祭壇に額ずく娘夫婦。
午後、娘夫婦の八ヶ岳山麓の家の地鎮祭が行われた。
やっと着工となる。
予定では秋遅くに完成とか。
午前中は、建設地近くの「八ヶ岳自然文化園」で時間を調整した。
園内にはパットゴルフ場や芝生広場、白樺林の散策路などがありゆっくり過ごすことができるようになっている。
園内の池には水芭蕉が咲いている。
さすが標高千メートル以上の高原地帯だけあって、景色が違う。
桜も今が盛りだ。
その桜も染井吉野は少ないようで、北日本に多く分布する「大山桜」が目につく。
別名「紅山桜」とも呼ばれているようで、ほんのりを越えるほどの紅色だ。
八ヶ岳中央農業実践大学校の桜。
帰りは小淵沢インターチェンジから高速に乗るために、八ヶ岳山麓を巻く通称「鉢巻道路」を通った。
標高千5百位所のところから小淵沢に降りてゆく道だ。
途中、「大山桜」の並木道が続き、わき見運転せざるを得ない景色だった。
まだ新芽を吹いていない枯れ木林から、少し色付き始めたところ、すでに山笑う状態になった低地まで変化にとんだ風景を楽しむことができた。