れんげざ

日々の雑記帳
焼津の小さなタイマッサージ屋です!
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ヒミズ

2012-12-30 | 本、美術、映画など

     古谷実原作、園子温監督の「ヒミズ」 今年一番心に響いた映画です!

原作では絶望のサイクルから宿命的に逃れられずに幕を閉じますが、映画ではどうしようもない「絶望」から「希望」へと、

生きたいという生物の、命の根源的な強さを、ただもう泣き叫びながら立ち向かうその強さが描かれています

震災というタブー、原発というタブーを真っ向から見つめ、今伝える、という使命に挑んだ園監督の自叙伝「非道に生きる」

岡本太郎、草間彌生の自叙伝に並ぶおもしろさです!

「本来、人間は生まれながらにたった一人で、自分の道を切り開くために生まれたわけです。

そもそもが、道なき道をゆく宿命なんです。ほかの人と同じ考え方をするのなら、生まれなくてもよかったとさえ思います」 (部分抜粋)

園子温監督についてもうちょっと書きましたので興味ある方は→ 

 


「生きることについて」

2012-12-18 | 大事なこと
毎日、日常を過ごすことにおおまか満足
 
お金はたんまりないですけど、食べるものはあるし寝るところもあるし
 
夢も希望もとりあえずあるし、目標もある
 
でも、人間の行く末と日本の未来は正直心配…
 
「チェルノブイリ・ハート」というドキュメンタリー映画の冒頭に流れる、
 
平和のために生涯をかけて闘ったナジム・ヒクメットという人の詩を紹介します
 
「生きることについて」 
  
この地球はやがて冷たくなる
星のひとつでしかも最も小さい星 地球
青いビロードの上に光輝く一粒の塵
それがつまり
われらの偉大なる星 地球だ

この地球はいつの日か冷たくなる
氷塊のようにではなく
ましてや死んだ雲のようにでもなく
クルミの殻のようにコロコロと転がるだろう
漆黒の宇宙空間へ

そのことをいま 嘆かなくてはならない
その悲しみをいま 感じなくてはいけない
あなたが「自分は生きた」と言うつもりなら
このくらい世界は愛されなくてはいけない

お天気のいい日、静波へ

2012-12-10 | 日常事

なぜかダチョウのいるカフェ、「つなぐ」さんでランチ♪

おしゃれなだけじゃなく、ごはんもすごくおいしい!!

ダチョウくんはすさまじく麗しく、大きな生き物の躍動感にただただ圧倒される

                

そのあと「つなぐ」さんからすぐそばの「コスモスコーヒー」さんでうっとり、香り高いコーヒーとケーキを堪能!

コーヒーの淹れ方もレクチャーしていただき、ちょうど出来上がったばかりのロールケーキの切れ端(絶品!)までいただいちゃって!

ほんとうにyumitaさんmakitaさん、ステキな時間をありがとうございました(*^_^*)

寒くて風ぎゅんぎゅんだけど、おいしいコーヒー屋さんもあることだし、また来るぞ^^