決戦は日曜日（でした） ～ ２つめの国家資格に挑戦 ～

　11月13日の日曜日に、ガス関連の国家資格『高圧ガス第二種販売主任者』の試験を受けて来ました。

　受験会場は、なぜか朝は霧が立ちこめて30ｍくらい先がおぼろげにしか見えなかった埼玉県の東大宮にある芝浦工業大学の大宮校舎でした。霧の中をゆっくり歩いているうちにスティーブン・キング原作の霧を題材にしたホラー映画を思い出して、「なんて不吉な朝なんだぁ～。試験に落ちるかもしれない～。」と心の中で叫びました（日曜日の朝は埼玉のいたる所で霧が発生していたようです）。

　霧程度で簡単に私の自信が揺らいでいた理由は、試験勉強の最後の追い込みがほとんどできなかったからです。
　試験前１週間の先週は最後の追い込み（暗記）を行なう予定だったのですが、田舎から訃報が届いてしまったため、正直なところ試験勉強どころではありませんでした。２日くらい寝れませんでしたしね。試験を受ける精神状態としては私の人生で過去最悪の状態でした。

　そんな状態で金曜日まで来てしまったので、なんとか気分を変えるために、元気が出そうで勇気をもらえそうな映画のブラッド・ピット主演の『マネーボール』を金曜日の夜に観て、土曜日は１日机に向かってひたすら最後の勉強（あがき）を行ないました。本当は『ステキな金縛り』を観たかったのですが、笑いすぎて覚えた内容を全て忘れてしまいそうな危険性がありそうだったので観るのを止めました。大笑いする気分でもなかったですしね。

　そんな状態で受験した『高圧ガス第二種販売主任者』の試験は９時30分に始まりました。
　私は７月に行なわれた事前検定試験に合格していたおかげで、計算問題が厄介で私が苦手な理系の問題続出の『保安管理技術』は免除だったので、『高圧ガス保安法』の10問と『液化石油ガス法に係る法令』の10問の合計20問の試験でした。試験時間は１時間で、６割正解したら合格と言う試験です。ちなみに問題は５択です。

　試験はいきなり１問目から過去問題集になかった問題が出たので、「不吉な霧のお告げの通りにマズイ状況になるかも・・・。」とビビったのですが、その後は過去問題集で見た記憶がある問題ばっかりだったので、20分もかからずに全問解き終わりました。
　その後は答を３度見直して、40分くらいで途中退室しました（試験開始後30分で途中退室できます）。私が試験の途中で退室する事は珍しいですね。学科も実技もパニくった『第二種電気工事士』の試験の時とは雲泥の差です。尚、試験問題は持って帰る事ができました。

　そんな感じで昼前には自宅に帰ってこれたので、昼ごはんを食べ、WOWOWでパッキャオ対マルケスのボクシングのビックマッチの生中継を見て、プレイするのを止めていた『DARK SOULS』を数時間ヤリ込んだ後に、久しぶりに熟睡して昨日（月曜日）の朝を迎えました。


　そして昨日の夕方、試験の解答がネットで発表されるはずだったので会社のパソコンで確認しようとしたところ、サイトが全く閲覧できない状況でした。全国の受験生のアクセスが集中してサイトがパンクしてしまったんですかね？。結局、解答が見れたのは20時過ぎでした。もちろん自宅での閲覧です。

　解答を閲覧した結果は、『正解は20問中19問』でした。

　あくまでも自己採点ですが６割以上正解しているので合格ですね。これで昨年資格を取得した『第二種電気工事士』に続いて私は２つ目の資格を取得したようです（正式な合格発表は来年の１月５日なので少し気が早いかもしれません）。営業一筋だった私の履歴書にまた違う色が付きました。我ながら面白い変化ですね。苦手な理系の資格ばかり増えています。


　以上、『高圧ガス第二種販売主任者』の受験の話でした。
　無事に今までの私なりの努力が報われて合格したのですが、先週の訃報が心に残っているので、ほとんど嬉しさがないのが現実です。しばらくの間は何をやってもこんな感じでしょうね。時間が解決するのを待つしかないですね。