鳥海ブルーラインから日本海を望む。
羽黒山からは日本海を眺めながら北上するつもりでいたが、ナビゲーターの妻が鳥海山の山腹を回る道があるというので内陸部のブルーラインを辿った。
鳥海山は2236メートルの海岸に噴出した火山の独立峰だ。
道はその東側から北側を千3百メートルほどの標高まで上がりながらまいて行く。
麓のスギなどの人工林を抜けるとつづら折りの山道が徐々に高度を上げて行く。
それにつれて広葉樹の林が広がり、紅葉も色を増してゆく。
日曜日とあってさすがに車は多いがとても渋滞などが発生するほどではない。
東北に来ると人口の少なさを実感する。
5合目の鉾立展望台に立つと、日本海がまるで地図を見るようにその海岸線を示してくれる。
目を少し北側に向けると、今まであまり見たことがないような風景の奈曽渓谷が見える。
噴出した溶岩がその後荒々しく削られてできたと思われる多くの谷が紅葉に彩られている。
奈曽渓谷。
今夜の泊りは白神山地の東側入り口、暗門の滝近くのアクアグリーンビレッジANMON。
オートキャンプ場の隣の河原のフリーゾーンなら5百円だといわれてそこに停める。
センターハウスには大浴場もある。
ここもキャンプしているのは3組だけ、河原の枯れ木を集めて車の横でたき火もすることができた。
アクアグリーンビレッジのフリーゾーン。右の土手からオートキャンプ場。
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