れんげざ

日々の雑記帳
焼津の小さなタイマッサージ屋です!
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石垣りん

2018-03-27 | 本、美術、映画など

会ったこともなく生きた時代が違っても、なによりも大事だと思う人たちは、本の中にいる

その人たちは、私に喜びと哀しみと共感と、熟考する穏やかな時間を与えてくれる

 

日常の中からはなかなか拾えない魂のかけらが、本を開くとぼろぼろ手の中に落ちてくるので、

もうわたしはいつひとりになっても、本棚さえ死守できるのであれば大丈夫!とさえ思ってしまっている…

 

石垣りん

彼女の詩やエッセイのなかには、言葉にできない感動が、表現できない感情があふれていて、

わたしはどこでもいいから本を開ける 開けたところを読む すると時間は過ぎていて、いつのまにか泣いている

その繰り返し、たぶん生きている限り、何十年後も繰り返す気がする だから、わたしはりんさんをお母さんのような、

お姉さんのような、友達のような、恋人のような、幾度も巡り合う人だと勝手に思っているのだ

大好きな詩には付箋を貼らずにはいられない!

誰か、本屋さん、編集者さん、石垣りんさんをもう一度、この世に戻してください!

大勢の人が、りんさんに会えますように…