入力マスターへの道

タイピング速度に頼らず、最速の入力マスターを目指そう!

物事はスタートダッシュが大切

2013年11月23日 12時34分15秒 | 入力速度について
それでは、ここからは、いよいよ実践に入ります。
なるべく説明を省き、要点を絞っていきますので、わかりづらいこともあるかと思います。
その際は、これまでのページを参照していただくか、
コメント等で質問をお寄せいただければ幸いです。



まず、接続詞のように定型句を見てみましょう。
接続詞とは、文と文をつなぐ役割を持つ品詞です。


それでは、けれども、しかし、ですから、したがって、そのため、また、そして、


接続詞を使って例文を示します。

私は、家に帰ります。そうすると、愛犬が出迎えてくれました。
僕は、あすにキャンプに行く予定です。しかし、天気は余りよくないようです。
彼は、学校で一番速いです。ですから、リレーの選手になるのは当然です。


このように、2文の間に挟み、意味が続くようにする品詞を接続詞と言います。
また、2文に分けずに、接続詞を文末に置くこともできます。


この問題は難しいけれども、頑張って挑戦しようと思います。
僕には妹がいるため、彼女を守らなければなりません。


接続詞は、思います、思いません、思いましてのように活用がありません
つまり、語尾が変化しないため、単語登録には最適と言えます。

特に、接続詞の直後には読点(、)が必要なため、読点ごと登録しておくのがよいでしょう。


けれども、    → けも
したがって、   → しがて
したがいまして、 → しがまて
それでは、    → そは
そのため、    → そめ


最近の会話では、こうした接続詞が置き去りにされる傾向が強いため、
文章をいざ書こうとすると、どういうふうに文章をつなげていけばいいのかがわからないこともしばしばあります。
例えば、小学校低学年の子どもの作文や日記などがそのいい例でしょう。

きょうは、朝6時に早起きした。気分がよかった。着がえて、公園に行った。大きな犬が前からやってきた。怖かったです。


どのような流れかということはわかりますが、関連性が余り見えてきません。
そこで、適当な接続詞を挿入していきます。


きょうは、朝6時に早起きしたため、気分がよかった。そこで、着がえて、公園に行った。そうすると、前から大きな犬がやってきた。だから、怖かったです。


接続詞は、起承転結をはっきりさせるためにもとても重要な品詞の一つです。
会話の中ではこの接続詞やそれ以降が省略されることがしばしばあり、
「だから?」「それで?」などと聞き返すこともよくあります。


おなかが減った。(だから、)ご飯ちょうだい。


日本語会話の場合は、こうしたところは話者よりも聞き手に委ねていることが多くあります。
しかし、文章にする場合には、こうした語句は必要です。
そして、文章を書くときには、この接続詞から始まることが多くあるため、
入力リズムをつかむためにもこうしたところでつまずきたくはないのです。
そういう意味からも、接続詞の登録はとても重要な意味があるとも言えます。

(本文)
それでは、まず最初に、あすの予定を伺いましょう。
(入力キー)
そは まずさ あすのよていをうかがいましょう。


どんなことでもそうですが、始まりは非常に大切です。
そこでつまずくと、何事もうまくいかないものです。
いいスタートを切るため、また、気持ちのいい入力を始められるために
接続詞の登録はぜひお勧めします。

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