低山徘徊の記 プラス 日常ブログ

日常生活、九州のお山の散歩や芋焼酎・・・そんな自分の好きな事だけ書き散らす。どうでも良いよな、ブログですね。

藺牟田池周回・・・やめた。

2015-08-23 08:05:04 | 徘徊の記(その他の山)
8月11日
えびの高原2泊目の目覚め。5時15分、やっぱり寝過ごした。昨夜、眠りに落ちながら、夜明けの頃には鹿児島祁答院町の「藺牟田池」まで移動し、日が高くなる前に外輪山を一周してみよう、、と決めたのだけど。

本当ならば、、藺牟田池に到着している時間です。白々と明けてきた、誰も居ないえびの高原で缶コーヒーで一服。空は今日も快晴。外の空気が本当に心地よい。今日も、霧島徘徊かな、とも、考えたのだけど、意を決し、藺牟田池へ出発。窓全開で1号線を南下、風心地よし!、ん?iphoneの藺牟田池までのナビ設定を忘れてた!!大浪池の登山口駐車場に滑り込みナビ設定中??耳元に羽音が飛び交う?視線を上げれば、フロントガラス内側に飛び込んでる虫の一団!窓の外は、、ゲッ!蚊柱ならぬ、虫柱!?テン泊用の小型殺虫スプレーを探すが、ない!あっ!?トランク内のツールボックスに放り込んだ、、ドンドン飛び込んでくる虫、虫、虫、全窓を閉じ、、緊急発車。咄嗟にエアコンを暖房に切り替え熱風を車内にフルパワー放出。短パンの足元を何だか刺されてる気もするが1キロばかり移動。トランクからスプレーを取り出し、締め切った車内に猛烈噴射。しばし、社外で一服しながら待機。小さな虫が沢山ガラスの向こうのダッシュボードの上でヒクヒク。ウウッ!!こりゃ、まずいブユだわ!急いで調べると、たったあれだけに時間に、両足に5か所、喰われた?特に痛みも痒みも今のトコロは感じませんが、、キンカン塗っておきました。

霧島から降りてみると、、下界は濃霧?鹿児島空港付近までは視界悪し。途中、何度か道を間違えながら、8時前に藺牟田池に到着。思ったより広大な池です。徘徊スタイルに素早く着替え、車から降りると、、む~んとした湿度、、日当りのあるところは、、既にこの時間でアチぃ~。

昨日の大浪池周回と寸分違わぬ素材の徘徊スタイルですが、、立っているだけで汗ダクです。これで登って下って歩き回って約、、4時間、、徘徊完了は12時前ですね!?

ワザワザ熱中症に罹りに行くようなモノかな?夏の鹿児島低山徘徊では何度も大変な目に合ってるし、ついでに、何だかトレッキングパンツを纏った、足がむず痒く、よく見ると、少し腫れている?運転中に痒くなりだしたようで、無意識にポリポリやってたみたいです。それに気づくと一気に痒みがましたような気がして、キンカン爆塗り。で藺牟田池周回はヤメ!!

今度は寒い季節に来て歩いてみようと思います。藺牟田池に向かう途中に激しく反応した「日本一の巨樹 蒲生の大クス」に向かいます。日本一ですかぁ?6月には我が地元「川棚クスの森」でアングリ口を開けて眺めたキングギドラよりデカいのか?

蒲生八幡神社の境内奥。

おおっ!!デカい!幹がやたらに太く、、ドカンと聳え立つ。
なるほど、、環境庁の巨樹・巨木林調査で日本一の巨樹のお墨付きがあるんですね。

確かに立派な幹回り。太さ・高さは明らかに蒲生の大クスに軍配があがる。でも、、地元身びいきではないのだけど、全体的なスケールは川棚のクスの方が大きく感じる?

境内の片隅の木陰に腰を下ろし、、ボリボリと足をかきむしりながら、、30分以上蒲生の大クスを眺める。宮崎巨樹百選に興味をひかれたり、飽きもせず1時間近くも木を眺めたり、、案外自分はかなりの巨樹マニアなのかも知れない。と思ったり・・・

霧島 えびの高原2泊目

2015-08-21 22:22:39 | 徘徊の記(霧島山系)
8月10日
このまんま「甑岳」に向かい、池巡りコースから「白鳥山」へ、、いやいや、まだ歩いたことのない「えびの岳」周回か、、ついでに全部一気に歩いてしまおうか?どっちにしてもエアトレックを止めたキャンプ場に戻らなけらば、、既に手持ちの水分がないなぁ~。1000m越えの「えびの高原」と言えども真夏の直射日光は暑いわなぁ。陽ざらしの1号線沿いをテクテクとキャンプ場へ戻る。キャンプ場で頭から水を浴び管理棟の横の自販機でコーラをごくごく飲んでしまう、、松林で大休止すると、、軟弱にも歩く気持ちがブッ飛んだ!!

イヤァ~ほんとに軟弱です。1時間後に「えびの高原荘」の露天風呂で汗を流しスッキリ。すっきりすると朝の爆弾お握り1個が、物足りなく強烈に空腹。

麓の小林市まで走り、ガッツリと遅めの昼食を腹に詰め込む、が。16時近いのに下界は暑い!水、酒、肴、食糧を買い込み、、涼を求めて、再び「えびの高原」へ戻る。18時過ぎにはもう、だ~れも居ない駐車場で、、西日を浴びながら車中泊態勢に突入。

2013年5月頃に悩んだ車中泊対策の網戸 この様に解決しました。こんなものまで市販されているとは!!!風の通る車中で明日の行動予定を考えながら、ほろ酔い加減になっていると、19時半、3台開けて止まったキャンピングカーからご挨拶、、マナーのあるキャンパーで一安心しました!!20時半、、シュラフに包まり、、、二日目のえびの高原で、、沈。

霧島 大浪池周回1411m~韓国岳1700m

2015-08-10 22:01:21 | 徘徊の記(霧島山系)

また、寝坊してしまった・・3時起床なんて、とんでもない。爆睡から蘇れば既に5時半です。ご来光を見逃した!?まっ、気ままな独り歩きなんで世話ぁ~ない。夏の真っ盛りだと言うのに、えびの高原の松林の中は、ダウンシュラフに半分入っているくらいが心地よいので7時間以上の快眠。コーヒー一杯で目を覚まし、明日の行動を考えテントは撤収することに。7時半行動開始です。朝から太陽は元気よくギラり、韓国岳には雲がかかってます。日なたは暑いので森の中を歩くことにして韓国岳と大浪池の鞍部を目指します。あれ?登山道はどこからだったかな?とりあえず県道1号線を渡り森の中に。

いやはや、木漏れ日が美しい!非日常の森の中。空気もヒンヤリと心地よい。湿度はかなりありますがまだまだ不快ではありません。やっぱりいいよなぁ~霧島の森の中!森の中に何か廃屋のような建物を右手に見て、抉れた枯れ沢のようなモノを2つ超えると本当の水の流れにぶち当たる、、転げ落ちないように渡りきると、どうにか本当の登山道に合流したようです。

気温は20度前後でしょうか?でも湿度がかなり高く、空気の動きもないので30分も歩くと汗ダクダクです。(日常生活で体内に溜め込んだビールや焼酎の不純物が噴き出るようでこれはこれで気持ち良いのですが)やはり少し不快です。ところがです!?この木漏れ日に入った途端、一瞬ヒヤリ?!最初は何か霊的スポットに遭遇か?とビビりましたが、よく周りを見てみると、両サイドの笹がわずかに揺れてます。地形の変化が大きい訳でもないようですがお山の中にはこう言った風の流れ道があるのでしょう。そこにたまたま木漏れ日が、、「憩いの木漏れ日」と名付け、小休止。

この木道が見えればすでに韓国岳・大浪池の鞍部。まずは右手に10分登り上げ大浪池の火口淵西回りコースへ。

大浪池。8時50分到着。風も少しあり木陰は快適です。広々とした湖面を眺めながら遅めの朝食。昨日、麓のスーパーで見つけた爆弾お握り一個。結構なボリュームで満足。

フラットな周回路をダラダラ歩き9時30分ほぼ半分。韓国岳、、のぼろっかな?やめとこっかな?

東回りへ突入、、パノラマで大浪池全景を。

ここらで池を眺めながらコーヒーでも。路を外れ火口淵の静かな木陰へ、ほぼ周回完了ですね、、あれ?また、大浪池最高点を確認するのを忘れてました。

ここはアザミの絨毯で腰を落ち着ける場所がなかった。アザミの中にコナスビとホトトギスの花。立ったまま一服休憩。

10時50分韓国岳避難小屋前。火口淵東回り半周でどんだけぇ休憩してんだ?ここからが今日の一番辛い韓国岳への登り、、、しばらくは笹の中の歩幅の合わない木段を黙々と登る。 

山頂部はみえている、、後ろから軽やかにも不気味な足音が近づいてくる。負けたくねぇ~なぁ、、と思いながらも道を譲る。トレランスタイルの男性でした。

避難小屋からキッカリ1時間でヨタヨタと韓国岳山頂部。一周してきた大浪池が眼下に。雲がかかってきました。

韓国岳火口。バックの脊梁方向の山々の上にも入道雲が沸き立ちはじめ今日も暑い一日になりそうです。北峰まで行ってみようか?いやいや、また、アザミの絨毯に泣かされそうなので一般ルートで下山する事に。下りもこんなに浮石だらけの歩きにくい道ばかりだったかなぁ?

火山性地震の多発で昨年の10月24日から周辺立ち入りが規制され今年の5月1日に解除された硫黄山。7月26日に再び、火山性地震頻発のニュースを見少々焦りましたが、どうにか平穏を保ってくれているようですね。久しぶりにしてはごく普通のコースで霧島満喫ですが、さ~て、この後はどこを歩こうか、まだまだ、決めきれていないのですが、、、いや、考えてない!?

霧島 えびの高原

2015-08-09 21:28:36 | 徘徊の記(霧島山系)

事情により一週間前倒しになった今年の夏休み。3カ月ぶりの徘徊です。で、実に3年ぶりです。ぶりぶりが続きますが、霧島も気合を入れて走り出さないと訪れられない少し遠いお山になりました。2012年韓国岳北峰~本峰~大浪池半周、翌日に高千穂峰を歩いて以来の霧島です。えびの高原キャンプ場に到着したその瞬間に滝雨に遭い車中泊を余儀なくされた3年前でしたが、今年は8月9日キャンプ場の受付を終え、テントを広げた、その瞬間にボトリ、ボトボトと大粒雨滴。焦りましたね。初めての非自立式のゼフィロス1ライトテント、、ペグを両サイド2本だけ打ち込み、なんとか立ち上がった状態のフライ下に荷物を放りこみ一緒に避難。それから実に2時間。雷まで鳴りだした滝雨に、半立ちテントの中に濡れ鼠のままで横になり「またかよ~」と呟きながら、何時しかウトウト。夏の霧島の遅い午後は、まっ、当たり前の気象現象なのですが、、ようやく上がった夕立後、やっと今夜のお宿が完成です。

日が暮れちゃったので、途中で仕入れたコンビニ弁当をつつきながら、ここはやっぱり「白霧島」のロックをグビリ。よ~し、明日は3時起床の韓国岳山頂からご来光だな、、なんて考えながら至福の時間を過ごします。Tシャツ1枚では少し寒いくらいなのでシュラフにくるまり、21時過ぎにはそのまま沈没。

UCOキャンドルランタン転倒防止について考える・・・

2015-08-01 22:29:38 | 山道具
午前中、近所の公園へ。最近手に入れたテラノヴァが展開するテントブランド「WILD COUNTRY」のゼフィロス1ライトの試し張り。初めての非自立式テントなので本番でアタフタしたくない。と、思ったのだけど、午前中とは言え平地でこの天候でのテント設営はやはりやめて方がいい。日向のテント内は熱中症必須、、、大方問題なく設営しテントの構造も理解できた、、フライシートだけでも立てられるってトコロに惹かれたのだけど、、全身汗まみれ、いや、ズブズブで帰宅、、玄関開けたら3秒でシャワー!ホッと一息。で一つ気づいた問題点。ゼフィロスはインナーテントの中では吊るすと言う行為ができません、たぶん?(暑すぎてザット見です)。細引き張ってタオルやシャツを掛けるとか・・・つまり、、、

こんな吊るしが出来ない訳で、、キャンドル使いたい派としては、、溜息モノ・・・なんと言ってもキャンドルランタンの直径は約5cm。自立はしますが、、狭いテント内、、転倒はかなりの確率で、、いや100%かも。

でも、テントの中でキャンドルの明かりで呑みたい!!普段使わぬ頭を無理やり稼働させ、、動きの悪い左3本指も酷使し、、できたのが、これ。ザックに入れて登るのだからまずは軽量、嵩張らず・・・

プラ板3枚と輪ゴムが5本。ちょっと、、ピンクはイケてないのだけど、手元にあったのがこの色だけ、、熱した糸ノコをプラ板にあて溶かす、、クセぇ~。

で、組み立ての順序にまたまた、空っぽ脳みそであ~でもない、こうでもないと悪戦苦闘し完成。平らな板の上ではかなりの傾斜にも耐えてくれます。

組み立ても、順序だてて覚えてしまえば、、1、2分!?繁々と眺めれば改良点満載ですが・・試作初号機としては、かなり、満足。いや、、もう、このまま実戦投入、、2号機作成は多分もうない!!