片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

3/5 大江戸骨董市

2017-03-09 00:15:28 | 旅行

東京フォーラムでの骨董市。

  妻が3月の土日で用事が無いのはこの日曜だけだということで東京へ出かけた。
妻が文太郎と会うのは一ヶ月振りぐらいだろう。
前日の土曜には娘夫婦の元同僚たちがお祝いに駆けつけてくれていたそうだ。
3・4組の夫婦がそれぞれお互いが皆知り合いだというのは私には経験のない付き合い方だ。

 昼前に訪ねた時は直前まで起きていたのに、眠りに入ったばかりだということで笑顔は見ることが出来なかった。
外に買い物に行くという娘夫婦と別れて、東京フォーラムの周りで、毎月第一。第三日曜日に開かれるという骨董市に出かけた。
妻はこれまでも何度か来て、数千円のアクセサリーなどを見付けている。
私は初めてだ。
ほとんどガラクタだと思われるものから、これはと思えるものまでさまざまなものが並べられている。
観ていると、数百円の値段のものでも客が出店者と会話しながら楽しんでいる。
その客の顔や姿、また店主の身なりや風貌を見ていると、とても金儲けでやっているとは思えない。
皆さんこの瞬間を楽しんでいるように見える。
外国人も多い。
店主も流ちょうな英語やフランス語で対応している。
また外国人も巧みな日本語を操る人が多い。
私はもう自分の年のことを思うのでかつてほど欲しくなるものがない。
そんな中で、腕時計が目に着いた。
現在私が使っている2個の時計はそれぞれモード切替が壊れている。
通常時間表示は問題ないが、アラームだとかクロノメータは使えない。
そんな意識がその時計に目を向けさせた。
その店主は1メートルに満たない台に数点のおもちゃと時計を並べていた。
気を引いたのはそのデザインと値段だ。
ひとつは現在のUSBスイス銀行が顧客に配ったノべりティーだという。
スイス製のクオーツ時計だ。
もう一つはインドの軍隊が隊員用に制作した時計で、ムーブメントはシチズン製の手巻きだ。
店主は私と同年代の至っておっとりしたジェントルマンだ。
私も店主との会話を楽しみながら品定めをした。
しかし決断が出来ずに、昼食のためその場を離れた。
妻も何も買わずに出てきた。
昼食後、妻にも気になったものがあったようでもう一度市に戻った。
現在私の欲しいものは、DSDS(デユアルsim、デユアルスタンバイ)のスマホで3万か4万で買えるものだ。
それをこの春のキャンペーンでさらに安く手に入らないかと検討している。
ビックカメラで訊いてみると、1万円ちょっとで買えるキャンペーンもあった。
しかし、縛りが2年で、トータルするとそれほど変わらない。
そんなことを悩んでいるのに、全く予定しなかった腕時計を買うことになった。


真ん中がスイス時計。右は2カ国の時間が表示できる。左はソーラー、二つとも20年以上前のものだ。

結局、クオーツの方を購入した。
デザインがシンプルなことと、スイス製だということが理由だ。
値段は8千5百円を8千円にしてもらった。
新品だ。
妻も数千円のものを数点手に入れた。
充分皆さんと同じようにこの骨董市を楽しむことができた。

 帰りにはまた娘の部屋に寄り、楽しそうに朗らかにしている文太郎と対面することができた。
夕食をごちそうになって帰宅した。



コメント
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