2022年5月8日母の日感謝礼拝メッセージ 要旨
■『わが子に、神の祝福を』
■聖書箇所:マタイ15:21~28
■中心聖句:マタイ15:25、28 しかし彼女は来て、イエスの前にひれ伏して言った。「主よ。私をお助けください。…。そのとき、イエスは彼女に答えられた。「女の方、あなたの信仰は立派です。あなたが願うとおりになるように。」彼女の娘は、すぐに癒やされた。
≪母の日について≫
・1907年5月、アメリカ・フィラデルフィアの教会で、アンナ・ジャービスという女性が「自分の亡き母を追悼したい」という想いから、教会の参列者にカーネーションを配りました。
・この話は、感動とともにアメリカ各地に広がり、1910年にウェストバージニア州知事が「5月第2日曜日を母の日とする」と宣言しました。
・さらに、1914年にはアメリカ議会によって5月の第2日曜日が正式に「母の日」と制定されました。
・日本で初めて母の日のイベントが行われたのは明治末期頃。1915年(大正4年)には、教会でお祝いの行事が催されるようになり、母の日は徐々に民間へと広まっていきました。
◇聖書箇所をお読みください。
・この記事から学ぶべきこと。まずは一般的な教訓から。
・娘のいやしを切に願ったカナン人の母親。ついには願いがかなえられ、娘は癒やされた!
1.子を思う母の思い(父も)はありがたいものです。母(父)親への感謝の気持ちを大切にしましょう。それは神様が喜んでくださることです。We are thankful to our parents.God will be pleased.
・子を思う親の気持ち-カナン人の女性を通して学ばされること
・娘の苦しみを自分の苦しみとしていた。
・カナン人とユダヤ人との敵対、真っただ中にもかかわらず。娘のため!
・ユダヤ教のラビに頼るということへの抵抗感、にもかかわらず。娘のため!
○子を思う親の気持ちの尊さよ!
○親への感謝の気持ちを大切にしましょう。
○親を大切にすること、神様は喜ばれること。
・旧約聖書の律法の中心は?
・イエス様が教えてくださった。神を愛し、隣人を愛すること。
・とともに、「十戒」と言っても良い。
・出エジプト20章。
①:3 わたし以外に、ほかの神があってはならない。
②:4 偶像を造ってはならない。
③:7 主の名をみだりに口にしてはならない。
④:8 安息日を覚えて、これを聖なるものとせよ。
(以上、神に関して 4箇条)
(以下、人間関係に関して)
⑤:12 あなたの父と母を敬え。
⑥:13殺してはならない。
⑦:14 姦淫してはならない。
⑧:15 盗んではならない。
⑨:16偽りの証言をしてはならない。
⑩:17 あなたの隣人のものを欲してはならない。
・神が望まれる人間関係の第一は、親を敬うということ!
2.イエス様は、カナン人の母親の信仰を称賛されました。その信仰に見習いましょう!Jesus said “You have great faith!”. We should learn from her.
○忍耐深い信仰。
○謙虚な信仰。
○メシア的な救いのあふれる豊かさへの信仰(榊原康夫 マタイ中巻p227)
具体的なあわられとしては・・・
○イエスのところへ出かけて行く信仰(15:22)
○叫ぶ信仰(15:22)
○イエスのみもとへ進み行く信仰(15:25)
○イエスを礼拝する信仰(15:25)
○知恵を生み出す信仰(15:27)
・信仰は一つ!イエス様への信仰!現れは多様であるが!
・こんな信仰、見習いたいですね!
・ところで、この信仰はどこから?
3.イエス様に向き合うことを通して信仰は生まれるのです!聖書の教えを通してイエス様に向き合いましょう!そして、与えられた信仰を用いて決断していきましょう!If you face Jesus, he will give you faith. Through the truth of the Bible, you can face Jesus. Let’s decide by given faith.
・この情勢、イエスについて聞いていたことだろう。
・信仰は聞くことから(ローマ10:17)
・聞いて、向き合う!
・:25 しかし彼女は来て、イエスの前にひれ伏して言った。
・カナン人の母親、イエス様の前まで来て、さらに信仰に満たされたのではないか。
・イエス様の前に出たら、こうしよう、こう言おうと決めていたとは考えられない。
・うわさを聞き、イエスのもとへ。イエスに求めた。イエスのもとへ。礼拝した。(そうすることが当然に思えたのだろう)すなわち心の変化。
・このお方は、何とかしてくださる!He is trustworthy! (Trust信頼する、worthy~する価値がある)
・イエスの拒絶。
・機転を利かせた応答。子犬でも!
・イエスの前にあって信仰と期待に満たされた!
・芽生えた信仰が知恵を生み出した。
・信仰は、「関係」。人格と人格の間に存在するもの。
・信仰は、「信念の強さ」とは違う。「意志の強さ」とも違う。
・イエスの前にいると、そのイエスにふさわしい「信仰」が芽生える。(★信仰の受動面)
・芽生えた信仰を用いる。決断する。心を決める。(★信仰の能動面)
・その信仰を、イエスは喜ばれる。そして、信仰に答えてみわざを現してくださる。
〈適用〉
○親御さんたちへ 子どもの信仰の祝福のため、日常生活の祝福のため、①イエス様に向き合いましょう。イエス様への信仰と期待をいただきましょう。②与えられた信仰を用いましょう!時に叫び、時に静まって!忍耐深く。へりくだって。恵み深い神様に期待して。 ③主にある親心を存分に発揮していきましょう!※調整しながら。
○子どもである人たちへ 親への感謝を大切にしましょう!
○信仰を持つことを考えている方へ イエス様に向き合ってください。聖書を通して。イエス様の十字架を思って。(罪の身代わりの十字架!)
○信仰を強く持ちたい方へ イエス様に向き合ってください。
■宣言:神様、母親のゆえに、あなたに感謝します。母親にも感謝していきます。イエス様を見上げ、信仰をいただき、そして、へりくだりつつ、忍耐と期待をもってあなたに祈り求めていきます。あなたの祝福を注いでください!
■主要観念:カナン人の母親に見習うべきである。①親としての熱心において。②イエスへの信仰において。その信仰は、イエスに向き合うときに芽生えることを心に留めて。