古谷実原作、園子温監督の「ヒミズ」 今年一番心に響いた映画です!
原作では絶望のサイクルから宿命的に逃れられずに幕を閉じますが、映画ではどうしようもない「絶望」から「希望」へと、
生きたいという生物の、命の根源的な強さを、ただもう泣き叫びながら立ち向かうその強さが描かれています
震災というタブー、原発というタブーを真っ向から見つめ、今伝える、という使命に挑んだ園監督の自叙伝「非道に生きる」
岡本太郎、草間彌生の自叙伝に並ぶおもしろさです!
「本来、人間は生まれながらにたった一人で、自分の道を切り開くために生まれたわけです。
そもそもが、道なき道をゆく宿命なんです。ほかの人と同じ考え方をするのなら、生まれなくてもよかったとさえ思います」 (部分抜粋)
園子温監督についてもうちょっと書きましたので興味ある方は→ ☆