20INCHERS

RIDING LIFE

暗中模索

2007-10-30 22:07:06 | Weblog
今朝は2ついい動きを掴んだ。


メークまでは到底まだまだ長い道のりなんだろうけど、1日でも早く現実のものにしたいからがんばろう。

そういうわけで今日はそれを思い出すたびに仕事にも気合いが入った。





労働意欲をも支配する恐るべしライディングのパワー。
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美学とビジネスと

2007-10-29 22:27:19 | Weblog
刻々と秋も深まり、日毎に指先の乾燥も進行。
天然乾燥肌の自分にとっては試練の時期が到来。

真冬に1日でも手肌のケアを怠った暁には、即座に皹割れて怪我もしていないのにあちこちから血が出てくる。


またブレーキのフィーリングも大きく変わる。
冬場は制動距離が長くなり、ローリング系の微妙な速度調整がしやすくなる。
最近その感覚を掴む季節になり調子がよくなったと思いきや、先日の台風により雨上がりにライディングができても、湿度の高さが故にブレーキの利き具合が非常にシビアでコントロールに苦戦した今朝。


★★★★★★★★★★★


昨日の日曜日は。

水戸の京成百貨店にて男気バイクスによるライディングショー。
1日一時間おきに5回というなかなかのハードスケジュール。

前半はまずまずの空気で昼前だったせいか、集客もまばら。
午後になり、次第に会場のテンションも上がってきた頃。

来ました本日の最大瞬間風速。

cowboy3回転をショー本番でメーク。
これには自分でも思わず笑いが。
先週浅草で決めたかったのが皮肉にも一週間遅れで御披露目。

ショーの合間に単品で練習していたのが巧を奏したか。
しかしあれはGターンから入って初めて活きるもの。
もっと練習して確実な鉄板技にしよう。



今週末の走行距離=軽く300キロ超。
そろそろ営業車の代名詞「緑ナンバー」に変えようか。

今週土曜日は東大和市役所で右峰くんとショー、日曜日は麻布のセレブな高級クラブにてショーに出演予定。

ここにきてイベント出演の仕事が目白押し。
合間を縫ってニュートリックをどこまで進化させられるか。


気合いだ真一郎。
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Do you remember me?

2007-10-24 22:18:42 | Weblog
椅子に座ると無条件で即座に眠れる今日この頃、疲労を癒やすために今のフリーな時間を休養に充てている。

ライダーは休養することも活動のひとつ。

リフレッシュしてまた明朝いいライディングができるように。




そこで、今夜は先日浅草で驚いた出来事を書こう。

大会は、闘いに行く場であるのと同時にめったに会えない人に会える場所でもある。
久しぶりの再会で、容姿や雰囲気、イメージがかなり変わったりしていることもありついつい戸惑ってしまったり。

そして!
数ある再会のドラマの中でも、その最たる驚きの出来事が。

待機中に女性から声をかけられた。
正直、誰だか把握できず、これは失礼だと思いつつも当たり障りない挨拶を交わす。
戸惑う自分を見て失笑する女性。
見かねたのか、意を決したようにようやく名乗りを上げた。




絶句。




なんと関西出身の男勝りのぶっ飛んだ現役女性ライダーではないか。
想像を絶する変貌ぶりに、開いた口が塞がらない。

人間ここまで変身できるものか。
まるで別人。
あたかもどこか病んでいるのではないかと心配になる始末。
そのくらい輝いていた。


男は厳つく、女は美しく、スキルのみではなく容姿淡麗であることもライダーには重要なことだと改めて感じた。


そんなドラマがあった浅草でした。
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2分にすべてを賭けて

2007-10-22 20:06:04 | Weblog
いつもなら普通に決まるのに。


大会でそういう思いをするライダーはどれだけいるだろう。
客観的に見ていても毎回切実に感じる。


「たまたま本番で決まらなかっただけ。自分には君のかっこよさはすごく伝わる。」


今回も自分が心の中でそう叫んだライダーが何人かいた。
ライディングを見れば、普段から細かいところまでこだわって練習しているライダーは、他にはない何か輝くものを持っている。


結果、成績などというものには全く眼中なく、自分が見せると決めたものを出し切るのを目標とした今回、自分はまったく崩れるイメージがなかった。
ここ最近の練習でも、当日会場での公式練習でも然り。
いいイメージで気持ちが満たされてくる。


そしていざ本番に臨む。




見ての通りのざま。




言葉が出ない。
自分の存在すら感じなくなってしまうほど、意気消沈。

そこをだめ押しするかのように浴びるお決まりの社交事例。

「かっこよかったです!」

本番の何をどう見てそう言ってるのか問いたい。だめだった時は、はっきり言ってほしい。


メーク率にとらわれてプライドを棄てトリックにおける妥協を図る。
崩れるのを恐れて同じトリックで時間潰しにあてる。


勝つための作戦と言えばそこまで。
それも事実。


しかし困ったことに今の自分にとって、そこに喜びは存在しない。
究極の進化、リアルにライディングを求めることが真のフリースタイルの魅力と信じる。


どんなに悔しい思いをしても、大会に出るのが好きなのは、そういった薄れつつある魅力を啓発したい気持ちから。
単純に自分のライディングを見せるのが好きだから。





最後まで自分のライディングを見てくれた方々、本当にありがとうございました。
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失笑

2007-10-18 22:32:24 | Weblog
諸事情によりライディング用(しかない)の靴を、大会前という正に今この時失った。


代替え品は無償で手に入ったのだが、果たしてライディングにすぐに対応できるかが問題。

大会まで残された時間は2日。
実質ライディングできる時間は2時間40分。
どうする真一郎。



さすがオーキッド。



新品でこれだけ自然なフィーリングを感じるものは他にないだろう。


まず問題なし。





集中。
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単発の意地

2007-10-14 22:21:36 | Weblog
土日は。

自分の存在を形成してきた場所、航空公園でのライディング。
ローカル意識なんてものはとっくの昔に捨てたのは事実だが、ホームグラウンドであることに変わりはない。


実はホームグラウンドでのライディングは数ヶ月ぶり。
勝手知り尽くした路面、変わらない路面。
本来のスキルを十二分に発揮できる場所。


右峰くんと。


来ましたサプライズ。


これまた会うのは数年ぶりの、以前川越でよく一緒に乗っていたたかあき。

たかあきは当時から並み外れたスキルと想像力で、昨今のライディング事情における常識をことごとく覆してきたライダー。
事実、著名なプロライダーに対しても多大な影響力を与えた、言わばディープアンダーグラウンダー。

久しぶりに会ったたかあきのチャリは、TAOをベースにグラム単位でこだわった最軽量パーツのチョイス。
その上フラットをやりたいという意志がありながらノーペグノーブレーキスタイル。

待ってましたこういう熱いライダー。
ライディング如何よりそのスタンスがクールなのだ。
自分もだいぶペグを使わない技が増えてきたが、さすがに外すとこまでは行かない。

右峰くんもたかあきもライディング以前に、純粋にチャリに「乗る」ことそのものの楽しさを心得ている。
2人と自分は、今求めているものに共通点がいくつもあり、一緒に練習しているうちにどんどんテンションが上がってきた。

珍しく大会前に登り調子。



この感覚。
いつ以来だろう。

持ち技をランダムにひたすら反復練習できる。
現時点でのすべての持ち技からストレスが完全に消えた。





あとは自分のスキルを信じるのみ。
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奇才×鬼才

2007-10-10 22:02:18 | Weblog
昼休みにふとKOGのエントリーリストを見てみた。



するとエキスパートにすごい名前がいくつも並んでいるではないか。


まだまだいますクールなライダー。

普段噂は聞かなくても、めったにコンテストに姿を現さなくても、超人並みの才能を秘めたライダー、類い希なアーティスティックなライダーがここ日本には実在する。




リスペクトするライダーは日本にも何人かいる。

あるライダーは、数年前地方の草大会にエントリーした時に自分に強烈な才能を提示してきた。
フラット、ストリートともに難なくこなすオールラウンダー。
それプラス戦慄の超高速ルーティーンをいとも簡単にこなす身体的能力の高さ。

人間の体がこれだけ速い動作ができるものとは想像すらしていなかった。
根本的に体の造り、スピード感覚が凡人とはかけ離れている。


ライディングを呆気にとられ見入っていると、電光石火のスピードが故に技の繋ぎで離陸していることが多々見られ、しかもその多くのライダーの憧れのシンボルでもある「跳ぶ」動作があまりにも自然すぎていた。

技で失敗してもチャリが浮いてしまうため、かえってチャリが傷まないとか。

とある情報筋によると、歩道と車道の境目にある縁石でバックフリップをメークして静かに走り去って行ったという武勇伝も。




正に天才。




そのライダーの名前をリストの中から発見したのだ。
一時期は最前線でコンスタントに大会で見かけていたが、ある時を境にめっきり姿を現さなくなった。

それが勇者の凱旋の如く再び今回東京に上陸する。




今から彼のライディングを見るのが楽しみで仕方がない。
また、そんな才能に溢れたライダーが多数存在するフラットランド大国、ここ日本にいることを誇りに思う。
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雨音はstress の調べ

2007-10-08 20:49:00 | Weblog
朝から雨。


休日に朝雨音が聞こえた瞬間起きる気なくすのはライダーの性。


2度寝3度寝と繰り返し、夕方頃ようやく路面が乾いたとの一報が。


なんとか僅かな時間ながらライディングできた。
しかしここ最近めっきりあるニュートリックのこつが見えなくなってしまっている。

とりあえず再びポイントのみ見つけ出したが、時すでに日の入り。



不完全燃焼。



理想にたどり着くまでにはこんな時間は数え切れないほどあるだろう。


明日もこの続きを練習だ。
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陰謀か

2007-10-06 12:47:34 | Weblog
初期の南海のハブはシェルとフランジが一体成形だったのに対し、第2型にモデルチェンジしてからシェルにフランジを圧入した構造になった。

何故構造を変えたのかは詳しくわからないが、強度があるはずの一体成形からわざわざ圧入するアイデアにするのには、何らかの意図がない限り有り得ない気がする。



そんなこと微塵すら考えていなかった10年程前のある日のライディング中。

都内は光が丘公園に於いて。


ウィップラッシュ系のルーティーンで崩れて前に転倒。フロントのローリング系の練習では避けられないところだ。

チャリを起こして乗ってみたところ、いまいちリヤブレーキのタッチに違和感が。
今の転倒によりホイールのセンターがずれたのだろうと思い、直そうとしたが不思議なことにセンターは全く動いていない。

しからば原因は他か。

おもむろに各所をチェックしてみると、そこには驚愕の事態が。

自分は目を疑った。



なんと、あろうことかフランジがシェルの中央寄りに約10mmくらい水平移動してるではないか。



こんなことが起こるなんて予想だにしていなかった。

第2型にモデルチェンジした洗礼か。

それからまもなくフランジが両面全溶接により強化された第3型が発売。
結果的に自腹を切ったいいモニターとなってしまったのは言うまでもない。

いかにも自分らしい結末に思わず目頭が熱くなったのを覚えている。





恐るべし南海鐵工(株)
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通達アリ。

2007-10-04 21:37:29 | Weblog
実家より。


いい加減がらくたを片づけろと。


忘れているわけではなかったのだが、とぼけて放置する場所に一番適していたのだ。

片づけられない理由はもうひとつ。

使う使わない以前に、ひとつひとつに強烈に思い入れがあるから。



そう、実家で言う「がらくた」とは何を隠そうパーツの山。宝の山。


使用済みのものから未使用のものまで、掘り出したら出てくる出てくる。

長い間使い込んで使い潰したもの、大会の賞品でもらったけど使ってないもの、または買って装着しようという時に未使用でねじ山をなめたステムのシャフト、装着するとき締めすぎて本体ごと見事に砕け散ったシートクランプなどなど。

大馬鹿野郎の歴史が伺える。

機能的にはおしゃかでも、見るとその時々の時代の背景が鮮明にフラッシュバックするため、忍びなくて処分に踏み切れないのだ。


言わば思い出の写真と同じ感覚。


やむを得ず断腸の思いで壊れたパーツを処分した。
それだけでも、ついつい見入ってしまい全然片づけが捗らない。
昔の南海の第2型のハブで、シェルとフランジが見事に分裂してしまったのなんかも出てきて、両面全溶接の必要性を改めて再確認したり。

フランジぶっ飛び事件の詳細は後程。




この自分の物持ちが良すぎる性格に、自分自身が少々辟易気味な今日この頃。
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