスケーティングのポーズが美しすぎて見とれました。
スケーティングレッグの上にきちんと乗った重心とか、綺麗に伸びたフリーレッグとか。
30分のレッスンでしたが、スケーティングの基本→スイングロールのインとアウト→スリーターン→ダブルスリー→チョクトー(これは、私が、華麗にチョクトーをするのが最終目標と言ったからです)
と教えていただきました。
郡山先生、顔はニコニコしていますが、結構スパルタでどんどん進みます。
そして飴と鞭の使い方が上手いです。
「さっきより良かったですよ」とか「思っていたより上手です」とか、褒めてくれたりします。
下手なことは自分でわかっていますが、褒めてもらえると嬉しいですよね~、やっぱり。

久し振りのスケートのレッスンは、とても楽しかったです。
せっかく教えていただいたことを無駄にしないように練習に行かなくては~。
スケーティング、本当に上手くなりたいなあ、と思います。
地道な練習なので、郡山先生が教えてくれながら、
「僕、この練習が一番嫌いだったんですけどねv」
と仰っていましたが、それをやってきたからこそ今の先生があるのね~、と、美しいスケーティングを身につけるまでの影の努力を垣間見させていただいた感じです。

あ、あとね、パピオに観戦に行くと、いつも選手の皆さんが挨拶してくれたりするのが、とてもとても嬉しくて幸せです。本当に有難うございます。

またリンクに滑りに行かせて頂くこともあると思いますが、皆様、宜しくお願いいたします。












イベントのハシゴ

2013-07-01 17:41:47 | Figure Skating
6/29の土曜夜公演と30日の日曜昼の最終公演のDOIを観に行ってきました。
例年と較べて随分あっさりしていた印象です。
高橋くんが一人いないだけで、こんなに印象が違うんだなあ、と。
町田くんもいなかったのも大きいなあ。
あ、毎年ゲストで来ていたランビエールさんもいなかったしね。
それでも、無良くんと羽生くんのシンクロで3Aを跳ぶのとか、ケヴィンとハビエルがシンクロで4Sを跳ぶのが見られて楽しかったけれど。

個人的に一番良かったのは神宮アイスメッセンジャーズでした。
昨年のDOIのときには、随分メンバーが入れ替わってしまって、何となく迫力不足?と思ったのですが、1年経って、以前よりも
ずっとずっと上手くなっていて、難しいことにも挑戦していて、すごく素敵でした。

あとね、今井遥ちゃん。
今年も素敵でしたね~。
曲は無言歌だったけれど、以前滑っていたときとは大分変わっていて、とても力強かったです。
昨年はあまり良いシーズンでは無かったけれど、今年は頑張って欲しいなあ。

最終公演でケヴィンが滑った「But not for me」は、深夜アニメでやっていた「坂道のアポロン」のサントラからなんだそう。
このアニメすごく好きで観ていたんだけれど、「But not for me」というと、諏訪部さん演じる淳一兄さんが機転を利かせて
クリスマスのパブで歌うところが印象的で、あのアレンジしか覚えていなかったなあ。
歌っている方の声が諏訪部さんと似ていて、もしやご本人が歌っているんだったらものすごく上手い!と思ったものでした。
「坂道のアポロン」だったから、学生かばんに制服風だったのね~。

日曜はDOIを観て、各地から集まったお友達とごはんを食べ、そのあとは一人、川口に向かいました。
ネオロマ系ゲームの「下天の華 蛍見の宴」というオタクイベントへ。
割と地味に盛り上がっているゲームなのかと思ったら、会場はすごい熱気で、若い姫様方が沢山いらっしゃいました。
時々カエルさんもね。
2列目のセンターブロックだったのですが、会場に入ったら1列目は開放していなかったので、実質1列目。
2mくらい先に、人気声優さんたちがずらりと・・・。
さすがに森久保さんとか檜山さんとか、イベント慣れしていらっしゃる。
檜山さんの「甘ったれ」とか、森久保さんの「お姫さ~ん!」に会場中きゃ~きゃ~しました。
そして松風さんの大人気ない本気度に超笑わせていただきましたが、ジェスチャーがとてもお上手でびっくり!!
チーム干し柿、勝って良かったですね♪
島崎さんや小野賢章さんはフレッシュで細くてハンサムで。
のじけんさんの小鳥は、ご本人のシークレットの仕込みだったのですね~。
細かいところまで観客を楽しませようと考えてくださっているのがよくわかりました。
岡本さんの信行様、ものすごく声が素敵で、ゲームやっていても素敵だったけれど、生は更に素敵で・・・。
たくさん笑って大声出して、アンコールは一緒に踊って・・・。

DOIとハシゴってどうなのかしら、と思っていたけれど、どちらも行かれて良かった~!!
くたびれたけれど楽しかったです。

さて、来週は福岡でFantasy on Iceと、パピオのチャリティショー。
再来週は東伏見でプリンスアイスワールド公演です!!
余生と言いつつ、毎週スケートを観に行っておりますね。


チャリティアイスショー

2013-06-07 11:37:38 | Figure Skating
http://ameblo.jp/sg-papio/

発表されましたね。
パピオアイスアリーナでのチャリティアイスショーです。

3月末に行われた全九州の際に、「今年、またチャリティのアイスショーがあるみたいですよ」と伺ったのですが、いつやるのか、誰が出場するのか等は全くわからず・・・。
で、結局は、今年もFaOIの翌日なのですね。
そしてやっぱりコレを見ると、月曜日中には帰ってこられない時間設定なのですね、と。
有名選手がたくさん出場しますが、私としては郡山くんの最後の演技っていうところが重要です~。
あと、詳細のわからない福岡の選手たち。一体誰が出場するのかなっていうところ。
郡山くんのラストになるであろうショーに、仲良しの無良くんや佐々木くんが参加してくれるのが嬉しいなあ。

会社にお休み申請しておかなくては!!

PIW行ってきたんですよ

2013-04-30 20:13:00 | Figure Skating
GWの初日には、毎年恒例のPIWの新横浜公演に行ってまいりました。

コメディパートが少なくなり、薄田さん、スピードスケートのお二人や青谷さんなど、今まで中心メンバーとして活躍していらした方々がキャストから抜けて寂しい反面、
スケートで魅せよう!という努力の感じられたショーでした。

昨年の夏以来、久しぶりに会えて嬉しかったのは南里くん。
オープニングで頬から顎にかけてヒゲを生やしているのが見えたときの衝撃度は半端じゃなかったです(笑)。
写真で見るとそんなにわからないですけれどね。
深夜のショー練習が大変なのか、少し痩せてしまったかな、という感じでしたが、美しい3Lzやスピンは健在でした。
3Aにもトライしてくれましたが、初回公演は決まらなくて残念。
坂頂みなみちゃんと組んだペアが小柄な二人でかわいくてツボでした。
現役の頃に静岡で出たアイスショーの頃には、リフトにかなり苦労していたのに、いつの間にかいろいろなことが器用にこなせていて、
プロなんだなあ、と思いました。
タイタニックのような船の旅の場面は、演技も大分頑張っているなあ、という感じでしたが、もうちょっと自然に笑顔とか出るともっとトキメキますね



西側のエキサイティングシートに座っていたのですが、相変わらず南里くん、目が良いです。
途中で気がついてくれたようで、フィナーレとかも「そこにいるのはわかっているので」風にうなずいてくれたりして、嬉しかったなあ。
ふれあいタイムも大声で呼ぶ前にちゃんと止まってくれました。
南里くんから
「どうも、有り難うございます」
って先に言ってくれました。
初日おめでとうございます、と言いたかったのに、いきなり
「3A残念でした」
と言ってしまった鬼のような私・・・。ひ~、ごめんなさい。
なのに、嫌な顔ひとつしないで、いたって普通に現役の頃のように
「3A、全然練習出来ていなくて。昨日の練習でようやく1度成功したので入れてみたんですけど、やっぱり駄目でしたね。
次はちゃんと跳べるようにしたいです」
って言ってくれました。
「じゃあ、次、期待していますね。でも元気そうでよかった!」
と言って終わりましたが、本当に元気そうで良かったです。

バイオリニストの古澤巌さんがスペシャルゲスト。
滑り弾きしてくれて、PIWメンバーがその音色にのせて滑ってくれるのが素晴らしいです。
そして初回のゲストで一番素敵だったのは個人的には町田くんの「白夜行」でした。
最後のスピンで失敗はあったけれど、本当に胸に迫る素敵なプログラムでした。
ちょっと泣けました。

そして佐々木くんは最初、着ぐるみで登場したので、
見に行った友達の間で
「今回はキャストが誰も着ぐるみじゃないのに、ゲストが着ぐるみだったわね~」
と言われていたのです。

さて、私は次は夏の東京公演です。










全九州に行ってきました④

2013-04-30 18:52:10 | Figure Skating
1ヶ月も経ってしまったというのに、まだ書き終わっていないわけですよ、全九州。

シニア女子は飯塚の武富千明ちゃん1名のみのエントリー。
千明ちゃんはいつもコツコツ頑張っている感じが好きですね~。
派手ではないけれど、一生懸命、出来ることを頑張っている気がします。
衣装もいつも素敵で大好きです。

シニア男子フリー。
前日の滑走順の抽選、ギャラリーはみんな郡山くんがラストの3番を引くことを願っていたのに、SPと同じ2番を引き、みんなにがっかりされていました(笑)。
1番滑走は則松くん。
新しいフリーは「Slow Dancing in the Big City」。
この曲を聴くと、無条件で中庭先生を思い出してしまいます。
そしてもう一人、直樹先生。
新しいプログラムだから力配分が難しいのだと思いますが、後半のジャンプが息切れ気味だったのがちょっと残念。
2Tでなくて3Tにして、そのあとの3Sが綺麗に入ると良かったですね~。
でも、とても丁寧に滑っていた印象です。
最近の福岡の男子は地元に残らず東京や大阪に進学してしまうのが寂しいので、(いや、私は東京在住なもので、東京で滑ってくれたほうが応援に行きやすいといえばそうなのですが)
やっぱり地元で頑張って続けてくれていると嬉しいんですよね。

リンクを降りる則松くんと、これから滑る郡山くんが握手を交わしたのを見て、もう胸アツ。
ここで既に泣きそうでした。
郡山くんの最後の試合での「リバーダンス」。
何回見たか覚えていませんが、本当に何回見ても素敵なプログラムです。
冒頭の3Loは無難に、そして2つめのジャンプで、なんと3Lzに挑戦してくれました。
試合の前に入院したりであまり練習も出来なかったし、フリーを滑りきる体力も心配と伺っていたため、まさかトライしてくれるとは思っていませんでした。
ん~、本当に智くん、男の子。
着地が2フットになってしまったけれど、回転も足りなかったけれど、挑戦してくれたことが本当に嬉しかったです。
ステップは気合が入っていて、リンクサイドに鈴なりに並んで応援している選手達もみんなヒューヒュー言って盛り上がっていました。
両隣の友人は、かなり泣いていましたが、私は泣くと視界が滲んでちゃんと見られなくなってしまうのが勿体無いので、泣かない!と決めて最後までしっかり見せてもらいました。
智くん、最後まで良い顔で、楽しそうに滑ってくれて有難うございました。

3番滑走は川原星くん。
フリーは「ラストサムライ」。
かなりお疲れの様子の漂っている星くんでした。
もっと良いときの星くんを沢山知っているだけに、中盤のコンビネーションジャンプが両方とも1Tしか付けられなかったのが残念でした。
でも帰国してすぐ、よく出てくれたなあ、と思います。
来シーズンは福岡でのグランプリファイナルだから、Jr.グランプリシリーズで良い成績を出せて、出場できたら最高ですね。
もちろん国内外にライバルも多いし、星くんなりに克服しなくてはならないことも沢山ありますが、地元でファイナルなんて滅多にない機会ですよね~。
とりあえずお疲れ様でした!

結果、郡山くん優勝、川原くん、則松くんという順位でした。

表彰式が行われ、福留さんから
「7月にファンタジーオンアイスが福岡で開催され、郡山くんも招待されています」
という発表がありました。
7月にまた福岡に来なくっちゃね!

さて、試合のあとはロビーで自然と郡山くんを送る会が始まりました。
みんな彼のことが大好きなので、記念撮影をさせてもらったり、プレゼントを渡したり。
私も普段はなかなか照れくさくて、ちゃんとしたプレゼントをしたことがなかったのですが、今回はプレゼントらしいプレゼントが出来たかな~・・・。
つい、「練習で使ってください」
と言って渡してしまったら、
「え!?練習ですか!???」
って突っ込まれてしまいました。
いや~、ほら、7月のファンタジーオンアイスまでは練習必要じゃないですか。

智くんの最後の試合を応援するために、金沢大学に行っている浅田弥子ちゃんも来ていました。
久し振りに元気な弥子ちゃんに会えて嬉しかったです。そしてお話させていただくのに緊張してちょっと挙動不審だったよ、私。
「この智くんの試合を見るために、明日まで金沢に帰るのを伸ばしたんです。幼馴染なんですよ」
とにっこり笑顔の可愛い弥子ちゃん。
なのに、智くんと二人で面白い写真撮ったりしていたなあ(笑)
野添くんや健太郎くんも智くんとおもしろ写真を撮って、
「この写真、オヌくんに送らなきゃ!」
とか言ってました。
小沼くん、モテモテだなあ。

そして何故か智くんからも「これ、僕からです」と言ってプレゼントを頂いてしまいました。
うわ~ん。
私なんて、いつもいつも智くんから嬉しい気持ちとか、ワクワクする気持ちとか、ドキドキする気持ちとか、表彰式のお花とか、色々と、本当に色々といただくばかりで、何もお返し出来ていないのに。
頂いたのはサイン入りのSPとフリーの演技中のお写真と、お利口そうなつぶらな瞳の犬のイラストがペイントされたアロマポットとルームフレグランスのセット。
もちろん大切に使わせていただいており、今、私の家の玄関に入ると、素敵なグレープフルーツの匂いがするんですよ♪
犬好きの私的には本当に嬉しい贈りものでした。
中庭先生にもお願いして、お二人のツーショットも撮らせていただきました。
私も真ん中に入れていただいて、両手に華!!!!で撮らせていただきました。でもこのときの私の顔が丸すぎて、まるで地蔵だったのであります・・・。

忙しそうでお疲れ気味の中庭先生でしたが、最後にちゃんとお話できて良かったです。
今回、何故ずっとTSとしてパネルに入っていたのか、というお話も伺いました。
夏にジャッジの昇級試験があって、それまでに自分がTSとして入れる試合がこの全九州しか無かったこと。
そして昇級すると、今度は別の地方のもっと大きな試合、例えばブロック大会などもジャッジできるようになるので、そのためにも経験を、ということだったようです。
東京ブロックで中庭先生に会えたりしたら、それはそれでファンとしては嬉しいですね~。
もちろん、ジャッジの資格をきちんと持っていることは、先生としても有利ですよね。
それだけが全てではないけれど、同じスピンでもステップでも、こうしたほうが点数が出るというのが判断出来ますし。
大変だと思うし、理解されないこともあるかもしれないけれど、頑張ってくださいね!
そして英語もマスターして、是非、いつか国際審判員(神崎くんが資格試験を受けるみたいって中庭先生が言っていました)を目指してくださいませ(笑)。

智くんを囲む会はいつまで経っても終わらなさそうで、最後まで残るのも・・・なので、ちょっとだけ先に友人達と失礼させていただきました。
初めて試合を見たのはいつだったかなあ。
印象としては真面目で一生懸命な感じで、あの頃はこんなに素敵な選手として、みんなの心に残るようになるなんて想像していませんでした。
ずっと応援させてもらえて、本当に幸せでした。
有難うございました。
これからはコーチとして、素敵な選手を育ててもらえたらなあ、と思います。
そうしたら福岡に観戦に行く楽しみが4倍くらいになりますね。
中庭先生に会うのも、郡山先生に会うのも嬉しいし、それぞれの生徒さんたちの成長っぷりを見るのも嬉しいので。

思い出すと泣けるほど、幸せで楽しい全九州の思い出になりました。

全九州に行ってきました③

2013-04-15 15:42:59 | Figure Skating
ジュニア男子フリー。
1番滑走の姫野くん、折角冒頭の3S(ステップアウトしたけど、多分回転も足りなかったけど)を降りたのに、そこに力を使ってしまったのか、
出来たばかりのプログラムだったのか、後がグダグダになってしまいました。
まだまだこれからの選手だと思うので、これからに期待しております。
2番滑走の槙原くんは「火の鳥」のフリー。
今まで見た槙原くんの中で一番良かったです♪
3Sの転倒が残念でした。
男の子は、2、3ヶ月見ない間に突然、劇的に伸びたりするのですが、槙原くんはだいぶ筋力もついてきた感じで、今がそのときなのかもしれないですね。
4番滑走の宮田大地くん。
見るたびに大地くんの身長が伸びていきますが(笑)、頭が小さいので、9頭身くらいありそう。
大地くんは2月の市民大会で3Lzを降りたと聞いていて、しかもそのときのテクニカルスペシャリストが中庭先生で、
「僕の目の前で跳んで、間違いなく3Lzで、自分がちゃんと認定したんだから間違いありません」
って伺っていたのですが、この日は転倒してしまって残念。
大地くんのルッツ、見たかったなあ。
でも昨年の10月頭のブロックのときに初めて3Fを試合で跳んで、自分でもびっくりしちゃった、とか言っていた大地くんですよ?
昨年までは2種類しか3回転ジャンプを持っていなかった大地くんですよ?
本当に日進月歩。何よりもスケーティングの1歩が長くなったし、スピードも速くなったし。
このフリーとはこれでお別れですかね。
来シーズンは3Loと、いよいよアクセルっていうことかな。
「ルッツは跳べるかな~?って思ったら、駄目でした。後半はちょっと疲れちゃって」
と言っていた大地くんでしたが、立派になりましたよ~!!
6番滑走は中野紘輔くん。
いつも言っているような気もするけれど、中野くんはハンサムですよね。
国体で拝見したときよりも、より男の子らしくしっかりとした感じになってきましたね。
「宇宙戦艦ヤマト」のプログラムもとっても好きです~!!
今シーズンは何度も中野くんのフリーが見られて幸せだったなあ。
最初の3Lz+2Tと3Fが入ったのが大きかったですね。
2本目の3Lzを転倒してしまったのが勿体なかったなあ。
少し前まで野添くんの影響が大きくて、滑り方とかスピンの仕方とかそっくりだったけれど、だいぶ中野くん独自のものが出てくるようになったと思います。
ようやく高校生ですものね。
まだまだこれから、今後に期待しております!!

ジュニア女子。
前日の転倒の影響で、石原知美ちゃんが棄権してしまったので、18人の参加になりました。
優勝は竹野比奈ちゃん。
曲はバッハの「トッカータとフーガ」。
パイプオルガンの重厚感のある曲ですが、比奈ちゃんの滑りはするする伸びて気持ちよい感じなので、次のフリーは
もう少しだけ軽めがいいなあ、と個人的に思います。
先生方がどうしてこの曲を比奈ちゃんに、と思ったのかを聞いてみたいな。
SPに続いて最初の3Fを転倒してしまったのが残念ですが、2位の西坂選手まで20点以上の差がつきました。
スケーティングそのものやトランジションが美しいことは、スケーターとしてものすごい強みですよね。
ジュニアの日本代表の壁はとても厚いけれど、比奈ちゃんにも今よりももう1段高いところを目指してもらえたら、と思います。
いや、目指すのは本当に大変だということはわかっているのですけれど・・・。
それにはジャンプなんですよね~・・・。今はノービスでも3Lzまで跳ぶ選手がたくさんいるので、そこが難しいところですね。
多少スケーティングやステップを犠牲にしてもジャンプが跳べればそれなりに点数が出るように出来ているからなあ。
西坂美柚選手はノービスAからジュニアに上がったばかりですが、キビキビしていてよく動く選手です。
ジャンプの跳び方に癖があるのが勿体ないな~、と、以前から思っております。
衣装もルックスも素敵な選手だし、ジャンプも跳べるので、ジュニアとしてこれからどういう選手になっていくのか楽しみです。
3位はフェンスター似奈選手。
SPはとても良かったのですが、フリーがちょっとミスが出てしまいました。
でも総合3位は立派。
大柄なのでジャンプなどが綺麗に決まればダイナミックで、とても映える選手ですよね。
フリーの「アリス・イン・ワンダーランド」がちょっぴり怖いダークな感じのフリーで面白かったです。
でも私は似奈ちゃんの以前のフリーの「アラジン」のプログラムがすごく好きだったな。


全九州に行ってきました②

2013-04-10 19:41:26 | Figure Skating
シニア男子SPのお話からでしたね。

1番滑走は川原星くん。
直前の週にルクセンブルクでの国際大会があったので、帰国直後の試合となり、本調子ではない感じでした。
SPは新プログラム。曲は「シェルブールの雨傘」です。
星くん、本当にスケーティングが上手になったなあ。
以前はジャンプは跳べたけれど、ステップやスケーティングがちょっと残念だったけれど、今はバランスがとれてきた感じです。
スケーティングが速くなった分、ジャンプのタイミングが難しかったりするのかな。
冒頭の3Aは転倒してしまいましたが、他は3Lz+3Tも3Loもきまり、メリハリもあって良いプログラムでした。

2番滑走は郡山くん。
昨年3月の熊本での全九州で、初めてこのSPの「ドンキホーテ」を見て、ものすご~くワクワクしたのを覚えています。
出来上がったばかりのプログラムだったので、多分こなせていないところも沢山あったと思うのですが、ノーブルな雰囲気ですごく新鮮でした。
あのとき、「どうしてSPがドンキになったか」などというお話をご本人とさせていただいたとき、もしかして最後の1年になるのかなって漠然と思ったんですよね。
その予感が当たってしまったわけですが(泣)。
現役最後の試合での最後の「ドンキホーテ」になりました。
2月後半から体調を崩して入院されたりしたそうで、今回もベストな体調ではなく、お母様も心配していらっしゃいましたが、
さすが智くん、男の子~!
冒頭の3Loはおっとっと、という感じでしたが、しっかり3T+3Tも入り、ステップシークエンスも優雅で、素敵なドンキホーテを滑りきってくれました。
ああ、もう2度と試合でこのプログラムを見ることは無いんだなあ、と思ったら、ちょっとホロリとしてしまいました。

昨年のこの大会では、もちろんまだ衣装は出来ておらず、9月のブロックでもボディだけで殆ど飾りがついておらず、なかなかSPの衣装を撮影させていただく機会がなかったので、最後にお願いしてみました。
それが下のSPの衣装でのお写真です。
近くで見せていただくと、袖の部分が実はボディとは異素材の品の良い透け感のレースだったりするのがわかって、そういうのも嬉しかったり・・・。
鈴木健太郎くんや野添くんとのショットとかも撮らせてもらっていると、中庭健介先生が通りかかられたので、
「是非郡山くんと二人のツーショットを~」、とお願いしたのですが、この日はテクニカルコントローラーのパネルに入りっぱなしだった先生。
だいぶお疲れのようで、見るからに消耗した感じ。
「あ~、明日で~・・・」
と仰いながら、立ち去られました。
お疲れ様でした。

3番滑走は則松くん。
3Sがすっぽ抜けて2Sになってしまったのが勿体ない!
それ以外は大きなミス無く滑りきりました。
今回はだいぶ体調が良さそうで良かったです。

さて試合後は、地元のスケート友達のOさんに案内してもらって、大名の「魚皿」というお店へ。
http://www.ozenya.com/uozara.html
お魚の美味しい福岡なので、「魚の食べられるところ」とリクエストして連れて行っていただいたのです。
とてもお洒落な居酒屋(っていう雰囲気ではないのね。カフェバー的な)で、
つきだしがゴボウのポタージュスープで、しかもシャンパングラスに入っていたり、予約したらサービスでデザートプレートがいただけたり、素敵なお店でした。
有名なのは魚の串だそうで、ちょっとづつ色々とみんなで食べましたが、美味しかったです~!!
半熟のうずらの玉子の串とかね、絶品でした(←魚じゃないけど!!)
Oさんは翌日、神戸にチャリティーのアイスショーを見に行くというのに、遅い時間にお付き合いいただき、本当に有難うございました。
おかげでいつも福岡の色々な美味しいお店に行かれます。
幸せです。
オススメのジェラート屋さんの場所とかも教えてもらっちゃったv

宿泊は中州だったので、大名から歩いて帰ったのが、せめてものダイエットなのでありました。


31日はノービスA女子の途中から観戦しました。
2年前の大会でノービスBで出場していた藤選手。キビキビしていてジャンプにも高さがあって、とても好きなのです。
3Fで失敗してしまったけれど、他は良い出来で2位に入りました。
1位は竹野仁奈選手。やっぱり3Fで失敗してしまったけれど、お姉さんと同様、スケーティングがとても良いですね~。
今回、何人が野辺山に行かれるのかわかりませんが、きっと上位の二人は行かれるだろうなあ。
好きな二人なので嬉しいなあ、と思うのでした。

すいません、まだ続きます。