西京極 紫の館

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小説 葬送のフリーレン ~前奏~ 八目 迷/著 小学館

2024年05月05日 16時51分02秒 | 西京極の本棚
【紹介文】
これは、フリーレンが“人を知るため”の度に出るその少し前の物語。フリーレン、フェルン、シュタルク、ラヴィーネとカンネ、断頭台のアウラ、それぞれを主人公としたエピソード5編からなる大人気コミック『葬送のフリーレン』の世界を描いた短編小説集。

【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ☆☆★★★
  独創性 ☆☆★★★
 読み易さ ☆☆☆☆★

【西京極の読後感想】
文句のつけようもない出来だった原作コミックやアニメの勢いにあやかって小学館が企画したであろうこのノベライズ。正直言って5つのエピソードのいずれもがお話として起伏が乏しく意外性もない。フリーレンのファンが読みたいのはこんな裏設定があったのか~という新たな発見だと思うのだけれど、その点ではやや期待外れ。辛うじて5つ目ラストのエピソード『葬送』が残されるフリーレンの哀切を感じられて良い読後感はありました。でも原作コミックとアニメの方が圧倒的に良いな。

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