中国不滞在記 in 神戸

行って見て聞いて考えた中国のこと

留学中の学生たちに会った

2015年08月10日 | 中国の学生
8月初めに用事で東京に行き、宇都宮大学に留学中の学生たちと会った。

1年間教えた浙江師範大学の学生たち4人。
4人とも日焼けして健康そうでした。もっとも寮が学校から遠くて自転車通学なので日焼けしてしまったそうで、健康美なんてお呼びじゃなく、お肌を守りたい気持ちは日本人と同じか、それ以上で、4人揃って日焼け止めクリームを塗りたくり。

彼らは毎週20時間ぐらい働いて、生活費を工面しながら授業をこなし、いろいろなイベントに参加し、充実した留学生活を送っているようです。中国で接した彼らよりずっと明るく健康になったように思えました。中国の厳しい学生生活にくらべるとやはり解放感があるのかもしれません。

ちょうど宇都宮で歴史ある二荒山神社で夏祭りがあるとのことで、一緒に見に行きました。
ん〜、なんかしょぼい、といっては失礼ですが、まあ参加者が楽しんでいるお祭りでした。お祭りとはもともと見物人なんかいらない、郷土の人たちが自分たちで楽しむ行事なのだからそれでいいと思います。しかし、学生たちからすれば、爆竹もなくつまらないと映ったようです。それに中国には春節や清明節のような行事はあっても、地域のお祭りというものがあまり存在しないようで、そういえば廟(道教のお寺、道観)の神輿をかついで練り歩くというような風習はないのではないかと思います。

学生たちは知らないが、栃木県といえば栃木牛。若者だからお肉をガッツリご馳走しようとおもって調べておいた焼肉屋に行ったら、お祭りで予約満杯、仕方なく居酒屋でごちそうして別れました。帰りに「宇大クッキー」なる手作りの素朴なお菓子をいただきました。

学生の一人は9月に帰国、残る3人も来年の3月には帰国して大学に復帰します。
日本にいい印象を抱いて帰ってほしいものです。
間違ってもヘイトスピーチなんか聞くことがないように祈るばかり。


またまた女子学生ばかりですみません。


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