西のつぶやき

日々考える事

9月議会予定議案説明会

2011-09-08 20:36:57 | Weblog
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 本日は午後から、9月議会の予定議案説明会があった。午前中が自民党。午後からはその他の会派に対して、執行部から行われます。

 この説明会については、蒲島知事が就任する前は、自民党に対しては、知事が出席し、午後の他会派に対しては、知事が出席をしなかった説明会でしたが、蒲島知事になってからは、すべての会派に等距離の説明をということで、知事も出席となっています。

 この点は蒲島知事の改革で評価すべきところですが、本来全員協議会で一回の説明で済むところを、自民党のこだわりにより別々の開催となっているのです。

 さて、9月議会は53.4憶円の追加補正となります。その中身は東日本大震災関連分13.3憶円、経済対策分16.7憶円、通常分23.5憶円となっています。議案数は68議案、報告が25号となっています。特に報告については、県が出資をしている団体の収支状況報告となっています。これは、それぞれの所管の委員会で審議されることとなります。

 新規事業の中では、食品検査の機能強化事業として保健科学研究所に配備する放射性物質測定の機器整備について議論がありました。福島原発事故以来、なにかと注目を浴びているセシウムなどの放射能物質の検査体制は大変重要なことですが、その検査体制、検査方法、予算の出どころなど様々な観点から執行部に対して質問があったところです。

 それだけ、議員もしっかりと問題意識を持っていることだと思います。私も関連の質問をしたところですが、この検査はあくまでも他県から持ち込まれた疑わしい牛肉等の検査の実を行うもので、一般人からの持ち込み検査は対象としていないことが分かりました。
 本来は風評被害を恐れる農林水産業や流通業者としては、検査結果のお墨付きをもらいたいところですが、そこまでの検査体制ではないということです。

 これは、ほんの一例ですが、執行部の取り組みに対して、議会としてのチェック機能を果たしているところです。
 14日に、議会は開会しますが、代表質問、一般質問を経て各委員会で様々なチェックがなされていきます。
 議会の報告については、また後日行いたいと思います。

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