さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

さっちゃんとパパ ★ 9 ★

2008年07月11日 19時57分47秒 | 実家の想い出

帯ちゃんシリーズ、第三弾!

今回は、帯ちゃんことさっちゃん自身が想い出語りをします。

一緒に、喜怒哀楽などを楽しんでもらえたら、嬉しいです。

さあ~てと、父 (母)となられていらっしゃるあなた、まだ子供だよという

あなたや他の人の目には、此の娘っ子は、どんな風に映るでしょうか?

題して『 さっちゃんとパパ 』、どうか宜しく、お見知り置き下さい。。。

 

 

≪其の9≫ 新たなる信仰?

 

わたしには気になることが、もう一つあったんよ。

 

家に立派な神さん仏さんがあるのに、なぜかもう一つ

 

別な仏さんを感じていたんだ。その時は仏さんとは

 

知らなかったから、違和感?とでもいうのかなあ?

 

お母さんったら内緒で何やってんのん?

 

こんだけいっぱい仏さんいらっしゃるのに・・・

 

 

当時父は先祖代々親戚方々のお名前を全て書いて祭ってた。

位牌もいくつかあった。父しか祭れる人がいなかったからだ。

ちなみに父は長男ではなかった。下から2番目だった。

母はタバコ屋のお嬢様で女学校も行った人だったのに・・

世間のことにもまれなかったせいか、知らぬ間に

混沌の世界へと引きずり込まれたようである。

どっちへ出たらいいのやら迷っていたのではないか、

頼れる友と思いこんで言うがままについて行った。

 

 

そんな気がする。

ずるずると蟻地獄に引き込まれる小さな蟻のように・・・

 

 

違う仏さんたちを一つの家で祭ると喧嘩する・・・

 

 

つい最近、だれかがそんなこと言っていたのを聞いた。

私はまるっきり信じているわけではないが、

言われたらそうだったのかも知れないと思う。

仏さんたちの迷いと母の迷いが重なっていたのだろうか?

とにかくこの信仰でお金が消えて行ったのだろうと

父は考えたのだろうか?私には

 

「とうとう最後までお母ちゃん、お金何に使うたか分らんかったわ!」

 

といっていたのだけ耳に残っている。

 

 

 

 

                  

つづく。。。

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2 コメント

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Unknown (syo)
2008-07-11 20:21:31
んn~
苦しい・・・苦しいねェ~
なんとも、わからん。
返信する
syoさんへ♪ (obichan)
2008-07-12 10:25:53
いつもありがとうございます。

ごめんなさい、syoさん。
なぜだか面白くて・・このコメント♪
ちょっと笑けて笑けてたまりません!

今度、辛くなったらまた見ます。
いいもの頂きました。ありがとう。
返信する

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