校正は怖い

2017-02-10 22:00:00 | 雑記帳

昨日は寒くて爺さん外出意欲なぞ全く無しの日でありました。

今朝は朝陽燦々、リビングは暖かく7時ごろはエアコン・床暖のスイッチは総てオフ。


何日ぶりかなぁ、今日は外に出てみるかな~の気持ちが動いた。


8時を回った頃「そうだ頭をやりに行こう」と 予約電話。

例によって1時間に1本のバスに乗った。途中藤塚橋で保土ケ谷バイパスを上から


1枚パチリとやって 10:30 「ヘアーサロンF」に入った。

   
南側の椅子は太陽光がいっぱい。シェービング中は居眠り気味の良い気分だった。

ヘアーサロンFさんは、閑静で綺麗なお屋敷が並ぶ環境の中のお店だ。


惜しむべきは名物「桜並木」の老樹が毎年減って残り少なくなった。

      

     

帰りは途中で逆行してくる〇〇系統・横浜駅西口発 → 保土ヶ谷駅西口行きのバスに乗り
換えなければならない。

その路線に入ったら、素直に降りてその系統のバスを待てばよいのである。

公園を登り帰宅すればよいのだ。長くてもバスは12分おきぐらいに来るのだ。

寒空に震えながら路上のバス停待ちはご免の私はそのまま乗った儘だ。

ナビで乗り換えるバスの位置を把握して、降りて待つバス停を決める。待つことなくその
バスに乗る。バス To バスなのである。 

春や秋は宜しいが、炎天下で汗を拭き拭きとか、厳寒に震えながら路上で待つのはご免だ。



私は、昭和4年 の生まれ。当年88歳です。
今回の角川さんの「織田 信長」の 校正ミス、しかもその多さに驚いております。

私も「校正」には神経を使った経験が長かったので、<他人事>とは思えません。
製薬会社で広告・宣伝や製品計画を担当した時代が長く、神経をすり減らしました。
文献とか、能書、パッケージ、新聞、週刊誌などの広告宣伝などデザイン・レイアウトなど
には校正がつきもので、冷や汗をかいた事も多々ありました。

日本文はついつい読んでしまう。流し目ですーっと見てしまうのでミス、見落としが多く、
逆に英文は苦手だけに真剣に見るのでしょうか過ちが少なかったような気がします。

極端なやり方として原稿通リか否かの校正は、和英共に夫々尻から逆に一字一字読ませてみた
りとか、いろいろ工夫した事もあります。
誤字、同音語、類音語等々は国語力の問題もあり、厄介であったと思っている。

滑稽なこともありました。
品名・成分・用法用量・効能等所定の表示事項が整ったパッケージを関係部・課に「最終回覧」
し捺印を求めました。
学術・営業・販促・業務・製品計画・宣伝等々の部長印・課長印がべたべた押され戻って来た。

これで良しいざ印刷発注をと思ったら、正面に製造元の社名と住所が無かった。(欠けていた)
と言う珍事もあった。誰も気づかず判べたべたの出来事でした。

扨、私の父は1899年 明治32年の出生で、私が生まれたときの父は30歳でした。
昭和4年(1828)を見た瞬間 私は父より71歳の年上で驚きました。

考えてみますと、校正を業とする専門会社が<30か所>の校正ミスはちょっと考えモノでは
と申せましょう。校正部分は朱書で知らせたとのことですが。
原稿の方もお粗末だったかも…と考えられませんか。
同音語の場合や、句読点の配慮等にも心配りが必要でしょうね

私も年とともに呆けてきたと自覚しています。承知の上で苦言を申し上げております事をお許し
下さい。

≪貴社の、記者が、汽車で、帰社した≫


電報文「カネオクレタノム」・「金送れ、頼む」 「金を、呉れた、飲む」

 

 

  
 


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