国民性。
日本人が実直で勤勉なのは世界的にも有名だが、それはライディングのシーンにおいても身をもって感じたことがある。
ライダーのみなさんも一度はこんな体験があるだろう。
年々大会のライディングコートは狭くなる一方だが、それに反比例するかの如く増加の一途を辿るエントリー数。時にそれぞれの熱い闘志故、ライダー同士が見事にバッティングしてしまうことも暫し。そんな時、喧嘩両成敗とはいささか語弊があるかもしれないが、普通はお互い様といったモラルの範疇で一言「ごめんね」と会釈をし、手をあげ解決できるものである。
どちらかのマシンがクラッシュしてしまった場合多少厄介だが、それも全員覚悟の上での事象と、少なからず憎悪の念を抱いたりはしない。
しかし、残念なことにその暗黙の了解は万国共通ではなかったようだ。
かつてコンスタントにヨーロッパの世界戦にエントリーしていた頃の話だ。日本を発ち、地球の真裏で各国の強豪達と自己ベスト達成に向けいきり立ってライディング中、とあるライダーと見事に激突しスポークが数本折れた。
だが、そんな状況下でこの期に及びどちらが悪いもない。wheelの振れがは多少痛手だったが、まず相手の顔を見て「Sorry」と告げるも、そのライダーはあたかも、
「何なんだよお前」
とでも言わんばかりの憮然たる表情&オーラで、目も合わさず不服そうにその場をスルーなさったのだ。
信じられないというか、悲しかった。当時は(から?)まだまだ自分も子供で、突き付けられた現実にたちまち熱くなってしまったが、ある意味、「俺はあいつより絶対にうまくなってやる」といった闘志に火がついたということで、結果オーライと無理やり自分自身に納得させた。
時の流れは様々な出来事をもきれいに洗い流してくれるが、自分も人間だ。怒りは冷め、許すことはできるが忘れることはない。
別の大会でその時の相手とまた別のライダーも、同じシチュエーションで同じ行動をとっていたのを横目に見ていた。切ないが、これが戦場のリアルなのだろう。
昔X-gameで、ぎりぎり予選を通過できなかったライダーが見苦しくも本部でジャッジに対しごねまくり、ごり押しで決勝に出場したこともあったが、勝つためには手段は選ばない、どんな手を使ってでも勝つことの意味、それで得る称号の価値を非常に考えさせられた。
日本人のプライドはそういった場で最も美しく見え、自分が日本人であることを誇りに思った。

日本人が実直で勤勉なのは世界的にも有名だが、それはライディングのシーンにおいても身をもって感じたことがある。
ライダーのみなさんも一度はこんな体験があるだろう。
年々大会のライディングコートは狭くなる一方だが、それに反比例するかの如く増加の一途を辿るエントリー数。時にそれぞれの熱い闘志故、ライダー同士が見事にバッティングしてしまうことも暫し。そんな時、喧嘩両成敗とはいささか語弊があるかもしれないが、普通はお互い様といったモラルの範疇で一言「ごめんね」と会釈をし、手をあげ解決できるものである。
どちらかのマシンがクラッシュしてしまった場合多少厄介だが、それも全員覚悟の上での事象と、少なからず憎悪の念を抱いたりはしない。
しかし、残念なことにその暗黙の了解は万国共通ではなかったようだ。
かつてコンスタントにヨーロッパの世界戦にエントリーしていた頃の話だ。日本を発ち、地球の真裏で各国の強豪達と自己ベスト達成に向けいきり立ってライディング中、とあるライダーと見事に激突しスポークが数本折れた。
だが、そんな状況下でこの期に及びどちらが悪いもない。wheelの振れがは多少痛手だったが、まず相手の顔を見て「Sorry」と告げるも、そのライダーはあたかも、
「何なんだよお前」
とでも言わんばかりの憮然たる表情&オーラで、目も合わさず不服そうにその場をスルーなさったのだ。
信じられないというか、悲しかった。当時は(から?)まだまだ自分も子供で、突き付けられた現実にたちまち熱くなってしまったが、ある意味、「俺はあいつより絶対にうまくなってやる」といった闘志に火がついたということで、結果オーライと無理やり自分自身に納得させた。
時の流れは様々な出来事をもきれいに洗い流してくれるが、自分も人間だ。怒りは冷め、許すことはできるが忘れることはない。
別の大会でその時の相手とまた別のライダーも、同じシチュエーションで同じ行動をとっていたのを横目に見ていた。切ないが、これが戦場のリアルなのだろう。
昔X-gameで、ぎりぎり予選を通過できなかったライダーが見苦しくも本部でジャッジに対しごねまくり、ごり押しで決勝に出場したこともあったが、勝つためには手段は選ばない、どんな手を使ってでも勝つことの意味、それで得る称号の価値を非常に考えさせられた。
日本人のプライドはそういった場で最も美しく見え、自分が日本人であることを誇りに思った。

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