My Best Book 2013

キングの長編『アンダー・ザ・ドーム』は越年しそうなので
2013年のベスト・ブックをまとめてしまいます。

『アンダー・ザ・ドーム』は来年回しにすると、
今年読んだ本は２７作品。
☆５つの満点評価は２作品。
これで１、２位は確定。
残る１枠を☆４評価の８作品から選びます。
（「アサギロ-浅葱狼-」も☆４ですが未完の為、今回は除外）

１位 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年　村上春樹

熱烈なハルキストからの評価はやや低いようですが、僕は楽しんで読みました。
今年のNo.1ベストセラーなので内容についてはここでは語りません。
今年こそノーベル文学賞獲って欲しかった…

２位 わたしを離さないで　カズオ・イシグロ

この小説は今年刊行された訳ではありませんし、
映画化された時に観ているので内容もほぼ知っていましたが…それでも泣けた。
掛け値なしに名作と言っていいと思います。

で悩んだ結果…
３位 ゴンベン　小川勝己

金田一耕助のアンソロジーで知った作家さん。
暴力的な表現もありますが、ラストの意外性がとても良いです。
もっと世間的に評価されてもイイと思います。
「ゴンベン」は“言偏”で“詐欺”の警察の隠語らしいです。

次点はキングの中編集『1922』

久々にダークなキング作品でした。

さて、今年もあと３時間を残すばかりとなりました。
例年にも増して今年の大みそかのTV番組はクソですね（苦笑）
しかたないので紅白観てます。

来年は良い年になります様に！
みなさま、良いお年を！