ProjectM が完成し、納車です。"Belle Neige号" 日本語で「美しい雪号」の誕生です。とてもうれしいです。
フレームと同じ紫色のカーボンハンドルとボトルゲージ、マビックの赤のリム、金色のワイヤー、白のサンマルコのサドルとバーテープ、どれも本体のフレームとよく調和していて、迫力のある仕上がりとなっています。
Belle Neige のロゴも雪の結晶も、ProjectMの文字も、その上に引かれた金色のラインも、フレームからくっきりと浮かび上がり、それぞれが強いインパクトを与えています。
ギアは、後ろが12~32の10段、前が29と46の2段。平地にも上りにも十分対応しています。
クランクは、メーカーも今度いつ製造するかわからないという、私にジャストの155ミリ長さです。奇跡的にgoodタイミングで入荷されました。私がまっすぐに足を下ろしてペダリングできるように、通常よりも内側にペダルの位置がくるように改造されているとのことです。
ペダルは、LOOK PP206で、初心者、特に力の弱い女性向きです。すぐにシューズがはずれるように設計されています。今は、もうフランスで生産されていない貴重品です。
ホイールは、マビックの赤でとてもきれいです。松永さんが手組で私の体力・乗り方にあわせて一本ずつスポークを組んでくれています。そう、世界にひとつしかないホイールです。
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松永さんが、サドルとハンドルの位置を測り、ポジション決めをしてくれました。早速、WDご夫妻と、つくばの不動峠を上り→スカイラインを走りました。残雪の残る約22kmの道のりです。気温が低くて、指先が凍るようでした。
RA5のペダルは、マウンテンバイク用のもので、かなりゆるく調整されているせいか、上に軽くひねれば簡単にはずれましたが、今回のは、ゆるいとは言え、やはりちょっと大変。左足は、ペダルを上にした状態でしかはずすことができません。ペダルを下にした状態では、力が入りにくく、足をひねりにくいからです。慣れなくて、早速、転倒。でも、ホイールは無傷…ほっ。練習しないと、いけません。
走りの感じは、ぶれが少なく、まっすぐすーっと走る感じです。クランクがRA5に比べて短いことと、ホイールが良いせいか、1回転ペダルを漕ぐと、たくさん前に進む感じがします。上りも、車体が軽いので、今までよりも楽に上れる感じです。全体的に無駄のない走りができることを実感しました。
松永さんから 「フレームから組にいたるまで私のノウハウを全部そそぎこんだ一台です。思う存分乗ってみて下さい。不思議なもので私の作るバイクは乗れば乗るほど身体に馴染む感覚が増すようです。」とのお祝いメッセージをいただきました。
そう、RA5とは、感覚的に違うところがたくさんありますので、これから、どんどん乗っていきたいと思います。 さあ、どこに走りに行きましょうか。