いのち・未来 うべ

わたしたちは、原発のない安全な未来を
子どもたちに残すことを願って活動しています

沖縄から知念優幸さんを迎えて)沖縄と原発の報告

2014年04月19日 | 活動の報告

昨日、4月18日の金曜ウォークと市民学習会は、沖縄から知念優幸さんを迎えて行われました。

 

宇部市役所前で 

 

これからウォーク出発

 

知念優幸さん

 

午後7時からの緑橋教会でのお話は、

 

まず、標的の村の30分バージョンの動画をみせてもらいました。

その後、1時間強にわたって、知念さんからパワーポイントを駆使した沖縄の現状報告がありました。

 平和をどのようにとらえるか、あなたにとって平和とはなにか?をキワードに、参加者に問いかけながら話をすすめて行きました。

「マスコミ教育のせいかもしれないが、、あまりにも無関心な本土のみなさんの沖縄についての無知をなんとかしたくて、今度の全国の旅を考えた」と目的を語ってくれました。

その後の参加者との質疑応答で、

「60年安保の前に、海上で交流会を行ったことがある」

「ベトナムに見立てた標的の村があることをこの映画で初めて知った」

「69年の沖縄デモに参加したことがあるが、それ以来、沖縄を忘れていたわけではないが、ますます厳しい現状になっていて申し訳ない」「原発と憲法9条、原発と沖縄の問題は切っても切れない、根っこにつながりがある」

「若い人の参加が沖縄でも減っていることは心配」

「スラップ訴訟は、祝島でもたたかわれている。共に力を合わせたい」

などの意見が出されました。

 今日は、防府市、明日は岩国市に向かうとのことです。

 

参考

標的の村 山口での6月上映日程

 

 

標的の村 ネットで見られるものとして

  

 

知念さんの全国行脚 趣意書

         趣意書

私は沖縄キリスト教学院大学の知念優幸と申します。
  現在、私はTeam Ryukyu という学生グループを創立し、沖縄の基地問題を中心に、現在の沖縄の諸問題に対して活動しております。本学には平和研究所があり、Team Ryukyuもここに属して活動させていただいております。平和研究所の
コーディネーターでもある金井創先生の協力のもと、座学やフィー ルドワークを重ね、現在では平和ガイドをすることもあります。近頃では修学旅行生や大学ゼミ生を受け入れ、交流を経て、沖縄の持つ特殊な 現状とその危険性、また沖縄から発する平和の重要性を感じることになりました。

 去る8月には全国8大学が沖縄に集まり、沖縄?広島?長崎から平和を考える学び合いと題して、学生シンポジウムを行いました。そこで互 いの平和に対する考えや、現在の日本が抱える諸問題への取り組みなどを話し合い、改めて沖縄戦
や戦後の米軍占領の歴史から学ぶことの出来 る、平和思想の重要性を感じることになりました。この出会いをきっかけに、全国の方々に沖縄の現状を伝え、平和について共に歩んで行けな いかと思いつきました。

 この度は、これまでの経験や、現在の沖縄の状況を全国に伝えたい、そして、そこで出会う方々と平和について共に考え、気持ちを共有して 行くということを根幹に全国を周りたいと思います。今では大きな問題となっている、福島の原発問題も然り、沖縄の米軍基地問題としても、 多くの人々が連体し反対して行くことで、国家という大きな壁にも立ち向かって行くことが出来ると信じています。

 問題となるのは沖縄という場所が距離という壁に阻まれている為か、沖縄の米軍基地問題があまり報道されない為か、いずれにせよあまり認 知されていないことにあります。各地を訪れ、伝え歩くことで、これからの日本の、沖縄の将来を考える機会になれば良いかと思います。また 沖縄人として少しでも本土の方々に米軍基地の危険性や、基地の無い沖縄という未来を考えていただければと思います。

  まだまだ若輩者ではありますが、沖縄や平和に対する気持ちは強く持っておりますので、この度の旅路にお力添えをいただきたいと思いま す。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 


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