みかん日記

省農薬ミカン園の様子や農薬ゼミの活動内容を伝えます。

5/27 カザフとアラル海

2016-05-30 22:39:14 | 告知

今日はゼミの勉強会で、石田先生のお話を伺いました。テーマは「石田先生のカザフスタンでの活動報告」と「アラル海縮小問題とその対応策」です。

今日の勉強会参加人数は7人。アラル海の完全な再生はもはや不可能だという見解を聞いて一旦雰囲気が落ち込みましたが、残った小アラル海とその周辺地域にに昔のアラル海の生態系を復活させるためのプロジェクトが軌道に乗りかけているとの話を聞き、明るいムードで勉強会が終わりました。

僕は今まで漠然と環境問題に取り組みたい、と言い続けてきたのですが、本日石田先生のお話を聞いて環境問題に対する考え方や、それを解決することの困難さ、突破口が具体的に見えたような気がしました。

おくむら

5/20 ゼミ活動報告

2016-05-25 02:37:16 | ゼミ活動
今年こそ毎週更新を。早速遅れ気味ですが、セーフです、セーフ。

5月に入り、新歓イベントも終了し、2週にわたる前年度活動報告も済ませ、ついに今回から勉強会としてのゼミが始まりました。1回生の皆さんにとっては待ち望んだ週であったことでしょう。期待に見合う発表はできていたでしょうか?

さて、今回は初回ということもあり「農薬概論」と題し、農薬に関する幅広い話題に触れ、今後のゼミの予備知識としてもらう、はずでした。
はずでした。
目論見ははずれ、話せたのは日本の農薬に関する法や制度についてと、具体的な農薬3種の紹介のみとなってしまいました。概論にしては、いささか偏りすぎています。できることなら90分×15回は欲しかったところです。

悪あがきとして補足を試みると、今回の裏テーマとでも呼べるものは視点の多様化でした。

一口に農薬問題といってもその切り口は様々です。農業技術や環境、食の安全だけでなく、今回話した法や制度、専門家・非専門家間の認知の差なども問題として取り上げることができます。
また、農薬の安全性をとってみても、対象が消費者であるか、環境であるか、農業従事者・工場労働者であるかによっても見るべき性質は異なってきます。

さらに、普段否定的に見がちな農薬ですが、選択性付与のための発想はなかなかおもしろいです。グリホサートの‘選択性がないなら作物に耐えてもらえばいいじゃない’というのも、その是非はともかく、発想の転換としては秀逸です。他にも、蛹への変態の阻害など、防除対象と非防除対象との差異の突きかたには見どころが多いです。

1回生を迎え、人数を増した農薬ゼミ。人の数だけ考え方は違います。これから、今までにない発想や着眼点がたくさん得られると思うと楽しみでなりません。

(農・応生2 モリタ)




今日のゼミ活動(5/13)

2016-05-13 22:27:09 | ゼミ活動
今日はゼミの勉強会で、「みかん販売活動」と「選果場見学」の発表を行いました。

みかん販売活動では、去年してきたことをふりかえる良い機会になりました。

今年も秋から忙しくなってきそうです。

選果場には今年の2月に見学させていただきました。

そこで見聞きしたことをうまくまとめられていたと思います。

今日は全体で9人での勉強会となりましたが、有意義な時間だったと思います。



かわはらだ

5/6 ゼミ① 調査、市場見学

2016-05-13 22:03:06 | ゼミ活動
先週のことになってしまいましたが、報告を。
ここ2週のゼミは新入生を迎えてのゼミということで昨年1年を振り返る4部構成で。
5/6は 菅野 病害虫、収量調査
     藤井 市場見学 

前半は農ゼミの調査について報告しました。
発表した身から言うと、40年続く調査を伝えられたか心配です。
しかし、やるのが早い!というので新入生のみんなには夏、秋の調査で感じてほしいと思います。
そのためにも今から準備を始めねば。今年はいままでの病害虫、収量調査に加え土壌や雑草などやってみたいです!!

後半は藤井プレゼンツ、市場見学報告。
省農薬ミカンを扱う農薬ゼミって市場におけるどのポジション?
京都中央卸売市場で卸売業者って1社だけ!?
というのに興味がわきました。

今週のゼミで池田さんに教えてもらった、食彩市。
予定あわせて行きたいです。

来てくださった1回生の3人、池田さん、たけるくん、穴ばかりの発表に補足してくださったゼミメンのみなさん、ありがとうございました。
(農・応生3 菅野)