水曜日は全国的に晴れの予報。
ならば白馬大雪渓へでも行くか、と言う事で安曇野のビジネスホテルを予約。 最近は前夜車中泊、翌日こたえるのでヤメてます。
火曜の昼前出発。 ETCの深夜割引が使えないので、中津川ICからR19を走り、塩尻からサラダ街道、グリーンロード、広域農道を通って安曇野着19時前。
コンビニで調達したディナーをホテルで済まし、目覚ましを3時半にセットし横になった。
が、何故か寝付けない。 心臓がバクバク、息苦しくフウフウ、ハアハア。 ナなんでェ?
最近、時々こう言う事がある。 栂池スキー場通いで、約500km運転して帰って来た時など。 高血圧だからかも。
結局ウツラウツラしただけで、3時頃には目が覚めてしまった。
全身だるく、相変わらず心臓バクバク、息がフウフウ、ハアハア。頭はボォ~ッと。
「ワタシ、朝フラフラで立たれヘン様になって、結局その日は小屋で頂上へ行くみんな、待っとってン、あんなン、初めてやわぁ」
昨年末、久しぶりに会った女性は、山で高血圧になって登れなくなったその日の不幸を、その様に話していた。
この山女さん、ワタクシより10歳上、しかし達者、当然口も達者だった。 山スキーはやらないが、60歳を過ぎた後もご両親を介護しながら登り続けていた。 一昨年お母さんを亡くされて「ワタシ、もうルンルンやねン、いつでも山行けるわァ」と言っていたのに、達者な口が少しおとなしくなっていた。 今は降圧剤を飲んでいるそうだ。
未練がましく、せめて猿倉まででも、と思ったが、行ったところでどうにもならない。 潔く諦めて帰りましょ。 彼女と同じ症状になったと思うが、山小屋までも行けなかった、ナサケナイ。
往路と全く同じルートを、消しゴムで消し去る様に辿って、無事帰宅、14時前。 往復900kmの愚行、徒労だった。
ちゃんと病院で看てもらうべき、とは思う。
しかし、医者というのは危険性を羅列するだけだし、この症状を治してくれるかどうか。
以前、鼻水が頻繁に出るようになって看てもらったら、「ただの鼻炎や、体質変わったンやろう、歳とると体質も変わるモンや、もう歳や言うコトや」 と言われただけだったし。
昨年4月、扇沢の駐車場で声をかけて来た男性。 多分還暦過ぎ(?)、前夜車中泊して、蓮華岳へ登り大沢を滑って来たとか。 ワタクシは針の木の状況を話した。 この関西人は、この後も車中泊して白馬方面へ行くらしい。
「へぇ、スゴイですね、ボクは今回針の木で終わり、帰りますわ」
「なんや、ボクより若いンちゃうのン」
元気なお年寄り、沢山います。元気過ぎて、悪天の午後になのに突撃して遭難するお年寄りも多い様ですが。
しかし、ワタクシはもうダメかも知れない。
今日もダルイし、心臓バクバクは治まったが、息は相変わらずフウフウ、ハアハアしている。 扶養義務ないし、いつあちらへ逝ってもいいンですけど、チョット早いか。