ninjinぽたぽた日記

ぽたりんぐ--気ままに自転車に乗って出かけたい。

水元公園と柴又帝釈天

2007-06-23 22:45:57 | ぽたりんぐ
 下町ぽたりんぐに出かけました。
 雨の天気予報をひっくり返し、朝から。清々しい朝です。
 車で、江戸川沿いの吉川公園まででかけます。ここで自転車をおろしていざ、出発!

 湿度も低く、青空のもと、江戸川サイクリングロードを南下します。千葉県側のロードの方がお店もいろいろあったり、トイレも整備されているそうです。海側の方が昔から栄えていたのでしょう。川にも近く、江戸川のゆったりとした流れと川縁の緑がとてもきれいです。途中、カヌーをしている人たち、釣りをしている人たちを見かけました。のんびりしていて、いいですねえ。

 お昼少し前に、古民家を改装したような味のある「宮川」でお蕎麦をいただきました。全部のお蕎麦に蕎麦豆腐と蕎麦羊羹が付いています。なんといっても手打ち蕎麦が美味しい!ここは、金土日のみ開店というちょっと羨ましいお店です。



 次は、水元公園です。想像していたよりずっと広い公園で、ポプラ並木、メタセコイアの大木、菖蒲、蓮、睡蓮が見られます。水路で遊ぶ子供たちの姿も生き生きとしています。湖のように広い遊水池が広がり、風が吹くととても爽やかで、この季節、江戸川沿いはずっと暑いので、涼をもたらしてくれる風がなんともうれしいです。上半身裸で日光浴をしている人がたくさんいました。



 日本の公園は、ちまちまとしていて人造的なイメージが強いのですが、ここは広くて、自然のままに大木が保存されていて、フランスの田舎にあった公園をちょっと思い出しました。1日中遊べそうです。違う季節にまた来るのが楽しみです。

 さらに南にちょっと行くと柴又帝釈天です。帝釈天の門に彫られている鳥などが見事でした。彫刻ギャラリーというコーナー(有料)もあって、この一帯には、きっと良い彫り師の方がたくさんいたんだなあ、と思いました。寅さんの格好をした人も歩いて、愛嬌をふりまいています。
 参道の「かなん亭」で、みつ豆も食べて大満足。ここは、寒天が特に美味しいそうです。「かなん亭」のウナギと寅さんのモデルになった「高木屋老舗」さんのくず餅をお土産にしました。



 往復50kmの楽しいぽたりんぐでした。ご近所にちょっと行ってきまーす、といった感覚で、葛飾柴又にちょいと行けるなんて思っても見ませんでした。自転車って、やっぱりすごいなあ。

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今日のお買い物

2007-06-21 22:21:57 | メンテやグッズ
 ふふっ…ボーナスも入ることなので、今まで欲しかったグッズを調達にスズキさんのところへお買い物に。

 まずは、ヘルメット。もちろん、今かぶっているヘルメットはあるのですが、どうも、ちと大きいようで、自転車に乗っているとズルズルと後ろに下がってきてしまいます。しょっちゅうスズキサンに「ねえ、もっと格好良くかぶってよー子供みたいなんだから…」なんて呆れられちゃっています。それに頭にあっていないと危ないですよね。
 そこで、私の頭にあうものは…と探すと、ジュニア用がぴったり。今のヘルメットの約3倍ものお値段(16,900円)ですが、軽くて、頭にあうんだったら、ということでお買いあげ。スズキさんやkappaちゃんともおそろいになりました。すごく速く走れる人に見えるかも…。

 写真手前の手袋は、夏用でUVブロック機能が繊維に織り込まれています。UPF50+、という表示がありますが、UPFって何?SPFしかわかりません。指切りの手袋だと指先が焼けちゃうらしいので、これでばっちり保護できます。涼しいといいなあ。

 写真、真ん中のバンダナ柄のものは、ヘッドウェアーで頭に巻いたりするものです。
 夏は日差しが強くて髪の毛がぱさぱさになっちゃうので保護したり、髪が伸びてきたのでまとめたりもしたくて買いました。
 スペイン製。「ポリエステルのマイクロファイバーでできていて、風や日光、湿気などから守ってくれます。通気性にも汗の吸収性にも優れているので、口や鼻を覆っても息ができ、ヘルメットの内側で使用してもムレません」とのことです。
 筒状の形をしています。一見なんともないのですが、伸縮自在でいろんな巻き方ができます。後ろの黄色いのが説明書でいろんな巻き方が書いてあります。





 自分で勝手にぐるぐる巻いたりして楽しく遊んでいます。1,870円ですごく得した気持ち!ここ最近のお買い物の中でもヒットだなあ
コメント (2)
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薪整理

2007-06-19 16:51:15 | ガーデニング
 4月にどっと建築業者さんから運ばれてきた薪の山。梅雨前に整理しないと、またゴキブリの巣窟になってしまうなあ、でも、もう梅雨入りしちゃった…どうしよう…と  しているうちに、助っ人Pさん登場。 Pさんは力持ちで、片付け上手。頼りになります。

 まずは、ガレージの屋根からはみ出している薪を整理します。汚くて使えない薪、太かったり長かったりでストーブには入らない薪、杉のようにすぐに燃えてしまう焚きつけにしか向かない薪…それらを分別、整理しながら、家の東脇にある薪小屋まで運びます。
 入りきらないものは、ガレージの屋根のかかる部分に、大きさや長さを見ながら順に積んでいきます。と、言葉で言うのは簡単だけれど、ものすごい重労働。なにしろ、薪の量がはんぱじゃありません。流れる汗で目がしみます、腰も重たい、のどもすぐにカラカラに。。。分別していくと、不要な薪と必要な薪の山があっという間にできあがります。

 

 Pさんは、あらかた片付いたところで、薪割りに挑戦!斧を振り下ろして、薪をまっぷたつにしていきます。すごい!迫力満点!お見事 Pさん曰く、今日の作業で一番楽しかったそうです。




 
 日が沈み、夜になり、かなり空腹になった頃、ほお…やっと終わりました。
 まだ、チェーンソーで長いのを切ったり、薪小屋の補修をしなければなりませんが、これは、次回のお楽しみ。

 薪が大量にあるので、今年の夏はバーベキュー大会でも開きたいです。皆さん、ぜひ、薪の消費のために遊びにいらしてくださいね
 Pさん、お疲れさまでしたー。 冬が楽しみですね。
 これだけ大変な思いを毎年しても、薪ストーブをやめたいと思ったことは一度もなくて、それほど薪ストーブは温かくて楽しいです。

 きれいに片づきました。



 

 我が家のメンテナンスには、ゴスペル隊のメンバーが草むしりなどの手伝いにきてくれたり、多くの人に助けてもらっています。しみじみ感謝です。ありがとうございます。
コメント (6)
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つくば山岳ミドルライド

2007-06-14 00:00:08 | ツーリング
 日曜日に、峠あり、笑いあり、泣きありの、実に大変なライドがありました。

 つくば総合体育館-不動峠-きのこ山-足尾山-一本杉峠-加波山周辺-湯袋峠-りんりんロード の約70km(標高約580m)を走りました。

 天気予報は時々。朝、起きたときはジャージャー降りの雨。でも、つくば付近は晴れていて、おっ、これは大丈夫!たとえ、途中雨が降っても、短時間我慢すればしのげるでしょうと安心して出発。

 初めから、相変わらずきつい不動峠。ベテランライダーさんたちは、私たちをどんどん追い抜いていきます。なんとか、1度も降りずに峠の頂上まで到着。ほっ。

 そこにI君登場!I君はさっき私のことを軽々と追い越していった若者です。黄色のジャージがまぶしい。「すみません、一緒に走って良いですか?」とおずおず尋ねるI君。「私たち、初心者もいるし、遅いんですよ。それでもよろしければどうぞ。もし、先に行きたかったら、遠慮なく離れてくださいね」とK師匠。「はい、わかりました」と笑顔のI君。

 一行は、さらに、きのこ山-足尾山に登ります。けっこう坂がきつくて、女性陣はゴスペルを歌って乗り越えます。(↓「線路は続くよ」で歌ってください♪)
 ♪のーぼりーは続くよー、どこまでもー、野を越え山越えー、自転車でー、ペダルを踏みしめー、どこまでもー、ヘイカモン!ジーザス サンキュー!Oh GOD!♪

 足尾山に着いた頃、雨が降ってきました。けっこう雨足が強いです。風力発電の羽根の音がびゅんびゅん聞こえてきて、ちょっと不気味な感じ。木の影でみんなで10分程度お休み。

 すると、小降りになってきて、ちょっと空も明るくなったのでまた走り出しました。でも、しばらく行くと、あれれ…また、ひどい雨に。

 大変、I君の携帯が濡れちゃう!Aちゃんの食べかけジャムパンが入っていたベタベタのビニールの包みでとりあえず包んで保護します。初心者のMちゃんはハンガーノック状態で目眩が…あ、大変、これ食べて、とみんなで食料を差し出します。長袖でない上着と短いサイクルパンツのP君とI君はガタガタ震えています。みんなが履いているサイクルパンツにはお尻のところにスポンジが入っているので、濡れてグッショリ…取り替えられない紙おむつを履いているようなアテント状態です。私は、ゴアテックスの雨具の上着と七分丈のパンツを履いていたので、装備としては、まあまあな方でしたが、やはり寒い…。

 ここまで来てしまったら、先に行くしかなく、加波山あたりまで行き、一気に下ります。ここからは長い一本道の下りが続きます。下りの好きな私は雨の中、やや遅めの時速25kmくらいでどんどん下っていきます。しばらく行くと…、あれ?誰も来ない? 仕方なく雨がちょっとしのげる路肩に自転車を止めて、みんなをしばらく待つことに…。うーん、これは、きっとアクシデントがあったんだと不安に…でも、もう坂を登る元気なんてなくて、様子を見に行くことは不可能…。ここでじっと待つしかありません。雨がとっても冷たいです。 

 やはり、アクシデントで、初心者のMちゃんが2回も転倒し、パンクもしちゃったそうです。幸い、ケガも軽く、自転車も乗れるようでした。ああ、良かったー。

 でも、こんな状態ではMちゃんはこれ以上、坂や長距離などを走ることは難しく、先遣隊が駐車した出発地点まで戻り、サポートカーでお迎えすることに。先遣隊が飛び出した様子の写真がこれ(これ以外にほとんど写真は撮っていられませんでした)。みんなお疲れです。

 なんか、すごいいろんな経験をした山岳ライドでした。私も、もうこれ以上は登れないというところまでがんばりました。

 途中で合流したI君はこの10ヶ月で1万Km以上を走っているそうです。走り方を教えてもらったり、坂道のコース取りを丁寧に見てくれたり、とっても親切にしていただき、すごく有難かったです。I君は、乗鞍のヒルクライムにも出るそうです。!またつくばのライドでお会いできるといいですね 
 Mちゃんも、これに懲りずに、また一緒に走りましょうね。

コメント (5)
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南会津サイクルトレイン

2007-06-06 13:00:22 | ツーリング
 6月2日と3日は「南会津地方、サイクルトレイン」に参加。--自転車を分解せずに、そのままの状態で電車に持ち込み、浅草駅から会津まで出かける旅を--という会津鉄道さんご協力のユニークな企画のツーリングです。

 A~Eコースがあり、私はDコース「南会津の自然と歴史を堪能する代表的なコースを走る!」に参加。お天気は 万歳!

 私は浅草駅まで自転車で走ることも出来ず、不慣れな輪行(自転車のタイヤをやずしたり、折りたたんだりして電車に持ち運ぶ)こともできず、悩んだ末、現地でのレンタルMTB(マウンテンバイク)で走ることにしました。

 <初日:34Km>
 会津田島駅~養鱒公園駅~下郷~水抜き~中山峠~中山の大ケヤキ~大内宿(散策)~湯野上温泉

 北千住から乗り込み、約2時間30分で会津田島駅に到着。総勢16名で出発です。
 ちょうど田植えが終わった頃で、田んぼには水が張られ、苗が規則正しく緑の線を描いています。養鱒公園駅から大川ふるさと公園を経由して下郷へ。
 そして、歴史の道・下野街道へ。でも、レンタルのMTBが重くて、なだらかな登り坂も、ひいふうはあふう…。なんか自転車まで私が引っ張っているようです。

 そしてやっと辿り着いた「長寿の水」で湧き水をごくり。冷たくておいしい…。さらに、水抜きから中山峠を登り、樹齢1000年もある大ケヤキに到着。さすがに大きくて、圧倒されます。小休憩の後、さらに、もう一つの小さな峠を超えて大内宿に行きます。
 大内宿(写真)は、江戸時代に建てられた築300年の本格的茅葺き古民家が道沿いに50軒ほど並び、そこにいると、今にも水戸黄門さんがお出まししてきそうな感じです。さすがにこんなにたくさんの茅葺き屋根が並んでいる様は圧巻。「おおっ美しい国、viva日本!」なんて気持ちになります。
 ここでのんびりと散策や買物を楽しみました。三澤屋さんで食べた「蕎麦ソフトクリーム」は絶品。まるで栗のようにほくっとしていて、あっさりとした甘さのクリームと小豆が良くあいます。うん、お勧めです。
 さて、ここから湯野上温泉まで一気にダウンヒル。けっこうスピードが出ます。多分時速50kmくらいは出たのではないかしら。でも、残念ながら、ここで参加者のUさんが転倒してしまいました。ブレーキをかけたがカーブに入ってからだったので遅かったとのことです。でも、大事には至らず、一同ひと安心。車にも轢かれず、良かったー。Uさんがヘルメットをかぶり、きちんとしたサイクルパンツを履いていたおかげでもあります。皆さん気をつけましょうね。あ、私が一番危ない?

 川原の露天風呂で入浴している人たちのフルヌードを遠く橋の上からしっかり眺めて、宿に到着。「みやもと屋」さんというとても感じのいい宿で、露天風呂もあります。透明な温泉で、臭いもほとんどありません。神経痛、筋肉痛、関節痛などの効能があるようです。御夕飯も山菜、お刺身、揚げ物、具だくさんのおつゆ、焼き物、お蕎麦、などなどたくさん出ましたが、全部ペロリと平らげ、完食。

 夜の懇親会では、最年長の74才のTさんの日頃の鍛錬の方法などをお聞きして、とっても面白かったです。おやすみなさい

 <2日目:42km>
 湯野上温泉~塔のへつり~ふるさと公園~田島(昼食)~山村道場~龍福寺~会津高原尾瀬口駅(温泉入浴)~会津高原駅からサイクルトレインへ

 早朝、元気な人は、河原の露天風呂に行ったそうです。勇気ある女性2名も。
 朝食も美味しくいただき、湯野上温泉を朝8:00頃出発、「塔のへつり」へ。塔の形をした急な崖という意味だそうで、「へつり」というのはこの地方の方言で、川に迫った断崖、急斜面という意味だそうです。崖の横縞模様が面白い。
 そして、何よりも、このあたり一帯の林がとても美しかったです。ブナ林なのかしら。せっかくMTBに乗っているのだから、林の中をぐるっと回ってみたかったなあ。
 途中、山寺に寄り、小さなお城の跡を見学して、会津田島へ戻り、さらに走り続け、郷土料理の昼食バイキングを味わいました。ここで、ちょっとお昼寝。。。なんだか、少々お疲れ気味です。
 昼食後は、裏街道を走り、歴史民族資料館、山村道場へ。この時、リーダーを務めている和田さんが、ご自分の小径車「BROMPTON」を私にどうぞと貸してくださいました!あこがれの小径車に、こんな長距離乗れるなんて!感謝です レンタルのMTBに比べて、ずっと軽くて、ずっと乗りやすくて、びっくり。「BROMPTON」はイギリス製の折りたたみ自転車です。とっても小さくなります。デザインがこれまた可愛らしくて、おしゃれ。ますます欲しくなっちゃいます。でも、20万円くらいするんですよー。今は無理…。
 さらに、雪解け水の流れが美しい大川沿いを会津高原まで走ります。
 最後は会津高原駅近くの温泉"夢の湯"で汗を流し、サイクルトレインへ乗り込み、一路浅草へ。最後にまた温泉でゆったり、というのがなんとも嬉しいです。

 この2日間、地元の方もずっとサポートしてくれていました。だからUさんの事故の時も、迅速な対応をいただき、また随時サポートカーを出してくださり、大変心強かったです。本当に至れり尽くせりの旅で、心から感謝です。
 リーダーの和田さん、サブの山崎さん、ご苦労様でした。
 この旅でたくさんの方と出会えました。写真をずっと撮ってくださり、さらに帰路でCDにまで焼いてくださったSさん、自転車は初めてといいつつも登山で鍛えた足腰でがんばったMさん、姉妹で参加されたKさんとOさん…いろいろな方とたくさんお話ができ、南会津のすばらしい自然を共有し、一緒に風となって走りましたね。とっても素敵な旅となりました。皆様、ありがとうございました。

 また、9月に企画されるそうなので参加したいです。今度は、やっぱり自分の自転車がいいなあ。
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