7/16(日)
BMXフリースタイル世界選手権 佐賀の乱
今年もやってきました九州へ。すっかり見慣れた佐賀の街並み。
全国津々浦々各地へ足を運ぶのは、未だ見ぬ強烈なインパクトを持つライダーと出会うため。
そこに懸ける価値観。
時間やお金では変えられない、最前線に立つ現場での記憶や人々とのプライスレスな交流。
気になる今年の面々はというと・・
早速いました。いや、ずいぶん前からチェックはしていたのだが、この度久方ぶりの再会。
迷いのない特攻をかけては、情け容赦ない周りのライダーや設営機材への激突。
確かにごく稀にほんの僅かにある、ナノレベルのバランスのとり幅は垣間見える。
ただ、重心の軸が1mmでもずれたら瞬殺。
その1mmにぶち込む飽くなき探究心に、不屈の闘志。
個人的に敢闘賞を送りたい爆砕エリート、大阪のくーちゃん。
後ろの成一君の表情にも注目。
そして・・
ここにも来たもう1つの理由は他でもない。
元気ですか?
ずいぶん遅くなってしまいましたが、やっと来ることができました。
きっと今でもクールなライディングをキメていることでしょう。
今ここで見ることはできません。
君の分まで・・なんて簡単には言えず大会でもいつも弱い自分ですが、
自分が生きられる幸せを噛み締め、それを肝に命じて予選に挑んだら、本番で気持ちよく乗ることができました。
坂田君が可愛がっていた後輩達も、今こうして果敢に乗り続けています。
それぞれ、居る場所が違うだけ。
一生ライダー。一生仲間。
トリックも、なかなか証明できないのなら、証明できるまでやる。それだけ。
いつかのスーパートリック。
お邪魔したのはほんのひと時でしたが、お先に失礼させていただきました。
考える時間を、ありがとうございました。