特定非営利活動法人 動物愛護団体ワンハート大阪

動物のために個人で活動している仲間で結成された団体。
保護した犬猫の里親募集を中心に日々の活動など記載していきます。

譲渡条件 & お願い

2012-12-30 11:12:39 | 日記

2022年2月更新

「子猫の現実」    

環境省指導により「殺処分ゼロ」の実現に向け、行政からの指導、助成などが全国的に拡がり、

数年前に比べ、TNR(捕獲、手術、元いた場所にリターン、その後の健康管理や餌やり継続での見守り)活動が周知されるようになりました。

大きな団体さま、大きな基金さま協働での野良猫さんたちTNR「一斉プロジェクト」なども定期的に実施されるようになりました。

近年、野良猫専門の動物病院さまも増え、さらに野良猫さんや迷子猫さんの捕獲を専門とされる機関もできました。

ある意味、今までずっと手術費やフード代などすべて自己負担で、しかもご近所から隠れるように活動していた個人活動家の方々始め、

今までは、ただ排除!と主張されていた方々が、近所に生息する野良猫さんたちのために「TNR活動」をより実施しやすくなりました。

それらの地道な活動の継続により、地域で見守られる「耳先カット」猫ちゃんたちが増え、公園等でもよく見かけるようになりました。

地域によっては、「ルールを守った野良猫さんたちへの餌やり」が条例で認められるようになり、

それを受け、地域ぐるみで「地域猫活動」「TNR活動」を積極的に実施される自治体も増えました。

今まで誰からも手を差し伸べられることなく、棄てられ放題、生まれ放題、死に放題、と放置、社会から見放されていた野良猫さんたちに、

ただそこに生きているだけで邪魔者扱いされていた野良猫さんたちに、

より多くの暖かい見守りや眼差しが注がれるようになりました。

「耳先カット」のない猫ちゃん、新しく棄てられた猫ちゃんたちを早期発見、早期避妊去勢手術の実施が進められ、

月齢の小さな猫ちゃんの無残な死や殺処分が減ってきているのも事実です。

SNSの拡散により、殺処分保護施設に持ち込むのではなく、保護主さま自身がその小さな「命」を繋ぐ、繋いでいこうとご尽力頂くことも多くなりました。

「殺処分ゼロ」を目指して、官民一体となっての活動のお陰で、近年、ワンちゃんの殺処分は激減、猫ちゃん殺処分数も確実に減少傾向にあります。

 

現在、日本の少子化に並行して、ペット飼育人口は年々増え、今では子供の人口よりペット飼育人口が高いと言われています。

2017年ごろより、テレビタレントの飼育などから猫ちゃんブームに火がつき、ずっとトップだった犬飼育人口を初めて上回りました。

毎日のお散歩が必要ない、お庭など生活スペースが狭くても過ごせる、

完全室内飼育のためペット不可物件であっても内緒で飼育することができる、

ワクチン接種やフード代など犬に比べかなり安価で飼育できる、数日のお留守番でも可能、などがあるようです。

2020年のコロナ渦を受け、

実家に帰ったりお友だちと楽しい食事や旅行に行けない、ステイホームを余儀なくされる、などの閉そく感から

その寂しさを埋めるため、癒しを求めて、猫ちゃん飼育人口に益々拍車がかかり、ペット産業は類を見ないほどの高売り上げとなっています。

一方で、多頭崩壊現場や繁殖業者の廃業や崩壊も今まで以上に多発しました。

コロナ渦の影響から、突然の減給や解雇などが増え、飼い主による飼育放棄始め、猫ちゃんの遺棄がかなり増えました。

ローンを組んでの高額ブランド猫ちゃん購入、

相変わらず、ただ可愛い!だけで安易にペットショップで購入したり、避妊去勢手術せず公園等に棄てたり、が依然と続きます。

社会問題となりつつある、高齢単身者の生活。

遠く離れた家族が、高齢者の寂しさやボケ防止のために猫ちゃんを購入、あてがう。

しかもできるだけ月齢の小さな猫ちゃんを求める。

しかしその高齢単身者の入院や入所に際しては猫ちゃんのお世話は出来ない、

ある日、突然、長年一緒に生活していた高齢猫ちゃんやペットショップで購入したばかりの月齢の小さな猫ちゃんの行き場所が奪われる、失うケースが非常に高くなってきています。

その根本は、安易に「生態販売」の売買を行う、飼い主の意識レベルの低さが大きな要因になっていることは否めません。

犬猫は人間の寂しさを埋めたり、都合のいい時だけ癒しを与える道具ではありません。

 

環境省発表・・平成31年4月1日~令和2年3月31日(2019年4月1日~2020年3月31日)

<犬>

引き取り数:32,555   返還:10,814   譲渡数:16,312   殺処分数:5,635(うち幼齢:1,051)

<猫>

引き取り数:53,342   返還:305   譲渡数:25,636   殺処分数:27,108(うち幼齢:18,176)

 

27年度全国殺処分数・・犬殺処分数:15.811頭(うち幼齢:3.449)、猫殺処分数:67.091(うち幼齢:44.068)

犬猫ともに、殺処分数、大幅に減少しています。

しかし、依然として猫、特に目も開いていない授乳猫、やっと目が開き、ウロウロ動き始めた離乳食前の猫の殺処分は全体の半数以上です。

その要因として、24時間体制の2~3時間ごとの授乳による飼育の難しさ、

一日数回の離乳食を与え、母猫の免疫が切れ始め、下痢や軟便等体調不良を起こすことが多くなる離乳食前後の猫の飼育の難しさ、

助かる見込みがない!殺処分しか道がないという方向がまだまだあります。

近年、民間団体や個人活動家の方々に、「ミルクボランティア」として行政からの委託事業を進めておられるところも増えてきていますが、

まだまだ少ないが現実です。

 

犬には「畜犬登録」という法律があります。

犬を飼っている人は、保健所にその登録しなければならないという法律です。

しかし現実は、ペットショップで購入した犬の「畜犬登録」すら知らない!という飼い主がいるもの事実です。

近年、飼い犬にマイクロチップを埋め込む飼い主、行政譲渡が増えてきました。

飼い犬が迷子になったり、飼い犬を破棄したりした場合、その飼い主がすぐに分かるシステムです。
犬は、そうやって法律で守られています。

令和元年(2019年)ペット販売業者にマイクロチップ装着の義務化が公布

令和4年(2022年)までにペットショップや犬猫を直接販売するブリーダーなど、販売業者へのマイクロチップ装着、情報登録の義務化

さらにマイクロチップを装着している犬猫を譲り受けた飼い主に対して、登録情報変更の義務化とされました。

その義務化を怠った業者やブリーダー、繁殖業者は「違法業者」として摘発されることになります。

マイクロチップとは、その飼い主名、さらに登録番号など情報が入っていて、迷子犬や猫の場合、その読み取りによって、すぐに飼い主が判明、

家族のもとに帰れる、というシステムです。

遺棄した場合も、マイクロチップ読み取りによって、誰が遺棄したのか判明することになります。

いずれは、愛護団体でも義務化が進められるだろうとされています。

ただ現行では、飼い主のマイクロチップ装着は、あくまでも努力義務。

法的規制はありません。

さらに2020年6月、動物のみだりな殺傷、遺棄、虐待に関する厳罰化を盛り込んだ「改正動物愛護法」が施行されました。

殺傷に関する罰則は【2年以内の懲役または200万円以下の罰金】から【5年以下の懲役または500万円以下の罰金】に、

また、「多頭飼育崩壊」の増加を食い止めるため、著しく適正を欠いた密度での飼育も虐待と定義されるようになりました。

愛護動物を遺棄した者には1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せらるようになりました。

 

犬猫飼育人口の増加に伴い、飼い主始め、繁殖業者ペットショップなど販売業者の厳罰化がどんどん進められています。

それでも飼い主による遺棄や悪徳繁殖業者、ペットショップが絶えない!

犬の場合、「畜犬登録」「散歩の様子」「屋外飼育」などから「動物虐待」が判明しやすいですが、

猫の場合は 室内飼育されているケースが多く、動物愛護法違反、動物虐待の実証が難しい。

子猫に至っては、飼い主の自供、自己申告以外にその実証は出来ません。

毎年の環境省発表の殺処分は、あくまでも行政実施の殺処分数です。

さらに殺処分数にこだわるあまり、数合わせ?などが発覚したり、愛護団体等に丸投げして譲渡数増加を図ったり、

殺処分数ではなく、「動物福祉」の観点からの見直しが重要!という認識も出てきました。

 

避妊手術をしていない、室外自由に出入りさせている飼い猫が 子猫を生んでしまった・・・

これ以上、猫が増えたら困る・・・母猫から子猫を取り上げ、そのまま放置。

こっそり捨てればバレないでしょ

誰か優しい人が連れて帰ってくれるでしょ

どうせ野良の子猫は育たないから、動き出す前に、ビニールに入れて棄てれば

そんな意識の人はまだまだ存在します。まだまだ減りません

飼い主による、無責任な餌やりによる「虐待」で亡くなっている子猫の数は計り知れません。

 

                                    



猫は野生動物ではありません。もともとの野良猫はあり得ないのです。

昔は、地域の人からの苦情電話一本で、保健所は 野良猫の捕獲、殺処分を行っていました。

現在 保健所では、野良猫の捕獲はしません。

飼い主からの持ち込み、飼育放棄の受付も余程の理由(高齢である、病気であるなど)でない限り、成猫の受付はしません。

飼い主が判明している「飼い猫」の場合、飼い主からの持ち込みは基本、即日殺処分です。

殺処分が減少傾向にあっても、依然として、飼い主からの持ち込み、飼育放棄が多いと言われています。

また授乳猫、離乳食前後の猫の殺処分は、その80~90%です。

その殺処分も 近年の法改正により、積極的に譲渡活動を行う行政が増えてきています。

愛護団体への団体譲渡を始め、行政での譲渡会などが行われています。

地域野良猫事業や個人活動家の方々によって、子猫の早期発見、保護。

その育成、成長を待って里親さまにお迎え頂いている子猫たちも多くなりました。

SNS拡散で保護主さま自身、里親さまを見つけて下さり、その小さな「命」繋がっていくケースもかなり増えました。






                                
   



行政によるセンターも、近年、殺処分するための場所ではなく、新しい飼い主を探すまでの「保護施設」として大きく変換しています。

ただその都道府県によって大きな格差があるのも事実です。

特に、子猫の場合、

野良猫、捨て猫である母猫からの感染、行政センターに保護されるまでの環境、収容施設での環境など様々な悪環境の影響を受けているケースが多く、

その影響力は、栄養状態の悪い、小さな身体ゆえに大きいと考えます。

 

個人保護主さまからの依頼引き取りの場合、その状況次第で、大きく違いますが、

その子猫が母体の免疫をどれほど受けているか、初乳初め母乳をどれほど飲ませて貰っているか、

さらに母体の栄養状態によっても母乳に大きく影響しています。

野良猫の場合、厳しい環境の中、ガリガリ、ボロボロであっても、繁殖期により妊娠出産、その繰り返し。

母猫の目風邪や鼻風邪、回虫等の感染、悪環境での飼育。

その影響力は、栄養状態の悪い、小さな身体ゆえに大きいと考えます。






                                




当団体保護の子猫たちは センターや個人保護主さまからの依頼引き取りです。

当団体は 保護責任としてセンターから引出し直後、あるいは個人保護主さまからの引き取り直後の譲渡は行っていません。

数週間~1ヶ月は、子猫の様々な体調管理、その改善を実施し、体調の安定を確認した上で譲渡させて頂いています。

具体的には ノミ・ダニ・腸内寄生虫(回虫・鉤虫・条虫・コクシジウムなど)駆虫を複種類、複数回にわたり行っています。

毎日の体重、ウンチの状態、食事量などの記録観察を継続実施し、目風邪、鼻風邪など個々の子猫の様々な体調にそって、対応、早期治療を行っています。

最低限初年度1回目ワクチン接種後、体調安定を見てからの譲渡となります。

私たちは、限られた資金の中で、出来うる最大限の医療を尽くし、手を尽くし、安心して、子猫たちが里親さまへ卒業していき、末永い幸せが続くことを願っています。

しかしながら、

上記の環境、さらに抵抗力の低い子猫であることから、完璧な健康チェックは難しく、

今後15年~20年生きる間も 健康上のリスクがゼロとは言えません

今、目の前にいる子猫は、どんな状況であろうと必死に生きようとしています。

その姿は、とても健気で可愛いですが、可愛いだけでは その命を守ることは出来ません。

ある意味、厳しいお願いではありますが、犬猫など小さな家族を持つということは

それらのリスクをその子の最期まで背負うこととご理解下さい。

 

 

                                




「猫ちゃん譲渡後のお願い」

月齢半年以上の子猫の場合であっても ちょっとしたストレスや環境の変化により体調を壊すことが多く、里親さまにお迎え頂いた直後に下痢や軟便をすることがあります。

子猫の下痢、軟便の繰り返しは脱水症状を起こし、それを放置すると死に至るケースがあります。

下痢や軟便が続くようであれば、速やかに動物病院での診察をお願いします。

また保護当時、目風邪鼻風邪等の経験を持つ子猫の場合、環境の変化から涙目になったり、目が腫れてきたり、等起こります。

程度次第では、動物病院での診察、治療をお願いします。

 

当団体は、最低限、初年度1回目ワクチン接種しての譲渡となります。

先住猫さんへの感染、子猫自身の感染を防ぐため、子猫の体調安定を確認した上で、当団体かかりつけ獣医様と相談し、通常より早期のワクチン接種を実施しています。

子猫の7~8週齢以下の早期ワクチン接種は効力が期待できない場合があるようです。

当団体は、多くの子猫を保護するシェルターを持っておらず、メンバー預かりとなっていますが、それでも多くの子猫が入れ替わり出入りする集団飼育という環境下にあります。

このような状況下で集団感染のリスクを減らし、子猫たちの命を守るため最善策としてワクチン接種を実施しています。

なお、ワクチン接種に関しては、プロである獣医さまでも賛否両論があります。

私たちは今までの経験を踏まえ、ワクチン接種が必要と判断し、接種後の譲渡とさせて頂いております。

 

センター引出し後、あるいは個人保護主さまからの引き取り後、様々な駆虫薬や予防薬の投与を複数回行いますが、

上記のような環境上、再感染する可能性もあり、譲渡後に検査や再度の駆虫が必要になる場合もあります。

そのような症状が見受けられた場合は速やかに動物病院での診察をお願いします。

 

性別判断は 団体かかりつけ獣医さまの診断を元に表記していますが、子猫の場合、性別判断が難しく、稀に譲渡した後の成長によってその性別判断が間違っていたというケースがあります。

その場合の猫ちゃん返却はお受けできません。

 

当団体は、里親さまに譲渡しておしまい!とは思っておりません。

譲渡後、猫ちゃんの体調面や躾など、ご心配なことがありましたら、いつでも、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。





                               
  

   


「譲渡条件」

1.新しい猫ちゃん飼育に関してご家族全員からの賛同を得られている方。

2.家族の一員として その猫ちゃんの最期まで責任をもって愛育して下さる方。

3.猫ちゃん飼育可物件にお住まいの方。

*賃貸一戸建て、あるいは分譲・賃貸マンションにお住まいの場合、猫ちゃん飼育可物件であることが明記されている契約書等の事前提示をお願いします。

4.譲渡した猫ちゃんに関して完全室内飼育して頂ける方。

5.年一回のワクチン接種を毎年、必ず実施して頂ける方。

初年度1回目ワクチン接種後の子猫ちゃん譲渡の場合、初年度2回目ワクチン接種後、その証明書の提示をお願いします。

なお、ワクチン接種について賛否両論あるようですが、当団体では今までの経験を踏まえ、年1回の接種をお願いしております。

6.猫ちゃんに食餌や毎日清潔な水を与え、猫ちゃんハウス、トイレを清潔に保ち、日々の健康管理を適切に実施して頂ける方。

7.もしその猫ちゃんが事故にあったり病気になった場合、速やかに適切な治療を受けさせて頂ける方。

8.首輪、迷子札を必ず装着、あるいはマイクロチップ装着を実施して頂ける方。

その猫ちゃんが行方不明になった時、飼い主不明の猫として殺処分されることを防ぎます。

9.その猫ちゃんを第三者に譲渡することは一切出来ません。

10.避妊去勢手術を実施していない子猫ちゃん譲渡の場合、

譲渡後、病気等特別な理由がない限り、避妊去勢手術を必ず実施し、その証明書を当団体に送付して下さる方。

11.里親詐欺、猫虐待を防ぐため、猫ちゃん飼育環境を拝見、ご自宅訪問を了解して頂ける方。

12.猫ちゃん譲渡後、万が一、譲渡条件による飼育条件を満たしていないと判断した場合、その猫ちゃんの団体返却を了承して頂ける方。

13.譲渡後、1週間は2日に1回、2週目からは1週間に1回、それを1ヵ月続け、それ以降は半年~1年以内に、飼い主様ツーショット写真添付の上、譲渡した猫ちゃんの近況報告をして頂ける方。

14.里親希望の方が66歳以上の場合、ご自身が万が一の時、65歳以下の方で、その猫ちゃんのお世話を責任をもって引き受けて下さる方の自筆署名、捺印の上、「誓約書」を提出、ご自宅での面談同伴して下さる方。

15.先住猫ちゃんがいらっしゃる場合、ワクチン接種及びエイズ・白血病検査結果を提示して頂ける方。

16.先住猫ちゃんがいらっしゃる場合、その猫ちゃんの避妊去勢手術が完了していること、場合によってはその証明書を提示して頂ける方。

なお手術実施可能な月齢に満たない、など手術実施されていない場合は、その明確な理由をお知らせ下さい。

17.先住猫ちゃんがいらっしゃる場合、ご希望により1週間のトライアルを実施させて頂きます。

トライアル期間中は、2日に1回、猫ちゃんの生活状況などお知らせ下さい。

なお猫ちゃん以外のペット、たとえばワンちゃんなどは対象外となりトライアルを実施することができません。

18.医療費の一部ご負担として、里親さまご負担金をご負担ご了承頂ける方。

なおその金額は、その猫ちゃんにかかった医療費実費ではなく、次の猫ちゃん保護のために使わせて頂きます。

19. 当団体は搬送などほとんどが団体メンバーやボランティアの方々のご協力で成り立っています。

またシェルターなど保護施設を持っておらず、猫ちゃん預かり様宅でお世話になっています。

それら搬送の都合上、高速料金往復実費、及びガソリン代(距離に応じる)のご負担、ご協力、お願いできる方。

なお高速を使用せず、ご自宅まで搬送出来る場合は、そのご負担は必要ありません。 

20.団体が発行する譲渡契約書への署名、捺印を実施して頂ける方。

21.万が一、ご自身に不慮の事故やご病気など何らかのアクシデントがあった場合、猫ちゃんのお世話を責任をもって見て下さる方がいらっしゃる方。

以上の項目を満たせない方には 当団体保護猫ちゃんの譲渡は行えません。

猫ちゃんを迎えるということは 家族の一員を迎えることだと思っています。

厳しい条件かも知れませんが、モノ言えぬ「命を預かる」という責任とご理解下さい。

当団体は単身者だからという理由だけで団体保護猫ちゃん譲渡をお断りすることはございません。

既婚者の方であっても、その猫ちゃんの終生、15年20年ずっと既婚者とは限らず、当団体はそのコの15年20年のご家族と一緒に幸せを願っての活動を行っております。

私たちは、小さな、必死に生きようとする「命」を安心して、里親さまに託していきたいと思います。

多くの人の手で、その命が繋がっていくことを願っています。

どうか 皆さまのお力をお貸しください。

ご協力 よろしく お願いします。

コメント (6)
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