ninjinぽたぽた日記

ぽたりんぐ--気ままに自転車に乗って出かけたい。

ProjectM 完成、納車

2008-01-14 23:28:58 | ProjectM

 ProjectM が完成し、納車です。"Belle Neige号" 日本語で「美しい雪号」の誕生です。とてもうれしいです。

 フレームと同じ紫色のカーボンハンドルとボトルゲージ、マビックの赤のリム、金色のワイヤー、白のサンマルコのサドルとバーテープ、どれも本体のフレームとよく調和していて、迫力のある仕上がりとなっています。

 Belle Neige のロゴも雪の結晶も、ProjectMの文字も、その上に引かれた金色のラインも、フレームからくっきりと浮かび上がり、それぞれが強いインパクトを与えています。

 ギアは、後ろが12~32の10段、前が29と46の2段。平地にも上りにも十分対応しています。

 クランクは、メーカーも今度いつ製造するかわからないという、私にジャストの155ミリ長さです。奇跡的にgoodタイミングで入荷されました。私がまっすぐに足を下ろしてペダリングできるように、通常よりも内側にペダルの位置がくるように改造されているとのことです。

 ペダルは、LOOK PP206で、初心者、特に力の弱い女性向きです。すぐにシューズがはずれるように設計されています。今は、もうフランスで生産されていない貴重品です。

 ホイールは、マビックの赤でとてもきれいです。松永さんが手組で私の体力・乗り方にあわせて一本ずつスポークを組んでくれています。そう、世界にひとつしかないホイールです。

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 松永さんが、サドルとハンドルの位置を測り、ポジション決めをしてくれました。早速、WDご夫妻と、つくばの不動峠を上り→スカイラインを走りました。残雪の残る約22kmの道のりです。気温が低くて、指先が凍るようでした。

 RA5のペダルは、マウンテンバイク用のもので、かなりゆるく調整されているせいか、上に軽くひねれば簡単にはずれましたが、今回のは、ゆるいとは言え、やはりちょっと大変。左足は、ペダルを上にした状態でしかはずすことができません。ペダルを下にした状態では、力が入りにくく、足をひねりにくいからです。慣れなくて、早速、転倒。でも、ホイールは無傷…ほっ。練習しないと、いけません。

 走りの感じは、ぶれが少なく、まっすぐすーっと走る感じです。クランクがRA5に比べて短いことと、ホイールが良いせいか、1回転ペダルを漕ぐと、たくさん前に進む感じがします。上りも、車体が軽いので、今までよりも楽に上れる感じです。全体的に無駄のない走りができることを実感しました。

 松永さんから 「フレームから組にいたるまで私のノウハウを全部そそぎこんだ一台です。思う存分乗ってみて下さい。不思議なもので私の作るバイクは乗れば乗るほど身体に馴染む感覚が増すようです。」とのお祝いメッセージをいただきました。

 そう、RA5とは、感覚的に違うところがたくさんありますので、これから、どんどん乗っていきたいと思います。 さあ、どこに走りに行きましょうか。

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ProjectM 組み立てへ

2008-01-11 22:46:47 | ProjectM

 ProjectM 塗装が終了して、ついに組み立てに入るそうです。松永さんのHPより。

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1月10日

 本日は店舗一人のため製作は中断。
組み立て作業をやります。

 少し前に製作終了して塗装があがってきたK西さんのプロジェクトMです。
塗装、マークともオーダーの醍醐味を存分に楽しんだオリジナリティあふれる仕上がりになってます。
ピリッときいた小技を活かしてカッコよく組み上げます。

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 いよいよ、組み立て開始。ドキドキ…期待に胸がふくらみます。

 

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ProjectM 塗装完了

2007-12-26 23:18:12 | ProjectM

 「ProjectM、大変お待たせ致しました。フレーム塗りあがって参りました。すごく綺麗です!」と松永さんからメールがきました。写真の添付があり、ドキドキして見てみると…まあ、ほんとうに綺麗です。 上品で優しげで、それでいてシャープさもあります。今日は、お顔だけ。はい、チーズ。

 「美しい雪号」がお化粧をして戻ってきました。

 私がお願いした雪柄は、もっとシンプルで小さめだったのですが、塗装やさんが大胆で存在感のあるすてきな雪柄を作成してくださいました。想像していたより、うんといいです。塗装やさんに感謝!

 完成は来年1月の予定だそうです。松永さんから「心して組み上げます。お楽しみに!」と待ち遠しくなっちゃうコメントをいただきました。本当に楽しみです。

 

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ProjectM フレーム完成!

2007-11-29 23:40:52 | ProjectM

 ProjectM、フレーム本体がついに完成しました松永さんのHPより。

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11月27日

K西さん、仕上げです。
ヤスリをつかって丹念に磨き上げていきます。
さて、できあがりました、スッピンの美雪ちゃんです。
スッピンでも十分かわいいでしょう。

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 すごい!こんなに綺麗なフレームができました。自転車の塗装をしていない素のフレームがこんなに美しいなんて、今まで思ったことはありませんでした。はい、松永さん、スッピンが十分すぎるほど可愛いです。 金属のパイプが、まるで息をしているかのようです。はあ。。。ため息がでちゃいます。塗装するのもったいないくらい…。

 


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ProjectM 最終章へ

2007-11-28 22:58:16 | ProjectM

 ProjectM、いよいよフレーム製作が完了するようです。松永さんのHPより。

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11月27日

K西さん、最終章にむけてゴーゴーです。
本日はボトル台座接着、ラグ隙間うめ作業をいたしました。
残るはピカピカに磨き上げていよいよ塗装です。

年末、月末、週末に向けてケツビです。
(お尻に火がついた日)
本日終了25時。
帰り道思ったより早く終わった、なんて思うくらいピントずれずれ。

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 松永さん、素敵な自転車フレームありがとうございます。丁寧に仕上げられたフレームを見て、大切に乗らないといけないなあ、と実感しています。この世界でたったひとつの、私のために作られたもの…かけがえのないものです。

 さらに、ぴかぴかに磨きをかけられて、今度は塗装やさんの手できれいになって、また松永さんのところに戻ってくるのですね。 

 


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ProjectM ご対面

2007-11-26 23:32:18 | ProjectM

 ProjectM にご対面してきました。松永さんのお店の天井から吊してあるのを見た瞬間、とっても緊張しました。なんかお見合いする感じ。カーボンの灰色が渋く、ラグパートの部分が銀色に光り、ステー部分のクロモリが重量感をそえています。

 そして、手にしてみると、軽い!本当に軽い!驚きました。完成車も8kg前後になるということで、これなら輪行もできます(多分)。

 ボトルケージの穴もあいていて、ロングボトルが1本セットできるようにしてくれていました。今まで、私のフレームは小さくて、お水を飲むボトルは小さいのしかセットできませんでした。これなら、夏場も安心です。

 塗装について、最後の打ち合わせ。ボトルケージも同色で塗装することにしました。今週中に塗装屋さんに出して、クリスマスの頃にできあがるようです。すごいプレゼントです。

 松永さんのお店を後にして、西大島へ。ギターとロックを愛するバンマスさんのライブにBoraちゃんとK太君のユニットが出演。今日が二人のデビューです!

 いろんな曲にチャレンジしていきたいそうです。でも、まだユニット名も決まっていません。今回は、"Tears in Heaven" " People get ready" " Long Train Runnnin' " の3曲を披露。さあ、これからはパワー全開でみっちり練習をして、お客さんをたくさん楽しませてくださいね

 


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ProjectM 完成間近!

2007-11-24 19:24:09 | ProjectM

 いよいよ、ProjectM の本体製作が完成に近づきつつあります。松永さんのHPより。

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11月22日

 K西さん、こんな感じです。
 いかがでしょうか。
 あとは、ボトル台座づけや仕上げ作業となります。

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 こうやってみると、やはりフレームは短い感じがします。細身で美しいシルエットですね。早くご対面したいです。

 


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ProjectM 製作の峠

2007-11-22 23:12:10 | ProjectM

  ProjectM、本体が組み上がり、磨きがかけられ、焼かれています。松永さんのHPよりご紹介です。

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11月20日

 K西さん、いよいよ大詰め、接着作業です。
これが終われば製作の峠をほぼこしたと思って頂いていいです。

 準備できたクロモリパートの接着面を綺麗に磨き上げます。
K西さん用に選りすぐったカーボンチューブをカットあわせていきます。
小西さん位の軽量クラスですと、いかに剛性をださないようにするかがポイントになってきます。
 カーボンチューブもつなぎ合わせはラグの中で綺麗につきあうように削っていきます。
 こうやって一本一本あわせてができたら、ボトル台座よう穴をあけて、ラグパート、
カーボンチューブともによく洗浄脱脂をして接着剤の塗布となります。
接着剤の塗布がおわると、カーボンチューブをラグに差していきます。
すべて差し終わりましたら、寸法関係の最終チェックをして加熱硬化となります。
 大部寒くなってきたので今くらいの気温ですと30分くらい加熱器をかけます。
 さて、さて、こんがり焼き上がりました、K西号(美しい雪号)の見目麗しいお姿です。

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 ほんとうに、綺麗!製作には、気温も影響するんですね。

 「いかに剛性を出さないようにするか」などということは私には思いつきませんでした、細くても剛性を出すことが大事なのかな、なんて思っていました。そういうことを配慮しながら、カーボンの素材を選んだりするのですね。でも、太ったらどうしよう…

 自転車屋さんで展示してある自転車を見ると、つなぎ合わせがぼてっとしていて、いかにも接着したんですよという感じのものや、ボコボコしたものを結構見かけます。ProjectMはつぎめもとてもきれいです。

 22日、北海道・東北地方では真冬なみの寒気が上空に流れ、11月としては記録的な大雪となりました。「ProjectM・美しい雪号」は、冬の空の下で、もうすぐ誕生するんですね。

 

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ProjectM ロー付(溶接)

2007-11-20 21:09:56 | ProjectM

  ProjectM の溶接が始まりました。松永さんHPからです。

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11月19日

K西さん、フレーム製作続きです。

治具上でロー付けが終了しましたら、治具からはずしてダミーのチューブを抜いてバラバラ骨抜きにします。
ワイヤーリードや変速レバー台座などの小物をロー付(溶接)けして、すべてに接合部にローがしっかり回っているか確認をして、
この時点で後ろ三角のエンド幅やセンターを修正確認できたらいよいよ接着作業となります。

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 いよいよ、立体的になってきました つなぎ役のラグパートが使われています。なるほど~。なんだかゾクゾクしてきました。

 


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ProjectM 自転車のカタチへ

2007-11-17 23:31:07 | ProjectM

 ProjectM、いよいよ自転車のカタチになります 松永さんのHPより抜粋。

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11月16日

 11月16日 K西さん、バラバラだった部材がいよいよ自転車のカタチになります。まずは治具を設計図面通りにセットします。

 これはケーキなどを作るときの型にあたりますかね、つくりたい形に型ををあわせます。型が出来上がったら準備していた材料を流し込みます。治具がセットできたら、

まずは、ヘッドチューブとシートチューブをセット。

次にダウンチューブをセットロー付け(溶接)。

次にチェーンステーをセットロー付け(溶接)。

次にトップチューブをセットロー付け(溶接)。

最後にシートステーをセットロー付け(溶接)。

こんなん、でました。こうやってみているとあっさりついているようですが、予め機械加工したものは多少の誤差がでますので、それを治具にのせてわあせながら手で切ったり削ったりしてあわせています。

 今回迷ったのが下ブリッヂを付けるかどうか。K西さんにはちょっとわかりにくでしょうかね。チェーンステーのBB側につく補強の意味をかねる部材です。ご来店の時にご説明します。最近のマスプロダクションの自転車にはほとんどつりつけられなくなってしまったようですが。通常このブリッヂはボクのフレームの場合はまず取付をします。これを取り付けた場合と付けない場合の加重テストで剛性がかなりかわってくる結果がでているので。ただし、乗り手によってこれもかわります。以前にもロングのトライアスロンをやる方のフレームは、剛性を落とすためにわざと付けない仕様にしたことがあります。今回も軽量級の女史、非常にコンパクトな設計といろいろな使用状況を想像しましたが、付けないことでいくことにしました。付け忘れたのではなく、わざとつけていないのです、K西さん。ちなみにお友達のK玉女史のはついています。

 どうです、もうかたちになりましたよ、ボクもやるときにはやるのだ、ムッフッフ。作業において丁寧なのと作業に時間がかかるというのは意味が違いますからね。

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 わーっ!思ったより、早くに自転車のカタチになり、うれしいです パーツの誤差を正しく是正しながら、作業をするって、すごく大変で根気のいる仕事だと思います。手塩にかけるとは、まさにこういうことを言うんですね。また、松永さんは、乗り手にあわせてパーツを工夫してくださるので、完成の時の期待がすごく高まります。ジャイアントギアの時も、かなり工夫してくださいました。

 来店するのが楽しみです。

 

コメント (2)
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