今回は武器の組み立ての後編、シールドとガーベラストレートです。
シールドを構成するパーツ群です。
シールド内部にグリップのスライド用パーツや保護シャッターなど、各パーツを配置していきます。
PGストライクガンダムと同様のシールドですが、色が変わると印象もかなり違いますねぇ。
シールドの裏側に付くグリップや取り付け基部のパーツ群です。
グリップは開閉&スライド、取り付け基部は展開&回転します。
シールド上部の覗き窓はシャッターが開閉式です。
次はガーベラストレートです。
写真左:前にも書きましたが、ガーベラストレートのパーツの刃先は非常に鋭く、怪我や破損を防止するために、ランナーには保護テープが貼り付けられています。
この保護テープの粘着力は意外と強いため、ランナーからパーツを切り離す前にテープを剥がすと、パーツとゲートの接点に負荷が掛かってしまう恐れがあります。筆者は先に保護テープをナイフで切断してからランナーをニッパーで切り取り、テープを慎重に剥がした後にランナーのゲート部分を切り落としました。
写真右:キットの対象年齢が高めに設定されているため、鋭い刃先が実現できたようです。写真の下側に写っているのは1/100キットのガーベラストレートです。対象年齢が低めに設定されているキットは、玩具安全基準などにに適合するため、パーツの先端を尖らせるわけにはいかないそうです。
1/60スケールPGキットと1/100スケールキットの刀身の比較。PGは刀身の反りが少なくなっているように見えます。
刀身のパーツはプラスチックにメッキを施したとは思えないほどの見事な金属感です。刃の部分には波状の刃紋(刃文?)が再現されています。どのようにして再現したかは定かではありませんが、プラスチックの表面のつやを変え(刃紋の部分をザラザラのつや消しにする)、その上からメッキ加工を施しているのではないかと想像しています。
筆者は昔、仕事で金属加工の仕上げ処理をしていたことがあります。後でメッキ加工をする製品には、メッキの仕上がりを良くするため表面を念入りに磨いていましたので…。
1/100キットでも再現されていましたが、茎(なかご)の部分には「菊一文字」の刻印が入っています。
柄の部分などを構成するパーツ群です。右上の透明な管は、刃先の保護用のビニールチューブです。写真の下の方、赤い楕円で囲っているものはランナーの切れ端ではなくパーツです(笑)。
柄の頭の部分や鍔(つば)には細かい彫刻が施され、金色のメッキでコーティングされています。メッキはつや有りで黄色みの強い、派手な金色です。
柄に刀身の茎を差し込み、小さいピン(目釘:めくぎ)で固定します。
鞘(さや)を構成するパーツ群です。足の裏に使用したゴム製シールがここで再登場します。
ゴムシールは鞘のパーツの内側に貼ります。このゴムのおかげで鞘から刀身を抜き差しする時に適度な保持力が掛かります。程よい手応えで、高級感がありますよ♪ しかも、鞘へ抜き差しする際にメッキが磨耗してしまうのを防ぐ役割もあるのではないかと思います。
完成したガーベラストレート。サイズといい質感といい、とても迫力があります!
刀身を鞘におさめた状態です。
写真左:ガーベラストレートの全長は、ガンダム本体の身長よりも長いです。
写真右:鞘から抜いて飾る場合には怪我を防止するため、刃先に保護チューブを取り付けましょう。ついつい近くで見てしまうので、刃先で目を突きそうになるんですよ(汗)。
今回のPG化にあたって、ガーベラストレートは「日本刀」から「太刀」に変更されました。理由は定かではありませんが、ガンダムアストレイ本体が従来のデザインから数段パワーアップしたようなデザインになっているため、それに合わせてガーベラストレートも長大なものに変更する必要があったのではないかと思います。
また、日本刀が刃の部分を上に向けて腰に差すのに対し、太刀は刃を下に向けて腰に提げるようになっています。太刀に変更されたガーベラストレートは、腰に取り付けた時に下向きの円弧を描くようになっていて格好良いんですよ♪
次回はいよいよPGアストレイ サンプルレポート・最終回の予定です。
シールドを構成するパーツ群です。
シールド内部にグリップのスライド用パーツや保護シャッターなど、各パーツを配置していきます。
PGストライクガンダムと同様のシールドですが、色が変わると印象もかなり違いますねぇ。
シールドの裏側に付くグリップや取り付け基部のパーツ群です。
グリップは開閉&スライド、取り付け基部は展開&回転します。
シールド上部の覗き窓はシャッターが開閉式です。
次はガーベラストレートです。
写真左:前にも書きましたが、ガーベラストレートのパーツの刃先は非常に鋭く、怪我や破損を防止するために、ランナーには保護テープが貼り付けられています。
この保護テープの粘着力は意外と強いため、ランナーからパーツを切り離す前にテープを剥がすと、パーツとゲートの接点に負荷が掛かってしまう恐れがあります。筆者は先に保護テープをナイフで切断してからランナーをニッパーで切り取り、テープを慎重に剥がした後にランナーのゲート部分を切り落としました。
写真右:キットの対象年齢が高めに設定されているため、鋭い刃先が実現できたようです。写真の下側に写っているのは1/100キットのガーベラストレートです。対象年齢が低めに設定されているキットは、玩具安全基準などにに適合するため、パーツの先端を尖らせるわけにはいかないそうです。
1/60スケールPGキットと1/100スケールキットの刀身の比較。PGは刀身の反りが少なくなっているように見えます。
刀身のパーツはプラスチックにメッキを施したとは思えないほどの見事な金属感です。刃の部分には波状の刃紋(刃文?)が再現されています。どのようにして再現したかは定かではありませんが、プラスチックの表面のつやを変え(刃紋の部分をザラザラのつや消しにする)、その上からメッキ加工を施しているのではないかと想像しています。
筆者は昔、仕事で金属加工の仕上げ処理をしていたことがあります。後でメッキ加工をする製品には、メッキの仕上がりを良くするため表面を念入りに磨いていましたので…。
1/100キットでも再現されていましたが、茎(なかご)の部分には「菊一文字」の刻印が入っています。
柄の部分などを構成するパーツ群です。右上の透明な管は、刃先の保護用のビニールチューブです。写真の下の方、赤い楕円で囲っているものはランナーの切れ端ではなくパーツです(笑)。
柄の頭の部分や鍔(つば)には細かい彫刻が施され、金色のメッキでコーティングされています。メッキはつや有りで黄色みの強い、派手な金色です。
柄に刀身の茎を差し込み、小さいピン(目釘:めくぎ)で固定します。
鞘(さや)を構成するパーツ群です。足の裏に使用したゴム製シールがここで再登場します。
ゴムシールは鞘のパーツの内側に貼ります。このゴムのおかげで鞘から刀身を抜き差しする時に適度な保持力が掛かります。程よい手応えで、高級感がありますよ♪ しかも、鞘へ抜き差しする際にメッキが磨耗してしまうのを防ぐ役割もあるのではないかと思います。
完成したガーベラストレート。サイズといい質感といい、とても迫力があります!
刀身を鞘におさめた状態です。
写真左:ガーベラストレートの全長は、ガンダム本体の身長よりも長いです。
写真右:鞘から抜いて飾る場合には怪我を防止するため、刃先に保護チューブを取り付けましょう。ついつい近くで見てしまうので、刃先で目を突きそうになるんですよ(汗)。
今回のPG化にあたって、ガーベラストレートは「日本刀」から「太刀」に変更されました。理由は定かではありませんが、ガンダムアストレイ本体が従来のデザインから数段パワーアップしたようなデザインになっているため、それに合わせてガーベラストレートも長大なものに変更する必要があったのではないかと思います。
また、日本刀が刃の部分を上に向けて腰に差すのに対し、太刀は刃を下に向けて腰に提げるようになっています。太刀に変更されたガーベラストレートは、腰に取り付けた時に下向きの円弧を描くようになっていて格好良いんですよ♪
次回はいよいよPGアストレイ サンプルレポート・最終回の予定です。
これが世界のバンダイの技術か…!!
構造が本物の太刀っぽいんですねー
…金さえあれば(略
タイガーピアスと並べたくなりますね。
早期得点は惜しいですが、逆に一刀流のほうが菊一文字が映えるやもしれぬ。
ぁ、定額給付金はこのためにあるのでしょうか。