帯ちゃんシリーズ、第三弾!
今回は、帯ちゃんことさっちゃん自身が想い出語りをします。
一緒に、喜怒哀楽などを楽しんでもらえたら、嬉しいです。
さあ~てと、父 (母)となられていらっしゃるあなた、まだ子供だよという
あなたや他の人の目には、此の娘っ子は、どんな風に映るでしょうか?
題して『 さっちゃんとパパ 』、どうか宜しく、お見知り置き下さい。。。
≪其の9≫ 新たなる信仰?
わたしには気になることが、もう一つあったんよ。
家に立派な神さん仏さんがあるのに、なぜかもう一つ
別な仏さんを感じていたんだ。その時は仏さんとは
知らなかったから、違和感?とでもいうのかなあ?
お母さんったら内緒で何やってんのん?
こんだけいっぱい仏さんいらっしゃるのに・・・
当時父は先祖代々親戚方々のお名前を全て書いて祭ってた。
位牌もいくつかあった。父しか祭れる人がいなかったからだ。
ちなみに父は長男ではなかった。下から2番目だった。
母はタバコ屋のお嬢様で女学校も行った人だったのに・・
世間のことにもまれなかったせいか、知らぬ間に
混沌の世界へと引きずり込まれたようである。
どっちへ出たらいいのやら迷っていたのではないか、
頼れる友と思いこんで言うがままについて行った。
そんな気がする。
ずるずると蟻地獄に引き込まれる小さな蟻のように・・・
違う仏さんたちを一つの家で祭ると喧嘩する・・・
つい最近、だれかがそんなこと言っていたのを聞いた。
私はまるっきり信じているわけではないが、
言われたらそうだったのかも知れないと思う。
仏さんたちの迷いと母の迷いが重なっていたのだろうか?
とにかくこの信仰でお金が消えて行ったのだろうと
父は考えたのだろうか?私には
「とうとう最後までお母ちゃん、お金何に使うたか分らんかったわ!」
といっていたのだけ耳に残っている。
苦しい・・・苦しいねェ~
なんとも、わからん。
ごめんなさい、syoさん。
なぜだか面白くて・・このコメント♪
ちょっと笑けて笑けてたまりません!
今度、辛くなったらまた見ます。
いいもの頂きました。ありがとう。