何と前回の投稿から5年も経っていました。
読み返してみると中国にいたときのことがまざまざとよみがえってきました。
けっこうおもしろじゃん。と自分で言って何ですが。
昔の方が文章がうまかったのではないかとさえ。
人に読ませるのではなく、自分の覚書として書くのもいいかな。 . . . 本文を読む
かくも長き不在。。
まだしぶとく生きております。
日本語学校のことはこれで最期。なぜなら7月に辞めてしまったからであります。
そればかりでなく4月から始めたばかりの高校の講師の方もやめちゃいました。
理由は簡単、楽しくなくなったからです。
楽しくなくなった理由はいろいろありますが、
「もういいのではないですか、後は好きなことをしてすごしたらどう?」と心の声が聞こえたのです。
この歳になった . . . 本文を読む
久々の更新であります。
前回、書いたことの続きです。前回といっても2か月以上前ですが。
担当クラスが替わって、それが、、、というところだったかなと思う。
そう、3月まで受け持っていた担当クラスは半分が中国人、半分がベトナム人でとても仲のよいクラスだった。休憩時間には2,3人の学生がお菓子を買いに行き、みんなに配ったりする。もちろん先生におすそわけも忘れない。ベトナム人学生は恐らくかなりアルバ . . . 本文を読む
3月に大阪の日本語学校を辞め、4月からこれまで勤めていた神戸の日本語学校とある高校の非常勤講師をすることになった。神戸の日本語学校は昨年の10月からで、とてもいいクラスだった。ベトナム人と中国人が半分づつなのだが、4コマ連続の授業中、居眠りする学生がほとんどいない。携帯を私用で使っている学生はたまにいたが、注意するとすぐやめて二度としない。文法的な質問もけっこう出る。そんなこともあろうかと十分に準 . . . 本文を読む
久々の更新です。
書くことはあるけれども机に向かう時間が少ない、というのが理由。
そしてめんどくさいというのが最大の理由。
いつものことながら留学生の話。
前回、某国立大院の院に合格したSさんのことを書いたが、久しぶりにメールが来た。
中国の学生から日本語についての質問や「どうしてますか」という類のチャットがときどき来るが詳しい近況報告はそんなに来るわけではない。
ちょっと嬉しいので原文を . . . 本文を読む
昨日、留学生から嬉しい知らせが入った。
心配していたSさんが念願の広島大学日本語教育研究科修士に合格したとのこと。
彼女と知り合ったのは2013年に赴任した浙江省の大学で当時2年生になったばかりだった。
ちょっと不器用で自信が持てないタイプの子で日本語の成績は中の上で日本に交換留学できる上位5人の枠にも入らなかった。だが、人柄がよく一生懸命なところがよかった。勉強以外ほとんど趣味のない学生が . . . 本文を読む
さても長い間の不在でありました。
ブログを書き始めたのは中国で日本語を教え始めて1か月ほど経った2012年10月から。
それから2015年7月に帰国するまでかなりコンスタントに書いていたが、だんだん更新の間隔が延び、かれこれ3か月以上更新していない。ネタは常にあるが机の前に座っていることが圧倒的に少なくなったからである。
ほとんど絶無に近い読者の方からは、最近書いてないね、と声をかけられるこ . . . 本文を読む
15日から19日まで茶道文化交流の為、昨年6月まで日本語教師として勤めていた浙江省金華市の大学を訪問しました。茶道文化交流はさておき、茶道の講師及び外教のT先生、案内の学生2名となじみの烤羊肉店(羊焼肉店)「西北狼」を再訪。
この店は青海省産の新鮮な羊肉を豪快に焼き、香辛料をたっぷりと振りかけていただくという中国でもあまり見かけない専門店で、羊の脚一本が80元(1200円)巨大な骨付きアバラ肉の . . . 本文を読む
私事ですが(私事じゃないことはなにもないけどね)、9月よりお茶の稽古に行っております。
お茶のお師匠。典雅な方であります。
わたくしの生まれ育った家は超モダンというか、巨大な仏壇は開けたことなし、神棚なし、食事は西洋流で箸など使わなかった。
和室も当然なく、父が極端な無神論者で仏教(というより坊主)が大嫌いなので、法事もなく、生まれてこの方正座というものをしたことがない。
それが茶道を習う . . . 本文を読む
2年間勤務した浙江省の大学のP先生から結婚式の招待状が届きました。
その先生が担任をしていたクラスの学生から、先生の結婚式があるので参加しませんかというチャット。
チャットには招待状が添付されている。クラスの学生たちも式に出席するらしい。
「みんな先生に会えると嬉しいです」とオベンチャラ言われて素直に喜んでしまう元外教でありました。
それにしても本人からではなく、なぜ学生が招待状を送ってく . . . 本文を読む
今日は週一の日本語学校の日。
午前中は期末考査の監督。
自分が教えているクラスではあるが、試験は専任の先生が作ってくださったもの(らしい)
午後はあの悪魔のような総合科目。。。
先週の試験のフィードバックとて説明するが、学生から2か所ミスを指摘され、来週解答すると逃げる。8ページにわたる試験を3日かけて作ったのだぜ。3回見直してなおかつ間違いがあったとはこれは病気だ。昔からだが。。準備にかける . . . 本文を読む
昨日午後、ジムでラケットボールをした後、ミント神戸で「帰って来たヒトラー」を観ました。コメディーでありながら、ヒトラーの恐ろしさを考えさせる映画でした。
ヒトラーは第一次大戦の敗戦の結果、政治的経済的に追い詰められた国民の不満を代弁して第一党となったナチスの党首として首相に就任し、合法的に権力を掌握してベルサイユ条約を不当としてラインライトに進駐、オーストリア併合、ズデーテンドイツ併合など、ドイ . . . 本文を読む
ハーグの仲裁裁判所の審判は予想以上に中国に厳しい。
火曜日の授業で、ある学生が
「先生、今日の6時半です。」
「何が?」
「裁判の結果です。」
「南シナ海の九段線だね。中国に厳しい判決が出そうだね。」
「そうですね。でも、歴史上、南シナ海は中国のものです。戦争になります。」
戦争になるわけはないと思うが、〇〇は中国のものだ、というのは尖閣諸島について2012年〜13年、いやというほど見たり聞 . . . 本文を読む
鳥越の突然の都知事選出馬表明。
参院選の結果を見て、憲法改正を阻止したいために昨日決断したのだとか。
驚きだ。
この選挙が実は改憲が隠れたテーマだということは既に分っていたこと。
改憲を阻止したいのならなぜ今回の参院選挙に打ってでなかったのか。
それにこれまで国会議員になるチャンスはいくらでもあったはず。
都知事の仕事はまず都政で憲法云々ではない。
都市外交を展開して国政を批判するつもりなの . . . 本文を読む
1年ぶりで大学を訪れてみると、大学の食堂前にあった美しい芝生の広場は、石畳を敷き詰めた醜い広場に変えられていた。建学60周年を記念したものらしい。『六秩芳華 教澤天下』「60年の芳華を天下に教え知らしめよ」だろうか。スローガンの好きな国だな。
芝生には木立もあり、天気のいい日には昼休みに学生と話をしたり、昼寝したりしたものである。そこには座り込んで話をしたり勉強したりしている学生たちがいつもいた . . . 本文を読む