今回ほぼ一年ぶりとなるスペインで個人的に一番楽しみにしてたのは、このサグラダ・ファミリアの変貌ぶりを目にすること。昨年のようにほぼ毎月のように訪れていても刻々と姿を変える様子を見てとれるほど、ガウディの思い描いた夢はここ近年急ピッチで進められているからね。一年ぶりともなればさぞかし工事も進んでいるんだろうと?
外側にニョキニョキと建つ高い塔ばかりが目についた以前の様子とは打って変わり、教会内部の空間が徐々に形造られていく様は圧巻。単なるモニュメントではなくあくまでも聖なる教会として、多くの人々の手によって引き継がれているガウディの夢は本当に近い将来完結しそうな勢いだ。かつてはあと200年とも300年ともかかるだろうと思われたこの工事だけど、今では20年から25年後の完成が見込まれてる。
どんよりとした空には太陽は見えず。さすがに朝晩はずいぶん冷え込むようになってるバルセロナ。朝一番やって来たサグラダ・ファミリアはまだ仕事がはじまったばかりとみえてひんやり、ひっそりしてる。ヨーロッパを廻ってると古い建造物はいつもどこかを修復してるけど、これだけの工事現場を見学する機会はおそらくないよね(笑)。でも考えてみると彼ガウディの夢が形になるのをこの目で見ることができる、この現代に生きていることはラッキーといえるのかも。
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