5月8日に行われた槌田劭先生による講演会の報告の続きです。
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必ずしも「リサイクル=良いこと」ではない。
例えば核燃料のリサイクルは、核戦争につながる可能性がある。
物事は複雑であり、ある部分のみをみて良いことだと思うのは
とんでもないことである。
自分自身(槌田先生)もリアカーをひいて古紙回収を3年行ったが
リサイクルさえすれば良いのかということを常に自問していた。
3年の間に古紙回収が注目され、古紙の値段が上がったが
業者が増えた大量の古紙が集まるようになった結果値段は暴落し、
その結果古紙回収から手を引く業者も出てきた。
この3年で全ては経済(お金)で動いていると実感できた。
お金で動く世の中=環境問題も経済の問題
しかしここで考えなければいけない
「お金を食べて生きていけるのか」
いまの世の中は「金主主義」である。
日本人は戦後、敗戦を見つめなおすことをしなかった
物欲に支配され、朝鮮戦争によって復興した。
55年体制が成立したように、日本は1955年に大きく変動し、
「もはや戦後ではない。アメリカの暮らしをモデルにして
追いかけよう」と経済戦争を始めた。
戦争では何かを犠牲にすること(殺人)が勲章になった。
それは、経済戦争では公害問題である。(例:水俣病)
お金といのちとは対極にあたる。
お金は一次元的価値であり、いのちは多次元的価値だ。
いのちとは生き続けることであり、生存絶対の原理である。
生きるための条件として環境は大事。
環境問題を解決しようということは生き方を変えること。
まず生存とはどういうものか考えなければいけない。
…「食べ物」があるから生きていけるのだ
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報告が遅くなってすみません。また続きを書きます。
オガワ
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必ずしも「リサイクル=良いこと」ではない。
例えば核燃料のリサイクルは、核戦争につながる可能性がある。
物事は複雑であり、ある部分のみをみて良いことだと思うのは
とんでもないことである。
自分自身(槌田先生)もリアカーをひいて古紙回収を3年行ったが
リサイクルさえすれば良いのかということを常に自問していた。
3年の間に古紙回収が注目され、古紙の値段が上がったが
業者が増えた大量の古紙が集まるようになった結果値段は暴落し、
その結果古紙回収から手を引く業者も出てきた。
この3年で全ては経済(お金)で動いていると実感できた。
お金で動く世の中=環境問題も経済の問題
しかしここで考えなければいけない
「お金を食べて生きていけるのか」
いまの世の中は「金主主義」である。
日本人は戦後、敗戦を見つめなおすことをしなかった
物欲に支配され、朝鮮戦争によって復興した。
55年体制が成立したように、日本は1955年に大きく変動し、
「もはや戦後ではない。アメリカの暮らしをモデルにして
追いかけよう」と経済戦争を始めた。
戦争では何かを犠牲にすること(殺人)が勲章になった。
それは、経済戦争では公害問題である。(例:水俣病)
お金といのちとは対極にあたる。
お金は一次元的価値であり、いのちは多次元的価値だ。
いのちとは生き続けることであり、生存絶対の原理である。
生きるための条件として環境は大事。
環境問題を解決しようということは生き方を変えること。
まず生存とはどういうものか考えなければいけない。
…「食べ物」があるから生きていけるのだ
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報告が遅くなってすみません。また続きを書きます。
オガワ