岡本正彰さんから8月4日に学習会の報告と感想が寄せられましたので掲載します。
定例学習会の報告
岡本 正彰
みなさん、2017.8.4学習会の報告です。
原発いらん!山口ネットワークのの三浦翠さんを講師にお迎えして、金曜ウォーク後に緑橋教会2Fにて行いました。
三浦翠さんは農薬を使わないで野菜や植物を育て身内で消費する行いを通じ、環境問題に関わってこられました。上関原発を建てるために海を埋め立てることは、上関長島の希少生物を絶滅させることになる、それは許せないと思うことが出発点だと話されました。
(スナメリ、ミサゴ、ハヤブサ、カサシャミセン、ナガシマツボ等々・・・)
「また原発が実際に稼働すれば温排水の影響で、魚や貝が獲れなくなる。食べられる魚が獲れなくなることは漁師にとっては死活問題。だから豊北原発建設計画も、漁師が団結して潰せた。上関もそうあるべき、そのために皆で頑張っているが、海を守り漁師を守るべきはずの漁協本店が補償金の受け取りを迫るようなことをするのが許せない。とにかく、私は国も県も中電も嘘をつくから大嫌い。上関の住民に、子どもの就職や結婚に便宜を図り、自分たちの扱い良い様しようとする上関町や中電も許せない。」
そう、強く語られました。
感想
温排水と言うが、「温」というほどのもんじゃない。熱排水と言うべき。
埋め立てで言えば、確かに宇部空港ができる前はあの辺も海で、ようマテ貝を獲って食べていました。
翠さんは嘘をつく国や県や上関町や中電に腹が立つことが、原動力と感じる。私もそうです。
福島の原発事故が起き、子どもの健康被害や避難問題(障がい者、高齢者)から再稼働は許せない、上関原発を建てさせないと声を上げ行動しているが、今日実際お話を聞き、原発が建つ前、そして稼働するだけで海が多大な損失を受けることをあらためて知った。これを広めることは、全国の今ある原発の再稼働を止め、新規の上関原発を潰す大きな力になると思う。