ガンジス・河の流れ

インド・ネパール。心の旅・追想

赤ちゃんと家族

2020-05-15 | 心の旅・追想


カトマンズから西の方向に小さな山が見える その上にスワヤンブーナート
(通称 目玉寺)がある 市内から歩いて20分ぐらいで山の下に着く 
山裾に沿って左へ道を歩いて行くと両側に家屋が立ち並ぶ 部屋を借りて
ヒッピーたちがのんびりと生活をしていた ぼくも通り面したベランダのある
二階の一部屋で自炊生活をしていた 夜中、ベランダを歩く音がする 小窓から
覗くと家主の親父ではないか 板の階段がバタバタ、バタバタと人が上り下りする
うるせ~と頭にきた時 二階の奥からおんぎゃ~、おんぎゃ~と赤ちゃんの泣き声 
その時、生まれた男の子である 二人の娘と年が離れ小学高学年の小賢しいガキがいる 
トントン 小窓を開けると小梅ぐらいの濃褐色の物を持っている 手にとって嗅いでみる
うぅ~フレッシュなチャラスだ 今、ガンジャ畑で作ったと言う それぇ~早朝,畑へ行く
グラストップを両手で揉み上げる、がんばってみたが茶色くなるだけ 諦めた
グラストップを摘んで部屋に戻り紐にぶら下げる 野菜炒めには刻んで入れ食べる
乾燥したらティーグラスに入れお湯をいれたら緑の日本茶になる 効いたかどうか
記憶にない 夕方、ガキからチャラスを買い 作ったら持って来い
ぼくはガキの小遣い稼ぎの鴨になってしまった

緊急事態宣言
福岡県は解除された まだ気を緩めることはできない
医療従事者の皆様へありがとうの感謝を送ります。

コメント
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