お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

鉄旅 2019 伯備 小倉の旅 その4

2019年06月30日 15時35分17秒 | 旅先で
今朝も雨が降り続き観光の方はちょっとうんざりですが、皆さまそれぞれの目的地へ出かけられました。
小倉のつづき。僕の鉄旅はいつも梅雨の時期ですが日頃の行いのせいか、小倉の朝の天気予報は完ぺきな晴れマーク。駅前のホテルを7時過ぎには出発します。そして向かうは小倉駅8番ホーム。



去年来た時は、このホームの先っぽに短時間いましたが今日はちょっと本気です。しかしお天気が良すぎるのも問題で朝から日差しが強く、ガンガンの逆光です。撮影場所と目的の貨物列車の時間はあらかじめ調べられますが太陽の光までは計算出来なかった。梅雨のさ中の超お天気をちょっと恨みます。そして目的の上り貨物の時間。午前7時30分過ぎのちょうど通勤、通学の時間なので電車はかなり混雑しています。車内からのイタイ視線(こんな朝早くカンカン照りのなか物好きなヒトがいる!)を受けながらカメラを構えます。



来た!あれっ。違う。狙っていた機関車ではなくて最新型の大型電気機関車だ。運用変更のようです。ガッカリですが次を待ちます。貨物時刻表では30分ほど後に来る予定ですが旅客列車じゃないので遅れは当たり前です。しかも名古屋、大阪から来る便なので何時にくるか判りません。特急とかのように遅れたらホームの案内放送が「ただいま5分ほど遅れて到着します」とか案内が入りますが、貨物列車は何時間遅れても何の案内も入らないので(当たり前)我慢大会みたいなものです。そして約40分ほど遅れてやってきました。



九州の門司に10両しか配置されてないED76です。しかし超逆光!カンカン照りを恨みます。我ながら物好きにも程があります。





「白いかもめ」(正確にはかもめでは無いですが)青いソニックとかJR九州の車両は見ていても楽しいです。



小倉駅の立ち食いにはラーメンまであります。京都駅と違って駅弁とか駅うどんとかバラエティーに富んでいるので羨ましいです。古い電車とか古い気動車とか撮りながら4時間!が経ちました。こんなことをしていて熱中症で倒れたらテレビニュースに出てしまいます。何本か貨物を撮っていよいよ予定の最後を待ちます。



あー待って良かった。もう残り少ないEF81をなんとかまずまずの光線で撮ったのですぐ近くの終端駅に向かいます。



門司港駅です。映画?の影響かこのホームの表示を記念写真に収めている外国人がたくさんいます。



最近復元修復されて重要文化財になった駅舎です。40数年前の高校生の頃に九州の蒸気機関車の撮影に来た時に(そうです筋金入りの鉄ちゃんです)何度も訪れた門司港駅です。夜行列車全盛時代にこの駅から鹿児島行、宮崎行。長崎行と夜行列車に乗って宿代を浮かせていた思い出の地です。いまじゃそんな馬鹿なことはできませんが・・・。そしてこの駅の二階に食堂が出来て営業を再開したので訪ねてみますが階段を上がろうとしたら女性が降りてきて「今、満席で2時間くら空かないそうです」とのこと。そうか超観光地化しているんだ。残念。駅ほど近くのアーケド街へ向かいます。



しかし結構シャッターが閉まっている。そんななか



そんな商店街を歩いているとハードロック・バー「ツェッペリン」発見。夕方からですがどんな客層なのかちょっと興味がわきます。適当にお昼を済ませ



九州鉄道博物館へ。入館料は¥300と格安ですが



キハ07とか実車も何両か展示されていて駅名札(サボ)も無防備にぶら下がっていて九州のおおらかさを感じます。ほんと盗られないか心配になります。

そして港のほうに向かいます。



去年行った下関が対岸に見えます。







古い建物が残る「門司港レトロ地区」には御多分に漏れず外国人観光客で賑わっています。小樽よりはスペース的に余裕がありますがお土産屋さんが並んでいます。「焼きカレー」が名物のようですがそろそろ旅を終えなくてはなりません。小倉駅まで戻り駅ビルの「小倉鉄鍋ぎょうざ」でちょっと反省会をして(もちろん餃子とビール)



19時過ぎの「のぞみ」で帰途につきます。京都まで乗れればいいですがJR西日本の格安きっぷなので新大阪で下車。



でも新大阪から「はるか」(しかもハローキティ号だった)に乗り、京都に着いたら夜10時半でした。あー楽しかった鉄旅でした。長時間おつきあい ありがとうございました。おわり。











鉄旅 2019 伯備 小倉の旅 その3

2019年06月28日 16時28分40秒 | 旅先で
大阪でG20会議がある関係で京都駅もコインロッカーが使えないようで旅のヒトは不便ですね。
さて旅のつづきです。
西条から乗った電車は3両編成で初めは混雑していなかったのに広島に近づくにつれてどんどん人が乗ってきてかなりの乗車率です。なにぶん新型車両とはいえ3両なので混雑には対応できていない。大阪周辺の東海道線では最低でも8両は連結しているし新快速は12両なのでせめて6両くらいは欲しいですね。広島からは修学旅行生も乗ってきて大混雑です。みんな宮島口で降りてゆきました。僕はこのまま終点の岩国へ。



岩国から先、下関方面はまた黄色の旧型電車になりますが観光のつづきです。



駅前は工事中もあってなんかあまり風情が感じられませんが市バスで20分ほど行くと山の上には岩国城が見えます。時間的にそこまでは行けませんが





日本三大名橋の錦帯橋です。仕方ないですが往復¥300と有料です。ここも御多分に漏れず外国の観光客が多いです。お天気がいいので川に足をつけたりしています。橋を渡ると向こう岸は静かな公園になっています。橋のたもとの土産物店のソフトクリームが人気があるらしくかなり行列です。今日の第一目的の列車に間に合うように僕は岩国駅へ戻ります。普通の人は岩国から山陽線で西へ向かいますが敢えて僕は岩国から徳山に山側を走る「岩徳線」に乗ります。



岩徳線もいままで乗ったことがないので初乗車です。2両連結のタラコ色のディーゼル列車です。15時51分の次は17時15分まで無いので乗り遅れたら大変です。この列車にも通学の高校生とかが乗っていますが都会のどんどん来る電車ではないので放課後のクラブ活動とか学校生活も制約が多いだろうからかわいそうですね。



岩徳線の一つ目の駅が「西岩国駅」で名駅舎のひとつです。降りたくても次が来ないので車窓からパチリ。そしてどんどん山の中に入ってゆきます。山村のちいさな集落にある駅にぽつぽつお年寄りや高校生が降りてゆき車内は段々人がいなくなり、これぞローカル線です。そして長いトンネルをくぐると山口県に入ります。一瞬銘酒「獺祭」の蔵が見えます。こんな山の中にあるんだ。1時間半ほどのローカル線の旅が終わり徳山に到着。ここから



また「こだま」に乗って一路九州を目指します。そして今夜の宿は小倉です。





昨夜と打って変わってコンパクトなビジネスホテルの「西鉄イン」です。でもここは最近のビジネスホテルのトレンドである大浴場(中くらい)があります。さっぱりとして夜の小倉へ。



太田和彦の本に出ていた銀天街の「武蔵」です。太田和彦の最近の本には割と料金の高めの割烹風の居酒屋が多くてちょっと一人で行く感じではありませんが、昔の本を引っ張り出すと初めの頃はその町の昔からある居酒屋を紹介しているのでなにかと参考になります。そりゃそうですよね何時までも同じお店を記事にしていたら本が売れませんよね。僕もここ数年は一人でこういう居酒屋に入るのも慣れてきてごくごく自然にガラガラ「ひとりです」なんて入れるようになりました。高知もそうでしたがここもひとりなんでなんとかカウンターの隅っこへどーぞと言われます。次に来た人は「あっ 今 一杯」と言われていました。ラッキー!
瓶ビール(中)2本+タコ刺し+自家製ポテサラ+角煮+串カツ(2本だが でかい!)で¥2860です。シアワセ。そしてホテルへ戻ります。つづく。



鉄旅 2019 伯備 小倉の旅 その2

2019年06月24日 20時27分37秒 | 旅先で
雨は降りませんが、蒸し暑い京都です。
さて倉敷のつづき。
倉敷から伯備線に乗り、次の目的地を目指します。去年も同じように貨物列車を撮影しましたが、今回はそんなに山の奥まで行かずに15分くらいのところにある駅に降り立ちます。



豪渓駅です。もちろん無人駅。いろいろ撮影地をどこにしようか悩んだ末に駅から近くて、安全な場所にします。こういったときに役立つのが「お立ち台通信」というマニア向けの本です。いろんな人が全国各地の撮影名所を案内する本でもう20冊くらい発行されています。興味のない人は、どうでもいいことですが。さて駅から10分くらいのポイントに陣取ります。去年の備中川面に比べると単純な地形なので誰もいません。ここで目的の列車まで1時間半ほど待ちます。待っている間も例の「やくも」や黄色の通勤電車が次々と現れるので飽きません。1時間半ほど待つと岡山から来る貨物列車とそのあと30分ほどで反対からは岡山行がくるので効率がいい駅です。岡山から来る時間になりました。カメラを構えて、カメラの各種チェックも行い、踏切のカネの音もなり万全の態勢で前方を注視します。すると突然背後から列車の音!えーーっ、30分後に来る筈の岡山行が通り過ぎます。予想外の出来事にすぐ対応できずに敢え無く見送ります。呆然とする中今度は来ました。気を取り直してカメラを構えます。



原色の「ロクヨン」なのでこの1枚で我慢します。しかし「何故?逆向きのほうが先に来るのか?」こういった時刻表に載っていない貨物列車ですがマニアの間では「貨物時刻表」が1年に1回販売されていて、最近は貨物のサイトもあって今回はそのサイトにある時刻表で慎重に時間を確認してきたのに・・・。仕方なくトボトボと無人駅に引き返します。倉敷に戻り少し先の新倉敷で新幹線に乗り換えます。そうです、このおとなびフリー切符は新幹線も乗れるので一駅ですがわざわざ「こだま」に乗ります。



デビュー当時は最新型の車両で華々しく東京と博多を往復していた「500系」ですが今は8両と短編成化されて、細々と「こだま」で活躍しています。あっという間に「福山」です。今夜の宿は



駅前にある「ニューキャッスルホテル」です。普段のビジネスに比べて久しぶりの「ちゃんとしたホテル」です。しかもフロント君に「おひとりですが広めのお部屋をご用意しています」と通されたのが



ツインのシングルユースです。ま、下層階の部屋ですがでも30平米くらいあるので逆にちょっと落ち着けません。福山では事前にノキロのヨーコさんに聞いていて行きたかった居酒屋の「自由軒」が定休日で残念無念です。前まで行って写真を撮って適当な中華屋で晩御飯にします。次回 福山に来たら是非訪問しよう!



翌朝、新幹線が行きかうのが眺められる福山のホテルですが先があるので出発です。今日は少し観光の予定です。福山を8時36分発の「こだま」で3つ先の東広島へ。



新幹線の駅とは思えない木造ぽい駅です。ここから路線バスで西条へ。



山陽本線の西条のほうが立派な駅です。駅前から



酒蔵巡りをスタートします。でも時間はまだ午前10時前なのでしかも平日なので誰も歩いていません。駅からすぐにあるのが



天下の銘酒「賀茂鶴」です。なにしろ広いので吃驚です。伏見の月桂冠も酒蔵が見学できますが、昔から残された白壁の酒蔵が立ち並び圧巻です。



他の酒蔵はほぼ土日限定のようですがここ賀茂鶴は建物の周囲を歩けます。そして見学と売店の建物がありちょっと入ってみます。さすがに平日の朝なので係のおじさんも「おやっ」という対応をされますが「試飲します?」とうれしい言葉。
大吟醸とかを呑ませてもらいます。残念ながら先があるので買うのは控えます。



次に「賀茂泉」へ。ここは土日限定のようですがオモテから覗いていたら「どうぞ」と声がかかり、ちょっと呑まれます?なんて嬉しい言葉。賀茂泉では「生原酒」を2種類いただきました。酒瓶は重いので紺地の前掛けを購入します。いい気分でふらりと歩きます。





でも他の蔵はみんな土日限定のようでちょっと残念ですが先があるので駅へ戻ります。



ここからJR西日本広島エリアの新型電車で次の目的地へ向かいます。つづく。




鉄旅 2019 伯備 小倉の旅 その1

2019年06月23日 16時11分38秒 | 旅先で
このコーナーに投稿するのが1年ぶりとなりました。フェイスブックの「布屋」のページに最近の動向を投稿していたので、こちらをだいぶご無沙汰してしまいました。スマホから気軽に投稿できるのでパソコンに写真を取り込んでから記事を書いてゆくのには時間がかかってしまうので億劫になりますね。さて、この1年で京都観光も様変わりしてきました。どこに行っても外国人だらけの京都を敬遠する動きが徐々に感じられるようになってきました。そして宿泊予約の方法も以前のように宿に電話をして空き状況を確認してから予約するという方法が最近はとても少なくなってきているのを実感します。今年に入ってから予約の電話が全然かかってきません。普通の時期だけでなく、桜の頃の超ハイシーズンですら静かなモノです。やはり「スマホ」という画期的な道具がもう当たり前の世の中になったわけです。そういう自分だって「スマホ」やパソコンで旅を組み立てているくせに。という訳で今年も6月の梅雨シーズンに旅に出ました。毎年5月のいい時期はうちの奥さんが出かけるので仕方ありません。彼女は今回は「奥入瀬・八甲田 豪華旅行」でした。僕は去年同様JR西日本の「おとなびパス」で鉄旅です。このおとなびパスもみどりの窓口では販売せずJR西日本のウエッブサイトからの予約をしてカード決済で今年からは、なおかつ列車の指定席もすべて自分でしないといけません。最終的に出発前にみどりの窓口に出向いて切符を受け取るシステムです。京都駅のみどりの窓口もいつも外国人で混雑していますからこんな格安きっぷの客まで相手にしてられないのが現実です。
さて6月18日の朝7時過ぎの新快速で新大阪に向かいます。JR西日本の切符なので新幹線は新大阪からしか乗れません。スタートは8時4分発の「さくら547」からです。



8両編成の「さくら」は結構混んでいます。でも事前に座席指定を受けているので山陽九州新幹線はグリーン車並みの2列2列のゆったりシートです。1時間半でお城が見える福山に到着です。



電車男はここで「福塩線」のホームへ。2両編成の電車で府中まで乗ります。



今回の旅は今まで乗っていない線に乗るのも目的なので車窓を楽しみますが電化区間の福塩線の沿線はちょっと平凡でした。電化されている府中まで45分ほど乗ってまた元来た道を戻ります。福塩線というのは福山と広島県の塩町を結んでいますが府中から先は8時11分の次は15時5分まで無いので諦めざるを得ません。福山から倉敷へ向かいます。今回は倉敷駅で「駅撮り」をします。JR西日本の岡山辺りは広島辺りに比べてまだまだ旧国鉄時代の列車が結構走っています。
手始めに



特急「やくも」にカメラを向けます。松江のお客様が「やくも」は揺れるので苦手ですと結構聞きます。岡山から松江、出雲方面を結ぶこの特急は伯備線で中国山地を越えますがカーブがすごく多いのでスピードを出せるように振り子構造になっているのでよく揺れるんです。「やくも」に使われている旧国鉄型の381系も残すはここだけなので鉄道ファンには貴重なんです。どうでもいいことですが・・・。御多分に漏れず倉敷駅も外国人が目につきます。黄色の通勤電車とかも撮っていると、ホームの列車到着案内に「回送」の文字があります。あれっ、この時間に回送列車はないはずなのに??ホームでは行きかう観光客に混じってカメラを下げた若い男性がひとりいます。長らく駅のホームで電車を撮っている最近の僕はこういう人がいると反応するようになってきました。「なにか 来る?」そして現れたのが



なんと電気検測試験車の「クモヤ443」です。これはラッキー!めったに見れないしどこを何時走っているかわからない車両です。撮影後にちょっと彼に聞くと「ツイッター」で走る時間とかが解るそうです。最近はこういった若者に話しかけると結構イロイロ教えてくれます。僕のようなおじいさんの電車男は情報が限られますが、そうかこうして若者は情報を得るんだ。ぼくもこれからは「ツイッター」で最新情報を得よう。と、ひとつ賢くなります。その後今日の倉敷駅でのメインの貨物列車を待ちます。初めての駅での貨物列車の撮影はどこを通るかわからないので、事前の調査も必要です。ここだろうというホームで待ちます。そして予想通りやってきました!



水島臨海鉄道から岡山へ向かうこれもなかなか見れない「ディーゼル機関車」が牽く貨物列車です。いまのところ順調です。つづく。


電車男 おとなびパスで 山陰へ その5

2018年06月25日 19時41分19秒 | 旅先で
今日の京都は最高気温が35度でした。また、暑い夏がやってきます。いい気候の時がほんと短いですね。
さて最終回の電車男。朝ごはん付きなのでホテルの1階へ。ロビーというか会議室等というか朝食専用の部屋というかで朝ごはんです。でもこのホテルは昨夜の宿ではなく窓からは光が入り、ブッフェボード(そんな一流ホテルのようなものではありませんが)いろいろな品が並んでいる。



焼き立てパンと謳っているようにパンの種類も豊富で卵料理もあり、珈琲も一杯づつ抽出するマシンがあり、無料なので十分です。でもこういうホテルはどこへ行ってもサービスというか下げモノというかおばちゃんが一人で担当されていますね。結構親切なので朝から元気になれますね。サラリーマン風や女性グループや家族連れで結構賑わっています。松江は総体的に外国人が少ないのかアジア系は全く見ませんでした。どちらかというと地味な街なのかな?そして一か所くらいは観光しないとうちの奥さんに馬鹿にされるので松江城に向かいます。



途中宍道湖の夕陽クルーズの船着き場があります。確かうちの奥さんが以前来た時に乗っている筈です。そして駅から30分くらいぶらぶら歩くと



お城の石垣が現れます。結構立派な石垣です。しかしバス停は「国宝松江城前」とやたらバスの放送も「国宝」に力が入っています。そうですよね悲願の国宝に指定されたんだもの。天守閣に向かう前に



洋館があります。入場無料なので9時丁度に開いたので中に入ります。そして天守閣へのの階段を上がるといきなり現れます。



国宝松江城です。梅雨の時期なのにホントいいお天気です。



ただいま天守閣内の展示物を全部出して点検、再整備中とのことで中はさっぱりとしています。例のお城の急な階段を最上階まで上がると



松江の街並みが見下ろせます。



宍道湖やお天気がよかったので「大山」も見れました。



武家屋敷を通って駅へ戻ります。途中の京橋川に沿った遊歩道をひとり歩いているとなんか1メートルくらいの長い黒いロープのようなものが行く手にあります。なんとなく通り過ぎようとした電車男は吃驚。ながい黒いロープが動きます。なんとヘビ!こんな街の真ん中にお昼近いのににょろにょろと動いていきました。気を取り直して松江駅へ急ぎます。あー怖かった。ヘビはあんまり好きじゃないなあ。誰でもか。松江駅から伯備線の特急やくもで新見へ向かいます。



蒸気機関車のなくなるころSLファンが殺到した青春の思い出の地「布原」も特急は一瞬で通り過ぎます。そして山の中の町「新見」で途中下車。時間は丁度お昼時。ここで心配していたことが起こります。



昨日のお昼の益田駅はセブンイレブンがありましたがここ新見駅前にはお店が見当たりません。焦って国道のほうに小走りで行くと「キムラヤのパン」の看板。なにしろ乗り換えの時間は30分なのでここでお昼を調達しないとエライことになる。パンとかサンドイッチを買って駅へ戻ります。ホームで一安心の電車男は



次の岡山行各駅停車に乗ります。そして今回のメイン目的地で降り立ちます。



「備中川面」駅です。新見と倉敷の丁度真ん中あたりの無人駅です。いろいろ伯備線撮影ガイドとかで調べた結果この駅周辺の撮影地にします。伯備線には今でも貨物列車が一日数本走っていて旧式タイプの機関車が陰陽の山を越えて運用されています。その貨物列車を撮るためにこの駅で降りたわけです。撮影地の鉄橋付近までは500メートルくらいで行けます。今の時代のいわゆる「撮り鉄」はクルマを使いますが「乗り鉄+撮り鉄」なので列車が来る2時間前くらいには現地に到着します。



こんな山の中の鉄橋の前に2時間も待っているのはよっぽどの物好きですね。



貨物列車だけではなく特急「やくも」も来るので2時間くらいあっという間です。そして今まで誰もいなかったのに5分ほど前には撮り鉄の車がやってきます。やれやれ。



ささっと三脚を立てて身構えます。こちらは2時間も待っていて、重いので三脚なんか持って来てないので手持ちの真剣勝負です。来ました!



この一瞬にかける電車男。クルマの撮り鉄は通過したらささっと三脚をたたんで何の余韻にも浸らず去ってゆきました。電車男はちょっと今の撮影の余韻を感じ、とぼとぼとまた無人駅へ戻ります。備中川面から高梁で再度別の貨物を撮影して倉敷から岡山へ戻り新幹線で新大阪経由京都へ戻ります。でも乗って、撮っての今回の山陰旅は大変満足のいく旅でした。おわり。

電車男 おとなびパスで 山陰へ その4

2018年06月23日 19時03分50秒 | 旅先で
出雲市駅に着きました。普通の人はここから出雲大社を目指しますが、はるか45年前に行って縁結びのお守りも授かった(あまり効果はありませんでしたが)電車男は駅のホームで特急「やくも」とか撮影します。そしてこれから向かう松江に行く電車に乗り替えます。僕の切符はここからJRの特急に乗れば30分もかかりませんがあえて改札をでて隣の駅から



一畑電車に乗ります。一畑電車と言われても地元の人はわかりますが普通の人は???ですね。出雲の地に広がる宍道湖の湖岸の北側を迂回するように走っている小さな私鉄線です。中井貴一の電車の運転手さんの映画で出てきた電車です。(残念ながら僕は見てないけれど)2両連結の小さな電車が出雲市から松江まで結んでいます。しかも1時間に1本くらいしか走ってないし時間も倍はかかるので出雲市から松江まで乗る人は多分僕くらいでしょう。16時22分発で出発。



出雲大社への乗換駅を過ぎると車窓に「宍道湖」の静かな湖面が広がります。30分ほど進むと「一畑口」という駅に停まります。



すると先頭車で運転していた運転手さんがドアを開けるなり、急いで走って最後尾へ。



なんとこの駅で進行方向が変わります。世にいう「スイッチ・バック」をするんだ!知らなかった。しかも運転者さんがなんと女性です。最近はJRとかで時折女性運転手さんを見かけますがまさかこんな地方私鉄でも女性運転手さんが進出しているんだと電車男は変なことに感心します。



先ほどと反対側に座りかえて夕暮れ近い宍道湖を眺めるうちに終点「松江しんじ湖温泉駅」に到着。30分で行けるところを1時間かけて松江に降り立ちます。しかも今夜の宿はJR松江駅前なのでこの駅前から市内バスで松江駅へ向かいます。今夜の宿は



スーパーホテル松江です。松江にはドーミーインもありますがお風呂もあって軽朝食もついてポイントを使うと¥5000くらいなので今回はスーパーホテルにします。以前泊まった米子はお風呂が1か所しかなかったがここ松江は女性のニーズもあるのか男性用、女性用とあります。



機能的な部屋。フロントで渡されたレシートみたいな紙に鍵の代わりの暗証番号が印字してありドアについているテンキーで開錠します。京都のゲストハウスでよく見かけるスタイルですね。夕暮れが近づいてきました。今夜の夜ご飯は



街の中心部にまで歩いて、居酒屋も考えたが昨夜回転すしだったので今夜は洋食にします。レストラン「西洋軒」です。ドアを開けると意外なことに湾曲したカウンター席です。オムライスが人気だそうですが夜ご飯なのでBセットと瓶ビールにします。まづ



懐かしいポタージュ・スープ。そして



エビフライ+牛肉のブロシェット+ハンバーグ+コキールまでついていてお値打ちです。それとサラダとライスに珈琲までついて¥2100.ご主人が奥の厨房で作り、奥さん?がサービスという理想的なお店です。ランチタイムはもっと混むので2階の席も使うそうですが夜はカウンター中心だそうです。近くの市民会館に出る俳優さんとか卓球の石川佳純選手とかの色紙がさりげなく飾られているお店でした。満足してホテルまで歩いて帰ります。







なんだか小樽の運河を見ているようだ。そして松江の夜が更けていきます。
つづく。

電車男 おとなびパスで 山陰へ その3

2018年06月22日 18時59分54秒 | 旅先で
下関のビジネスホテルには¥3800なのに軽朝食がついてます。(JR西日本の系列のホテルです)朝7時から1階の食堂(なんのことはない夜は居酒屋として営業しているお店が朝食会場です)にはすでに沢山の男性で混みあっています。ほとんど仕事関係の作業服のかたが多いですが中には白人系の外人のグループもちらほら。ごはんとお味噌汁ときんぴらとかちょっとしたおかずがあります。夜の居酒屋の雰囲気が残る店内はちょっと爽やかさに欠けますが無料なので皆さんガンガン食べてます。電車男も負けじと食べてきました。フロントにおいてあるインスタントコーヒーを部屋で飲んで8時前には駅へ。丁度通勤通学時間帯でたくさんの人たちで混みあっています。今日は下関から山陽線で新山口へ向かいます。ラッシュと反対向けなのでゆったり座れます。1時間ほどで新山口へ。しかし新山口なんて言っても新幹線のお客さんにはわかりやすいが本来の駅名の「小郡」のほうがピンときます。



ここから山口線でまた日本海側に抜けるわけです。駅のホームは「SL山口号」のお客様向けにいろいろ装飾が施されています。でも土、日しか走らないので電車男は



9時13分発の山口行です。またまたタラコ色のディーゼルに乗ります。大学生の通学時間なのか結構学生さんが乗っています。

山口で益田行に乗り換えです。ワンマンの1両です。学生さんが降りてしまうと



車内はガラガラになります。



どんどん山の中に入っていきます。







でも緑がきれいで結構勾配区間もあって今度は孫と「SL山口号」に乗りたくなります。そして峠を越えると





津和野の街が近づいてきます。津和野で観光客は誰も降りません。このローカルの山口線で津和野に来る人はゼロです。やはりバスとかで来るんでしょうね。2時間半ほどデーィゼルカーに揺られて日本海側の益田に到着。



益田からは山陰線で東へ向かいます。最大の危惧していたお昼ごはんですが駅にセブンイレブンが開店していて一安心です。おにぎりとかを買って発車前のホームで風に吹かれてお昼ごはんにします。特急を見送って(僕のこの切符は特急も乗れますが敢えて電車男は次の快速に乗ります)



快速アクアライナー米子行です。前の特急はかなりの乗車率(ほぼ満員)でしたが



この状態で益田を出発。梅雨の時期しかこれない僕ですが去年の四国も今回も外は青空が広がります。益田を出ると(もちろん進行方向左に陣取ります)





三保三隅とか景勝地の海岸べりを走ります。ガラガラの車内と青空と透き通った海の景色が最高です。







浜田、江津(この間まで廃線でにぎわっていた三江線の始発駅)、太田市と列車はトコトントコトンと進みます。特急はただ早いだけなのでこんな味わいはできません。



海に別れを告げて(窓越しで 鮮明に撮れてませんが お許しください)



出雲市駅で途中下車します。
つづく。

電車男 おとなびパスで 山陰へ その2

2018年06月21日 17時07分07秒 | 旅先で
美祢線(みねせん)なんて言われても何処か判りませんね。下関から新山口に向かう途中の厚狭から日本海側の長門市に抜けるローカル線です。車両はもちろん1両のディーゼルカーです。地域の足であり始発駅ではかなりの乗車率です。でも一日に全部合わせても10本となかなか乗りにくい線です。13時20分に発車して山に向かい途中の昔は石灰石を積み出していた町を抜けると乗客は数えるほどになります。約1時間ほどで安倍首相の本籍地である長門市に到着。



小さなデーィゼルカーを降りて駅に出ます。



この駅で1時間ほどの待ち時間があります。実はこの駅に降りるのは45年ぶりです。我ながら高校2年生の夏に萩、津和野、松江と旅していてその時にこの長門市で蒸気機関車の写真を撮っているのです。じつのところ全然記憶になかったんですが最近昔、撮った蒸気機関車の写真を整理していたら長門市の機関区も入っていました。そしてこの駅から山陰線で下関に戻るわけです。ここから下関までの山陰線が乗れていないのと海岸沿いの景色がいいので物好きにもここまで来た訳です。次に乗るのが



タラコ色(専門的には首都圏色)のやはりディーゼルです。



2両連結ですがほぼ貸し切り状態です。乗り鉄にとっては最高の状況です。ゴットンと発車します。早速



車窓に海が広がります。ところが同じような人がいるもんだ。二つ前の座席には僕と同じように窓を開けて広がる海を時折デジカメで撮っている中高年の男性がいます。



穏やかな山陰西部の海をひたすらトコトントコトンと列車は進みます・



難読駅のひとつ「特牛」=「こっとい」を過ぎると途中駅の小串で乗り換えます。やはり同じようにディーゼルの2両です。



だんだん下関に近づくとさすがに車内も混みあってきます。下関に到着する少し前には対岸の九州も見えてきます。2時間ほどの旅が終わり終点下関です。今夜は駅前のビジネスホテルに泊まります。早期予約なのでシングルで¥3800!チェックインをして早速本日のもう一つの目的地へ市内バスで向かいます。



下関ってこんなに九州が近いんだ。すぐ前に門司の街が見えます。そして目指すは「唐戸市場」



今夜はこの唐戸市場の2階にある「海転からと市場寿司」です。時間は夜6時30分。いろいろガイドブックとかにはかなり混みあっていると書いてあります。が、昼は駅そばだったので期待も膨らみます。いざドアを開けると・・・いらっしゃと威勢のいい声がかかりますが、お客は誰もいない!どこでもどーぞと言われますが回転レーンには皿が回っていない!想定外の展開!とりあえず目の前のカウンター席へ。へいなんでもどうぞなんて言われても回らない回転で何を注文したらいいやらで焦りますがとりあえず瓶ビールとフグ汁とあれやこれやといろいろ頼んでしまい、しかも客がいないのですぐ出てきてしまう。



でも他に何組かお客も現れ、ちょっと落ち着いてきました。寿司もさすが唐戸市場だけあって、いつもの「〇ら寿司」とはえらい違いで身も分厚いしなんといっても新鮮です。板場のおじさんもヒマとあってちょっと会話も弾みます。オープンの時から板場に立って少し前に定年になったがまた請け負われて最近立ってるそうです。昼間は多い時で800人も来るそうで昔は夜も混んだが平日はこんなもんだそうです。いつも混んでると思われるので地元民が来ないのが難点と言ってました。最近の錦市場に京都市民が行かないのと同じようなものですね。御多分に漏れず昼間は圧倒的に外国人が多いそうで目の前に広がる関門海峡を中国人は「何川だ?」と川と勘違いしてよく聞かれるそうです。後半は板場のおじさんのおススメで(やはりふく!)満足して宿へ戻ります。



帰りに市場がみれるので水槽を覗くと



ふくが泳いでいました。



下関の夜景を眺めつつほろ酔いの電車男は宿へ帰ります。
つづく。


電車男 おとなびパスで 山陰へ その1

2018年06月19日 18時24分39秒 | 旅先で
お知らせ=布屋の最近のニュースは フェイスブックの「布屋」のページに随時掲載していますので 是非ご覧ください。ホームページの表紙に掲示しています。

さて、春以来やっとこのページに記事を書いています。フェイスブックページにタイムリーにお知らせするようになり(頻繁にできていませんが・・・)忘れていたわけではなくて、ちょっと話題がないもので暫くオヤスミしていました。いつもこのページを開いている方からお叱りを受けそうですが、何分お許しください。

さて6月に入りいつものように旅にでることが出来ました。今回はJR西日本がこの時期に発売するおとなび会員限定の「おとなびパス」で3日間¥20000でJR西日本乗り放題切符で出かけてきました。去年の四国きっぷは新幹線「のぞみ」に乗れませんでしたがこのおとなびパスはのぞみでなんと博多まで行けます。博多までの新幹線はJR西日本の範囲なのです。



新大阪7時12分発の「のぞみ95号」で出発です。ただし新幹線の京都駅はJR東海でこの切符では乗れないので京都から在来線の東海道線で新大阪に向かいます。仕方ないところです。ほぼ始発に近いのに結構な乗車率です。広島を通り過ぎ関門トンネルを通り抜けなんと九州は「小倉」で下車します。そうです今回の第一目的が小倉駅での九州線内の撮影です。



小倉駅の駅撮りでは白いソニックやら門司港行の電車とか普段見慣れない電車を撮影します。そして最大の目的は鹿児島線を行く貨物列車です。あらかじめ調べておいた小倉駅8番ホームに行くとすでに先客が2名います。ベストポジションに割って入れない弱気な電車男はちょっと引いて構えます。



来ました!なんと銀色の機関車!あまりの突然の出現に(ダイヤ通り来なくて諦めていた時現れます)ちょっと焦ってうまくモノにできません。この後も



関西では見られない巨大な機関車「EH500」も捕らえられました。今度は大丈夫。ここで2時間ほど過ごして名物の



駅そばの「かしわうどん」を食べて関門トンネルをまた越えて下関に渡ります。乗り鉄+撮り鉄の電車男は旅に出ると忙しい。下関では門司行の古い電車(交直流電車)や山陽線の古い電車(直流電車)も撮ります。そして過去に乗ったことがない「美祢線」に乗るべく厚狭駅に向かいます。ここでお昼と当初考えていましたが小倉で食べておいてよかった。新幹線の停車駅ですが在来線の駅前にはお店が見当たらない。そして美祢線で長門市に向かいます。
つづく。

京都散策 3月編

2018年03月02日 19時04分33秒 | 京都で食べること飲むこと
3月に入りました。寒かった今年の冬も過ぎて段々暖かくなってきました。近所のコインパーキングの値上げに続いて、京都駅からの手荷物配送サービスの会社が値上げです。駅から宿へ、宿から駅へ、そして宿から宿へのとても便利な手荷物配送サービスの「デリバリー・サービス」「キャリー・サービス」の会社どちらも駅送りが一個¥1000に値上げとなります。宿送りが¥800です。大きなトランクの場合はあまり感じませんが小さなバッグの方はちょっと値上げ幅が大きいですね。そして今日京都市から10月から実施する「宿泊税」についてのお知らせも届きました。布屋の場合はおひとり一泊につき¥200の税金を徴収しなければいけません。よろしくお願いいたします。
さて、暖かくなってきてちょっと散歩にでかけるいい季節になってきました。例によって市バス一日乗車券で、そうそうこの¥500の一日乗車券も3月17日から¥600に値上がりします。地下鉄+バス乗車券は¥900に値下げになりますが・・・。市バスで府庁前から河原町丸太町乗り換えで下鴨神社前で降ります。目指すは



「浅井食堂」です。毎年うちに来ていただいている金沢のKご夫妻がいつも行かれるとのことで我々も今回出かけてきました。ちょっと時間を外していきましたが席は満席で少しだけオモテで待ちます。そして入店。オモテで待っている間にメニューを検討していたのでカウンター席に座るとすぐオーダー。僕は



ハンバーグとエビフライ(2尾)¥1400。うちの奥さんがハンバーグとエビクリームコロッケ¥1200です。ランチはメインとごはんと珈琲か紅茶となんと赤ワインまたは白ワイン付きです!午後1時過ぎのお休みのランチに我々のオーダーはもちろん二人とも「赤ワイン」!です。料理を作るご主人がなんと「ソムリエ」の資格も持っているらしく壁には各種ワインリストが貼り付けてあります。この内容でワイン付きとは素晴らしい。廻りを見回すも平日の昼間からワインを飲んでいる客は我々だけでしたが・・・。でもこのボリュームでワインがついているなんて信じられない。帰りにご主人によかったと伝えるとそう言ってもらえて嬉しいとのこと。さてこれからどうするか・・。いつもは自転車で来る下鴨神社周辺ですが今日は一日バス券なのでちょっと散策します。下鴨本通りぞいには



おしゃれなパン屋さん「ナカガワ小麦店」があります。自転車でさーーっと通り過ぎていたので気付かなかったがバス停のすぐそばにあるんだ。



下鴨デリというこれまたおしゃれなお店もあります。



女性向けのメニューですね。でも今はお腹いっぱいなので外から店内を観察します。折角なので下鴨神社もと思いましたがお酒を飲んでるし遠慮します。



パン屋の向かいは有名なみたらし団子屋さんで結構外国の方が入ってゆきます。あれこれ行先を思案しますが、バス一日券があるので我々も「甘味屋」さんに向かうことにします。下鴨神社前から「205」で河原町三条へ。僕が勤めていたホテルガ閉館してしまいエントランスは鉄柵で覆われています。河原町通りに面した好立地のホテルでしたが耐震の関係で運営を諦めたようで、たぶん取り壊されます。寂しいですね。今からではオリンピックには間に合いそうもありませんね。気を取り直して向かうは



寺町三条の角に出来た「梅園 三条寺町店」です。たしかここは洋食のお店があったはずですがいつのまにか甘味店に変わっています。店内は明るくシンプルで女性好みです。満席ですが男性は僕だけのようです。ここで



寺町点心をオーダー。これが¥880と良心的な値付けです。いろいろ味わえるので女性にピッタリですね。うちの奥さんが



こちらをオーダー。ランチの後の甘味もいいものです。そして



三条大橋のバス停から嵐山行に乗ります。ほんとバス一日乗車券はお値打ちです。嵐山の少し手前が本日の目的地です。スーパー銭湯「天山の湯」です。通常は¥1050ですが先日新聞の広告に¥650なる券を見つけて切り抜いておきました。平日の午後5時前の「天山の湯」はすごく空いていて2時間ほどいました。おまけに木曜日は生ビール半額デーとやらでそれぞれ2杯づつ飲んで帰途につきます。クルマで来るとこれが出来ないのでバス一日乗車券で来た訳です。北に向かい街中を散策し西でお風呂といい一日でした。さあ春に向かって頑張ろう!