西のつぶやき

日々考える事

夢挑戦イン大逆境

2009-03-11 16:07:54 | Weblog
3/11
 本日は議会の一般質問2日目。6日と9日で代表質問4人。昨日は一般質問4人。本日は3人の一般質問登壇である。
 代表質問は、会派を代表する部分があり、オーソドックスな質問が多いが、一般質問になると議員の個性が出てくる。
 また、議席からもいろんなヤジが飛びだし、すこし雰囲気が柔らかくなる場面もある。(ヤジも聞き苦しいものと、ウイットに富んだものがあります。皆さんも議会を傍聴していただき、その雰囲気を味わってみませんか。)もちろん真剣な議論は行っています。

 さて、重村議員から、蒲島知事に対する「政治学者から政治家に転身したこの一年に対する所感」を求める質問が行われた。
 今までの議員の質問、『不正経理問題や財政問題、水俣病問題、ダム問題等』については、謝罪をしたり、非常に神経をとがらせて、答えていたが、この質問に対しては、「我が意を得たり」という感じで、この一年間で感じていることを10分近くも所感を述べられた。

 知事の答弁では、「政治学者のときには提案など仮定の話ができたが、知事の発言は仮定では済まない。非常に発言の重さを感じる。そして決断の重さを感じている。心がけていることは、決断の時期、期限と決断のバランスの2点である。また、今の熊本県には解決していかなければならない課題もたくさんあり、経済不況も重なり大逆境となっている。しかし、歴史のなかの偉人(歴史上の人物を何人かあげられました。)の苦労に比べれば、自分の場合は大したことではない。そして、自分が知事として今のポジションにいることの意味を考えると、私がそのことをしなければならないからだと思う。天から与えられた試練だと受け止めている。夢を実現すること。熊本を立ち直らせて、発展させることが私の使命。夢挑戦イン大逆境である。」とあった。
 知事の答弁が終わった後、議場から自然と拍手がわき上がった。

 これまでの知事の判断については、いろいろ意見があるところだが、蒲島知事の意気込み、政治姿勢はやはり称賛に値すると思う。
 ただ、現実はそんな簡単にはいかない。是々非々で議論をして、県民目線で、県勢浮揚のために政治を進めていかなければいけない。

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