西京極 紫の館

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雨ノチ晴レルヤ

2014年03月29日 17時25分28秒 | 日々の雑感
NHKテレビ小説ごちそうさん最終週。

一大ブームを巻き起こした「あまちゃん」の後を受けて
果たしてどんなドラマになるのやらと注目していたが、
主演のちゃんと東出昌大くんの熱愛報道効果もあってか
これまた見事に大ヒットしました。
一人の女性が“食”を通して成長していくという
朝のテレビ小説、久々の王道ストーリー。

すべてを通しては面白かったんだけど、
序盤の食いしん坊で天然ボケのめ以子ちゃんのままいってほしかったナ。
戦争中と戦後の焼け跡時代のシリアスなエピソードは設定的には重過ぎた。
活男くん、戦死しちゃったらシャレにならないよ。
悠太郎さんが最期の最後に帰って来れて良かった。

それはまあよしとして。

「ごちそうさん」の脚本は登場人物を丁寧に扱ってるのは評価出来る。
ひとりひとりのキャラクターにきちんと見せ場と泣かせ処を用意してあった。
コレ、出来そうで出来ないことだと思います。

その中でその展開は読めんかった~ってエピソードがあった。

ひとつは正蔵役の近藤正臣
近所の始末屋ジイさんだと思い込んでたが、
突然悠太郎の妹の見合いに親父だと名乗って乱入。
それが単なる芝居ではなく、なんと本当に悠太郎の父親だったとは…

ふたつめは真面目な夫・悠太郎が幼なじみの亜貴子(加藤あい)と浮気。
いや~どう収めるつもりなんやと思ったらこれはかなり強引に収束させてた。

そんなこんなありましたが、一番見所だったのはコレ。

キムラ緑子演じる小姑・和枝が繰り出すめ以子へのイケズ。
そのどれもこれもが凝りに凝ってて深い(笑)
このふたりのやりとりだけで半年持ちそう。

他にも良かったのは原田泰造の江戸っ子ガンコ親父っぷり。
もはやコメディアンというより立派な俳優さんですね。

最後に。
糠床におばあちゃん(吉行和子)の魂が乗り移ってナレーションするってのは
斬新なアイデアだったと思います(^^)

はい、半年間、ごちそうさん。


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2 コメント

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大阪弁 (こに)
2014-03-30 10:29:29
年明け以降、め以子が突然大阪弁になって面食らいましたが徐々に慣れて最後の一か月は欠かさず見ておりました。
杏さんの涙涙の演技にもらい泣きすることも多かったです。
キムラ緑子さん、BSで再放送されている「ちりとてちん」にも出演されていて大阪制作ドラマには欠かせない女優さんですね。
吉行和子さんのホンワカナレーションは良かったです。
次の連ドラの三輪明宏さんなど、ナレーションに年配の方の起用が目立ちますね。
大河の方は偶然か交替になって良かったと思いますが(^_^;)
こにサンへ (西京極 紫)
2014-03-30 19:47:25
コメントありがとうございます。

そういえば、急にめ以子大阪弁になってましたね(^^)
気づかなかったデス。
杏ちゃん、うまく演じてました。
これからきっと女優さんとして伸びていくでしょう。

大河「軍師官兵衛」のナレーションが交代したのは
藤村志保さんでしたが、骨折され療養の為というのが
その理由だったはず…ですが、
本当は聴き取り難いという視聴者からの苦情が本当の理由とか…
ほんとでしょうか?

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