さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

さっちゃんとパパ ★ 8 ★

2008年07月08日 14時34分00秒 | 実家の想い出

帯ちゃんシリーズ、第三弾!

今回は、帯ちゃんことさっちゃん自身が想い出語りをします。

一緒に、喜怒哀楽などを楽しんでもらえたら、嬉しいです。

さあ~てと、父 (母)となられていらっしゃるあなた、まだ子供だよという

あなたや他の人の目には、此の娘っ子は、どんな風に映るでしょうか?

題して『 さっちゃんとパパ 』、どうか宜しく、お見知り置き下さい。。。

 

 

≪其の8≫ 卓袱台(ちゃぶだい)

 

「ちゃんと白状せえやあ!!

 

答えてくれ!ちゅうとんねん!!」


ガッッシャ~~~ン!!!

 

(ヒェ~~~、卓袱台が・・・ひっくり返っとぉるう・・・)

(茶碗がぁ~、箸がぁぁ~~、お皿がぁぁぁ~~~、どこいったんやぁ)

 

 

びっ、びっくりしたわあ~~~!

 

どっ、どないしたん??なんなん??

 

けんか・・?かあ・・・???

 

 

夏休みが終わり、お母さんが帰って来てから一ヵ月経った頃、

まるで、巨人の星の飛雄馬の父みたいやん!

・・・事件が起こった。

私はこれ以後、お父さんというようになったんやわあ。

お父さんのこんな大きな怒鳴り声を聞いたのは初めてだったし、

 

 

ああ。。。お父さんだって怒るんだ。

なんて尊敬?(ちょっと変?) したようにも思う。

人間臭さを 感じてしまったよ。

だけど、逆にショック!でもあったんだなあ・・・これが・・・

後にも先にも、たった一度だけだったんだけどね。

このすぐ後の豹変ぶりは、凄かったね!!

一切、言葉をしゃべらなかったんだ。黙ってしまったんだ。

これ以上興奮してしまうと危ないとこだったんだろうね。

 

だめ、だめ。これ以上だめ!


私は冷静にそんなこと考えてた。

うちには円形の卓袱台が私が8歳のころまでは確かにあった。

この印象が強すぎたのか、卓袱台の思い出は他に覚えていない。

 

 

その後、父は母が友達の保証人になったことを知り、

その人たちが姿を消したことを知った。そして、母の、

いや、地方公務員である父の肩へとかかってきたのであった。

 

 

 


 

images 

 実家&母

                      

つづく。。。

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