続・自宅に暗殺者がやってきた ～ アサシンクリード２ （2） ～

　先週から遊んでいたXbox360版の『アサシンクリード２』のプレイが終わりました。

　リアルに再現された中世のイタリアの街の屋根の上を飛び回るだけで楽しかったので、30時間くらい楽しむ事ができました。
　メインやサブシナリオだけのプレイならば半分くらいの時間で終わったと思うのですが、「この擬似空間にもっといたい。」と言う気持ちが強かったので、『ゲームをすぐに終わらせる派』の私には珍しく寄り道プレイを堪能しました。やはり本作の出来が良かったからでしょうね。評価は文句なく☆５つです。

　評価が高い理由は、シナリオの良さと操作性の良さの２点に尽きます。こんなにストレスを感じないゲームは珍しいですね（サブシナリオの『隠された真実』に関するパズルの後半だけは難しすぎました。ここだけは海外の攻略サイトを参考にさせてもらいました）。

　暗殺者（アサシン）が主人公のゲームにもかかわらず、長時間遊んでも精神がダークサイドにもっていかれなかったのは、暗殺を行うだけの大義名分の物語（シナリオ）が用意されていたからでしょうね。
　やはり、何をやっても構わない自由度が高い犯罪ゲームよりは、復讐のために行動する犯罪ゲームの方が私は感情移入できます。いくら18禁ゲームだとは言え、後味の悪い行動をする気にはなりません。

　操作性に関しては、娼婦や傭兵を雇って敵の目をそらす事ができたり、後半から二段ジャンプが使えるようになったりと前作からの良い改良が目に付きます。力技に頼るプレイと頭を使うプレイを自分自身で考えながら遊ぶのは楽しかったですね。

　以上が『アサシンクリード２』をプレイし終えた感想です。
　Xbox360とプレステ３を持っている18歳以上の方には、是非遊んでみて欲しい良品ソフトです。

　悪い点を強いて言えば、自分の隠れ家がある街を投資して大きくするサブシナリオをもっと長時間遊べるとよかったですね。自分の稼いだお金で街が発展していくのを見るのは楽しいですからね。

　本作は三部作とのことなので、今回も話が盛り上がったところでエンディングを迎えてしまったので、はやく次回作の完結編をプレイしたくて堪りません。
　12世紀のエルサレム、15世紀のイタリアと変わってきた物語の舞台が次回作ではどこになるのかが楽しみです。
　暗殺用の武器が剣から銃に変わるのだけは勘弁です。