マレーシア マイセカンドホーム  -シニア世代の海外ロングステイ-

マレーシアにロングステイする”マレーシアマイセカンドホームプログラム”の情報と解説のブログ。最新更新 2017年4月

住居候補探しや下調べでマレーシアに短期滞在する方法とそのためのアドバイス

2013年01月05日 | 総論と分析と考察

当ブログでは、マレーシア生活における基本的なまたは必須の知識と情報及び常識を、2009年以来20題近くの記事タイトルで書いてきました。例えば:

・自動車運転免許証をマレーシアの免許証に書き換えるのは簡単です
・マレーシア生活における光熱費を計算してみましょう
・マレーシアで携帯電話機を買いプリペードで使用することは、誰でも簡単にできます
・マレーシアと日本の物価比較はそれほど簡単にはいきません
・歯医者とマレーシア医療制度のお話
・一つの判断材料にすぎない、マレーシアの犯罪率のこと
・公益事業体の公共料金請求が巻き起こすトラブルは避けられない
・マレーシアに住んでも自治体役所には届けません
・生鮮食品の買い物に市場(いちば)を選択肢に加えてみませんか

などです。当ブログのカテゴリー欄から 『マレーシア生活の案内と知識』 をクリックして、ゆっくりお読みください

これらの記事はイントラアジアの実生活・行動と信条を基にして書いた、全て実証的であり且つ実践的な内容です。

さてマレーシアの住宅に関しては、上記とは別のカテゴリー『マレーシアの住居知識と情報』で既にかなり詳しく書いてきました。とりわけ最近はこのカテゴリーの内容をさらに充実させています、そして2013年も続けていきます。

マレーシアマイセカンドホームプログラムに参加して住む/長期滞在する、またはプログラムに参加せずに住む/長期滞在する(これが可能なことは既に説明してあります、もちろん制限される面もある)その前段階で、マレーシアの居住希望地で住居の候補探しをされたい方は、少なくないことでしょう。また住居のことを確認してからプログラムに申請するつもりの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

『マレーシアマイセカンドホームプログラムは富裕層でなくても日本の中流層も十分参加が可能だ』-2012年6月23日付け記事 の中で、次の一節を書きました:
富裕な外国人買い手を期待する不動産デベロッパーや不動産エージェント、高い費用を払わせるマレーシアマイセカンドホームプログラム代行業者を喜ばせたくない、喜ばせられない日本人の方も少なくないはずですよね。

イントラアジアのマレーシアマイセカンドホームプログラムブログはまさにそういう方たちのために製作しています。

そもそもイントラアジアが長年書いて発表してきた内のかなりの割合は、旅行代理店に頼らずにいかに自由に旅・行動をするか、(日本人コミュニティーでなく)マレーシア社会で暮らすための知識と情報、マレーシアをより知るための知識と考察、といった内容からなります。
以上

当ブログの主対象は、全ては無理でもできるだけ、自分(たち)で行動したい・試みたい方、行動する・試みる意欲を持っている方です。

そこで今回の記事では、そういう方たち向けにマレーシアの住居候補探しまたは下調べの方法について書き、アドバイスも添えます。

【住居探しや下調べに費やしたい日数】

住居候補探しまたはマレーシア生活の下調べのためにマレーシア訪問される際、その期間が少なくとも2週間、できれば1か月くらいは必要ですね。1週間程度ではいかにも不十分だと言えます。

もちろん2か月、3か月と滞在期間が長ければ確かにより良いですが、これを前提にすると実行できる方は極めて少数になってしまうはずです。
そこで1か月ぐらいを目安にして話を進めます。

 コンドミニアムまたは高級アパートを1か月程度借りる方法

1か月滞在ならコンドミニアムかアパートを賃貸するという手もあります。
『マレーシアの住宅市場を知る一助としてたくさんの広告を取り上げてみた』記事シリーズの中に載っている住宅広告の中にも、短中期の賃貸をする物件があります。それらは単なる例示ですから、たくさんあるとは言えませんが実際はもっとあります。

1か月程度だけ賃貸するコンドミニアムまたはアパートのオーナーはいます。中には 1,2週間、または数か月というような中途半端な期間でも貸すオーナーもいます。

全ては供給者側の意向次第ですから、短期間または超短期間でも貸して収入にしたいというオーナーがいてもおかしくありません。需要者(借り手)が運よくそういうオーナーを見つければ、それに越したことはないでしょう。しかし現実にはなかなか思い通りにはいかないことも想定しておくべきです。賃料は幾らでも気にしない、どんな場所・ユニットでも構わないという人は別にして、例えば賃料が予算オーバーだ、場所が不便すぎる、候補ユニットが気に入らない、などの理由が生じるからです。

【具体的な探し方】

1.不動産広告ページ(新聞、ウエブサイト)の中から、これといった物件に書かれている電話番号(仲介斡旋業を営んでいる個人または会社の電話番号、時にはオーナー自身の電話番号)に電話して、要件をはっきりと伝える。

注:こういう時に日本の携帯を使っていたら極めて高くつく。ですから当ブログの別記事で既に説明したように、マレーシアで安価な携帯を買い、プリペード利用することをお勧めします。電話機 + プリペードの予算はRM 150から200あれば十分です。マレーシアでは携帯利用者の8割強はプリペード式です。プリペード登録に定住所など不要であり、もし聞かれたらその時泊まっているホテルの住所を書いておけばよい。

2.一般に代理業者はいくつもの物件を抱えているので、その業者が広告に載せていない物件を紹介してくれることも期待できる。

3.希望条件に近い(と思われる)物件を実際に見せてもらう。その際業者の指定した場所で落ち合ってから目的地へ向かう、または業者がわざわざ迎えに来ることもある。だからマレーシアの携帯電話を持っておくべきです。

ここまでは一切無料且つなんら契約に縛られることは発生しません。

【最低限の英語力は必須です】

このためには、最低限電話で会話できる言語力がないとこの行動ができません。
マレーシアでできるだけ自立して生活していくには、どうしてもある程度の言語力が必要です。日本人コミュニティー内だけで暮らすからそれは関係ないという方は、恐らく当ブログの読者にはいらっしゃらないことでしょう。

中学校教育を終えたマレーシア国民であれば、民族に関わらずマレーシア語で基本的なコミュニケーションができるので、英語でなくマレーシア語だけで問い合わせることもできますが、マレーシアロングステイ前の読者の方にこれを期待するのは無理ですから、上記の場合に使う言語は英語ということになります。

高度な英語力が必要なわけでも、それを求めているわけでもありません。ちゃんと要件を伝えられ、返答が理解できればこの段階では十分です。
日本にいるときに基本的な英語力をつけておくことが、「全ては無理でもできるだけ、自分(たち)で行動したい・試みたい方、行動する・試みる意欲を持っている方」であるための必要条件です。これは好むと好まざるに関わらず、現実であることは理解してください。

マレーシアにおける生活や滞在時に読者の皆さんは、アメリカ人や英国人と交渉するわけではありません。相手が理解できる英語を話せばそれでいいのです。つまりアメリカ英語、イギリス英語でなければならない必要性はありません、いわゆるグローバル英語の1種を話せればそれで構いません(日本語の発音のままで、日本語文法を基にした”英語もどき”で構わないという意味ではありませんよ、曲解なきように)。なぜなら読者の皆さんは、一般水準以上の英語力を必要とする仕事をするわけではないからです。
いつか英語力に関しても書くつもりですから、ここでは詳しく論じません。

参考:不動産三行広告の例
会話力と共に、こういう広告の意味がわかるくらいの読解力が必要だという例として、2012年12月中旬時点で掲載されていた物件を4つ載せておきます。こういう広告に載るペナン州の物件は極めて少ないので、1つだけです。なお電話番号は省略しました:

BRICKFIELDS MUTIARA
BRICKFIELDS MUTIARA Re-sidency / Scott Villa (3r2b) RM2700 studio RM1800. Tastefully furn.
Intraasia 注:クアラルンプールのKL Sentral駅界隈が BRICKFIELDS地区です。ですから交通面では便利であり、近年コンドミニアムが続々と増えています。furn というのは家具付きの略です。

JALIL DAMAI
JALIL DAMAI Apt 3r 2b 952 sf, 1 car park, near LRT, rental RM1200 per month
Intraasia 注:クアラルンプール郊外になります。3部屋2バスルーム、約87平米、 LRT駅が近い、賃料RM 1200 ということです。高級アパートクラスだと思われる。 

CHERAS DALAMANDA
CHERAS DALAMANDA nr LRT / Jusco Maluri 2r p/f high floor, a/c, fridge & w/machine. RM1900
Intraasia 注:LRT駅と Juscoが近い。一部家具付きの2部屋で高層階のユニットになる。限定された家具類に加えて、エアコン、冷蔵庫、洗濯機も付いている。便利な場所と言えそうです。

U-GARDEN CONDO
U-GARDEN CONDO, Penang, fully furnished & fully reno. to let.  
Intraasia 注:ペナン州の物件で賃貸用と書かれているが、賃貸料は載っていない。家具付きで、部屋の修復済み。reno(vation) という単語には改築・リフォームという訳語があるが、マレーシアの不動産物件で使われる場合、一般的には前の賃貸者が引っ越した後の修復を意味する。

【交通手段と交通費のことを計算に入れること】

コンドミニアムまたは高級アパートに短期滞在する場合、目的が住居探し・下調べですから毎日ぐらい出かけることになります。そこで掛かる交通費のことも十分に計算に入れておきましょう。

電車路線がない、バス路線はあるがきわめて便数が少ない、またはバス停まで遠いという場所に建つコンドミニアムは、比較多数派と言えます(電車路線に近接した場所に建つコンドミニアムがないということではありませんよ)。なぜならコンドミニアムは基本的に自家用車を持つ暮しを前提にしているからです。

自家用車を持つ意向の人でもまだ車を保有していない段階ですから、バスまたは電車が使えない環境の場合は交通費の経費がかなりかかることを承知しておきます。 バス停が近くにあっても便の少なさなどから、タクシー利用をせざるを得ない場合も多い。

タクシーを毎日数回使えば、数十リンギット、1か月にRM 1000ぐらいはかかるでしょう。メータを使わないタクシー運転手はごく普通にいます。ましてやマレーシアに素人の外国人とみれば、なおさらです。

自動車免許証をお持ちの方なら国際免許を携帯してレンタカーを借りる手もあります。当然ながら1か月の賃料は安く済みません。
レンタカー会社の3分の2から半値ぐらいで私的に車を貸すというマレーシア人がいます。そういう場合は、自動車保険証書の賠償などに関する記載部分を必ず自分の目で確かめておく必要がある。そうさせてくれない場合や、読んでも意味がよくわからない方は、やめた方がいいと思いますよ。

【家具付き、一部家具付きの物件に限ること】

コンドミニアムまたは高級なアパートを期間限定で借りる場合、当然ながら家具付きでないとどうしようもない。ベッドもカーテンも扇風機もないでは住めませんからね。

家具付き、一部家具付きと歌って賃貸しているコンドミニアムのユニットの場合でも、必ず内部見学する必要がある。借りる人にとって当座は必要でない物があってもどうしても必要だと思う物が抜けていることがあるからです、そういう場合は自分で買うことになって出費が加わる。

例え家具付でも、シーツ類は当然借主が購入する。鍋釜包丁まで揃っていると期待しないことです(例外はある)。たった1か月の滞在なのに細かなものをあれこれ揃える出費は軽視できません。

【有名だから、業者が勧めるから、を基準に物件を決めないようにする】

コンドミニアムやアパートの賃貸料がその程度・格、地域と場所、人気・評判、築の新旧、によって決まるのは、マレーシアでも同様です。
公共交通便がかなり不便または全くなくても賃貸料の高いコンドミニアムが珍しくないのは、上記で説明した理由からです。

こうしたことから、短期貸ししている、高級さを売り物にした有名なコンドミニアムの家具付きユニットを、例えば月RM 1500程度で借りるのは不可能であることはおわかりでしょう。 RM 2000以下で借りようとすれば、高級で有名なというようなことにこだわらないことです。
そもそも何を持って高級かも定義する人それぞれで違いますし、有名、最高級だから(借り手である)読者のあなたに適しているとは必ずしもならないことは、日本の例を持ち出すまでもありませんね。不動産代理業者らの言葉に踊らされないことです。

一般アパートなら同じクラスを比較すればクアラルンプール郊外にある方が中心部近くにあるよりも安くなると言えるでしょう(もちろん何事にも例外はある)。
だから月500前後で借りることだってできる。ただしこのクラスで家具付きはありえないし、足の便が不便になりがちです。

賃貸コンドミニアム・アパートの立地場所も重要です。徒歩で行ける範囲にスーパーが全くない、大衆レストラン(エアコンのない、食堂的な食べ物屋)もごく数が少ないという場合は、1か月の短期滞在でもかなり不便、不都合に感じるものです。
コンドミニアムやアパートの立つ近辺にミニマーケットぐらいはあるのが普通ですが、やはりスーパーほどの品ぞろえはない。

【サービスアパートメントについて】

なおマレーシアには Serviced Apartment という範疇がある。これは短中期滞在者用に高級ホテルの別棟または独立した建物を専用に建て、簡単な調理設備などを設けたユニットにホテル並みのサービスを加味したものです。
名称は Apartment でもいわゆるアパートとは違って低額な賃料は期待できません。予算に十分余裕のある方なら、Serviced Apartment に滞在という選択も取れます。

追記:クアラルンプールまたはその近郊にあるサービスアパートメント(ホテル)のリスト

Ascott Kuala Lumpur : www.the-ascott.com/
Crown Regency Serviced Apartment Kuala Lumpur : www.crownregency.com.my/
Somerset Serviced Residence : www.somerset.com/
E & O Residences Kuala Lumpur: www.eoresidences.com/
Fahrenheit Suites Kuala Lumpur : www.fahrenheitsuites.com/

Fraser Place Kuala Lumpur : //kualalumpur.frasershospitality.com/
Pacific Regency Hotel Suites : www.pacific-regency.com/
PARKROYAL Serviced Suites Kuala Lumpur: www.parkroyalhotels.com
Prince Hotel & Residence Kuala Lumpur : www.princehotelkl.com/
Swiss-Garden Hotel & Residences Kuala Lumpur: www.swissgarden.com/

The Maple Suite Serviced Apartments Kuala Lumpur: www.themaplesuite.com/
D-Villa Residence : www.holidayvillaapartmentsuiteskl.com/
MiCasa All Suite Hotel: www.micasahotel.com/
The Nomad SuCasa : www.thenomadsucasa.com
The ZON All Suites Residences on the park :www.zonhotel.com.my/kl/index-kl.html
Peninsula Residence All Suite Hotel: www.peninsularesidence-kualalumpur.com


1か月程度ホテルに滞在する方法

1か月程度ホテルに滞在して、いろんなことの下調べまたは住宅候補探しする方法も取れます。

1泊の部屋代が例えばRM 200以上もする高級なホテルに泊まる必要性はありません、このことをまず理解しておきましょう。予算は十分あるので 1週間であれ1か月であれ高級ホテル以外に宿泊するつもりはない、という方は、この部分を読むこと自体がないはずです。

【エコノミークラスのホテルを探し、泊まる行動と順応性が必要】

10年前よりホテル代は上がったとはいえ、RM 100ぐらいまたはそれを多少超える程度のホテルなら、十分滞在できる。発想の転換と行動を順応させることで、このクラスのホテルに泊まってみることですね。
このクラスのホテルに泊まったこともない、泊まろうともしないであれこれ言っている人たちの言に左右されない意識を持ってください。

なおイントラアジアはマレーシアを含めて東南アジアで1泊RM 50以下だけに絞っても百軒をはるかに超える数のホテルで数百泊はしています(数十ではありませんよ)。しかしながら、2012,3年代のマレーシアのホテル相場では、もはやRM 50は安宿の範疇であり、当ブログの読者の方には不適当または無理ですから、お勧めしません。

RM 100程度のエコノミーなホテルはもちろん高級さはありませんが、エアコン、お湯シャワー、小さな書き物台(机)、それにテレビが付いています(そのはず)。小さな冷蔵庫や電話が付いているところもあるでしょう(付いてない場合もある)。

きれいさはまさにいろいろです。かなりきれいな部屋もあれば、汚れた床や壁の部屋もあります。道路際なのでうるさかったり、奥の部屋でじめじめしていたりと、他のホテルとの比較だけでなく、同じホテルの部屋同士を比べても状態と環境は違います。

こうしたことからこそ、自分の気に入ったホテルを見つけるまで、ホテルを泊まり歩けばいいのです。もちろんエコノミークラスですから、RM 200以上の高級なホテルと比較するのではなく、どこかで妥協し自分を順応させることが必要です。

このクラスのホテルは、もちろん予約しても構わないが、強いて予約しなければならない必要性はない。街を歩いて目に入ったら飛び込みで尋ねて決める。または前日訪ねた時料金などを調べておき、翌日チェックインする。

このホテルを泊まり歩くということが、すなわちホテルを探して街を歩くという前提行動が、マレーシアの地で他人に頼らずに行動するという、自主行動の基本になります。
ホテルへ足を踏み入れてフロントで交渉して部屋を見せてもらう、泊まる、また次のホテルへ移る、そこが気に入れば、1か月ぐらい滞在したいと多少の割引を交渉する(成功不成功に関わらず)。こうしたことが、マレーシアでの対人交渉力の練習になる。

ホテル探しで街を歩けば、そのことによって道を覚えたり、電車やバス路線のごく一部であれ頭に入る。

こういう行動を多くの人はしたことがない、初めからしようとしない、だからこそ、”全ては無理でもできるだけ、自分(たち)で行動したい・試みたい方、行動する・試みる意欲を持っている方”は是非これを実行してみませんか。 5,6 軒ぐらいホテルを泊まり歩けば、どういう部分で妥協すべきかがわかってくることでしょう。そのホテルに1年も2年も滞在するわけではないのです。何か良い点、例えば交通面で便利、清潔だ、フロントが気さくだ、などという点を見つけて滞在を決めます。

誰々が勧めるからではなく、このブログをお読みのあなた自身が気に入ってまたは妥協心を持って決めるのです。ガイドブック類など必要ありません。地方の町であれば、地図1枚あればそれで充分です、なぜならくまなく歩き回ったって1日で歩けるから。

クアラルンプールやペナン島などの大都市は面積が広すぎて、地図だけでは不十分で回りきれませんから、ある程度資料や情報も参考にする必要があるでしょう。

参考:クアラルンプールのエコノミなーホテルの案内
イントラアジアのホームページを開きますと、目次の旅行者のためになるページにたくさん並んでいる項目中に、 「クアラルンプールでエコノミーホテルを探す」 というのがあります(クリックしてください)。かなりの数のエコノミークラスのホテルを載せていますよ。

【小さな失敗は経験の内、エコノミーホテル滞在は工夫も必要】

イントラアジアが昔から常々説いているのは次のことです:外国旅行や生活では、小さな失敗はできるだけ早いうちにたくさん経験しておこう、それがいつか起きるかもしれない、被るかもしれない致命的または取り返しのつかない大きな失敗の予防・防波堤になるからです。

ホテル探し、住居候補探し、下調べ、全て基本は同じです。思った通りに進まないことの方がずっと多い、当然です。ましてほとんどの読者の方は東南アジアやマレーシアの素人でしょう。ある失敗をしても、それも経験の内という心構えで行動し、滞在してください。

ひとたび宿が決まれば、多少の工夫をします。たとえば、洗濯などは必ず毎夕シャワー時に洗えるものは自分で洗う、翌朝にはほぼ乾いているでしょう。自分で洗えない物は、近くに洗濯屋を探し出して自分で持っていく、それだけで節約になる。

周りに食事処ができるだけ数多くあった方が便利で選択が増えることは言うまでもない。1か月程度、必然的に毎日外食になるので、あれこれ試してみることです。都会ならファーストフード店も種類多くある。市場が近くなら市場内外には必ず比較的安価な食事処がある。

街には大衆食堂、屋台があり、スーパーもある。持ち帰ってホテルの部屋で食べることもできる。たった1か月です、これくらいのことはやってみましょう。

【クアラルンプール郊外にもエコノミーなホテルがある】

クアラルンプールでは現在は郊外にもエコノミーなホテルが昔よりかなり増えた。こういうホテルの多くは、それ自体独立した建物ではなく、ショップハウス街の一角にある、つまりリンクしたショップハウスを改造した形式です。

追記:ショップロットホテルのことを恐らく多くの方はご存じないので、下記のページでショップロットホテルの例をご覧ください(あくまでも一例です)。
1.『クアラルンプールでエコノミーホテルを探す』 をクリックする。
2.その中の 「従来ホテルがなかった地区・場所で近年オープンしたホテル」 項目をクリックする。
3.中段にショップロットホテルの写真を載せています。

だから読者の皆さんの中で、電車かバスの便が良い、ある特定の郊外を拠点にして下調べしたい方なら、必ずしも滞在ホテルの場所としてクアラルンプールの中心部だけにこだわる必要はありません。これはペナン島でもある程度同様です。追記:しかしペナン島では、クアラルンプール圏ほど選択が多くないので、郊外でエコノミー滞在できるホテル探しは楽ではないでしょう。

クアラルンプールの場合、中心部にある複数のバス発着所からいわば東西南北に放射線状にバス便が数多く出ている。そういうバスで郊外に向かう、そして車窓から目についたコンドミニアムや中級以上の住宅地に近い商業地≒ショップ街で下車する。 最近は大きなショップ街だと、エコノミーなホテルがショップ街の中に混じっている場合がある。

現実としてバス乗りはそれほど簡単ではありませんが、心配しすぎてもいけません。乗ってきたバスと同じ番号で反対方向つまりクアラルンプール中心部行きに乗れば、出発地へ帰れます。

多くのことが、イントラアジアがここで説明しているようには、または読者の方が期待した通りには、なかなか行かない方が普通だと捉えておきましょう。だからこそ、小さな失敗を重ね徐々に経験が増していくのです。

【イントラアジアのブログは読者の皆さんに別の選択を提示しています】

エコノミーなホテル探しする気持ちはさらさらないし、街歩きで汗水など流したくない、バスなど乗りたくもない、斡旋・代理業者が勧める高級コンドミニアムにさっさと入居できればいいから、そのための費用など惜しくはない・・・・・・・ 
確かにそれも一つの選択ですね。ただそういう方は当ブログの内容になんら興味を感じないはずです。恐らく、立派なオフィスを構え、金を惜しげもなく使って広告を出したりセミナーを催している業者のドアをノックすることになるのでしょう。

当ブログの読者の多くは、”全ては無理でもできるだけ、自分(たち)で行動したい・試みたい方、行動する・試みる意欲を持っている方”のはずだと、イントラアジアは期待しています。
イントラアジアは読者の皆さんを説得する意図は全くありませんし、説得を試みているわけでもありません。例え説得を試みても功を奏さないことは、長い経験からよく知っています。

マレーシアマイセカンドホームプログラムに大いにからそれなりにまで興味を持ちながらも、”富裕な外国人買い手を期待する不動産デベロッパーや不動産エージェント、高い費用を払わせるマレーシアマイセカンドホームプログラム代行業者を喜ばせたくない、喜ばせられない”方も少なくないはずです。

イントラアジアは読者の皆さんにオールターナティブつまり別の選択を提示しています

いくらイントラアジアが当ブログで長々とノウハウを書いても、実行するのは読者の皆さんです。あとはやってみる意欲と費やす労力次第です
費用はそれほど多くは掛かりません。例えば 1泊 RM 200のホテルに30泊すれば、その宿泊代だけですでにRM 6千です。イントラアジアのアドバイスに従って行動されれば、クアラルンプールの空港に着いた時からその空港を離れる時までの総費用がRM 6千ぐらいまでで抑えられます。2人カップルならその2倍ではなく、1.5-1.8倍ぐらいかな。

2012年6月23日付けの記事 「マレーシアマイセカンドホームプログラムは富裕層でなくても日本の中流層も十分参加が可能だ 』も再度ご覧ください。

イントラアジアが当ブログでこれまで延々と書いてきたことを参考にして工夫しながら、ご自分の身体を十分に動かせば、マスコミや業者が作り出している海外ロングステイのイメイージにこだわらなければ、海外ロングステイを本当にしたいという気概がある人なら、ほとんどどなたでもマレーシアに住めます。



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