奥様は海外添乗員〜メモリアル

大都市ミラノの朝

          

イタリアの経済活動の中心地であるミラノ。多くの遺跡に囲まれ存在する【永遠の都】ローマに比べると確かに大都市らしい雰囲気を持つ街で時にせわしないイメージさえ漂う。素朴な南から来ると素っ気なく感じるし、逆に南へ下りるとやっぱり洗練されてると感じる街。それでも日本の1000万都市東京に比べてしまうと、なんと小さな街。華やかさを想像して来ると本当にここがファッション基地ミラノ?といった思いがするに違いない(笑)。

旅の最後の街ミラノのホテルにほど近い中央駅前は商業都市ミラノの中でも一番のビジネス街だっていうのに今でも昔ながらの路面電車が行き交っていて、どう見ても日本の静かな地方都市。まだ明るくなる前からゴトゴトと行き交う路面電車の音で目覚めた朝。あれっ、ここはどこだったっけ?ってな気分になるなんともレトロな都市だ。

数々の国際列車も発着する駅前を、あるいはそうそうたるブランドショップが立ち並ぶシックな街中をたくさんの車やスクーターと一緒になって走るその姿はまるでおもちゃのよう。19世紀中頃から今も走り続ける木製の路面電車が国を支える商業都市を走り回ってること自体が不思議なくらい。利便性のみを追求することのないイタリアならでは。ちなみにこの街はニューヨークや大阪と姉妹都市らしいけど、う~ん?と思わず首をかしげてしまうほど都市らしくない都市。それがミラノの魅力でもあるのかな。



みなさんからのコメントはいつも楽しく読ませていただいています。ただ諸々の理由によりこの年明けからコメントへのお返しはしていませんのでどうぞご了承下さい。また旅関係のご質問やリクエストに関しては、できるだけ今後のブログ上に反映させていきたいと思っています。

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