ninjinぽたぽた日記

ぽたりんぐ--気ままに自転車に乗って出かけたい。

しまなみ海道 *その1*

2016-05-06 10:02:16 | ツーリング

しまなみ海道に行ってきました。2日かけて尾道~今治をのんびりと5名で走破してきました。

 

4月22日(金)===東京→尾道 移動

今回はBike Fraiday (BF)で輪行ですが、前日21日の仕事終了後にBFを東京駅へ運び込みました。

東京駅構内の荷物預かりは当日のみで日にちをまたいでは預けられないので、1泊以上保管してくれる佐川急便の荷物預かり所を利用。1泊2日で利用料金1600円。
自転車は折りたたんでもコインロッカーには入らない大きさなので、ちょっと割高ですが、お願いしないと。東海道新幹線の乗り場のすぐ目の前にあって便利です。

22日仕事終了。東京駅に急いで向かい、真っ先に1度改札を出て、BFをピックアップして新幹線ホームへ乗り込みました。
ホームでは、同じく輪行で行くMちゃんが自由席のトップに並んで、お弁当まで買ってくれていたので助かりました。おかげで新幹線の一番後ろの座席裏側の荷物置きスペースに自転車をスムーズに入れることができました。

18:30、「のぞみ」が東京駅を出発。車内では駅弁とアイスクリームを食べてひと安心。
二人ともしっかりと眠ってしまい、下車10分前に隣の優しい方に起こされて、慌てて福山駅下車。危なかった~。山陽本線に乗り換えて尾道へ。尾道に23時過ぎに到着。
尾道駅は自転車モード満開!


ホテルに行く途中のコンビニで買ったゼリーで瀬戸内海到着を実感。

さぁ、明日からしまなみ海道走るぞ~。

 
4月23日(土)===しまなみ海道1日目

私たち輪行組は、自転車を組み立てて、向かいのレンタサイクル屋さんで空気を入れて、準備完了。

輪行組を除く3名は、まずはジャイアントショップへ向かいます。予約していたレンタルバイクを受け取らねば。
レンタルバイクは、1泊2日、尾道で借りて、翌日今治に返却する予定です。
借りる日の2ヶ月前に電話したところ、予約は返却日の2ヶ月前からでないと受け付けないとのこと。あれまぁ、、、で、翌日(2月24日)に再チャレンジ。9時に電話したのに、もう残は4台とのこと。大人気です。やはり、みんなロードで走りたいですものね。
そのレンタルバイクも、当日9時開店の30分前に来て並ばないと受け渡しに相当時間を要することになるとのこと。ホテルを8時20分には出て、1番で受け取りはできましたが、いろいろ調整して、結局、出発は10時近くになってしまいました。

 さぁ、出発です。向島へと渡る船は、サイクリスト満載。

向島に入ると、道路脇にサイクリストのため、しまなみ海道を示す青いラインがずっと書かれてあり、とてもわかりやすいです。以前来た時にはありませんでしたから、しまなみ海道もいろいろと工夫され、整備されているのですね。通行料も無料になっていました。


お天気は、うす曇りで風もなく、走るにはちょうど良い気温。天気予報は晴れ。いい感じです。

15分も走ったところで、あれ?後続が見当たりません。パンク発生とのこと。ではしばらく待っていればくるなぁ、と思いつつ見晴らし台で穏やかな海と美しい橋をうっとり眺めていたら…、

電話が鳴って、CO2ボンベを持っているのが私だけなのですぐにきて~とのこと。あ、すみません、忘れていました。現場に到着すると、ちょっとビックリ!

なんと、自転車同志の接触によるものでタイヤにも穴が開いていました。普通のパンクではなかったんだ。。。。
穴の開いたところに紙を貼り付けて応急処置。



パンク修理完了。最初の橋、因島大橋を渡ります。

この橋は、格子の金網が張り巡らされているので、景色はハッキリとはよく見えませんが、それでも、小さな緑の島が見えたり、島の建物が見えるのでそれなりに楽しいです。

因島では、まず海浜公園内にあるはっさく屋さんに寄って、名物の「はっさく大福」をいただきます。

  
ひと口食べてビックリ!すっごい美味しいです!ジューシーです!大きいはっさくがたっぷり入っていて、餅皮にもはっさくの皮ピールが細かく刻まれ練りこんであります。はっさくの苦みがこんなに美味しいなんて、初めて知りました。絶対、オススメ!

ここは、景色も抜群!

因島の南、土生の港から渡し船で生名島の立石港へと渡ります。

ゆめしま海道です。

生名橋を渡り、佐島へ。

佐島から弓削大橋を渡り弓削島へ。

 

弓削島着13時50分。しまカフェでお昼を食べる予定でしたが、この日、しまカフェは貸切でコンサートとのこと。この島でお昼ごはんが食べられるところは、もうないらしい。。。コンビニもなし。。。どうしよう。。。
そこで、しまカフェのお女将さんがさっと携帯電話を取り出して「お宅、まだ開いてる?え、閉めた?今、5人いてるんだけど、うち、今日は貸切なんよ~」と交渉してくれました。感謝!


そして、閉まっていたお店を再開してくれたイケメンの優しいご主人がお好み焼きを焼いてくれました。
メニューは3つのみ。卵入り、豚肉入り、卵と豚肉入り。当然、最高級品を1.5人前580円でオーダー。シンプルで美味しい!

ソースで誤魔化さない、麺がしまっていて、あと引く美味しさです。
しまカフェのお女将さんが太鼓判を押した通りです。
店名は「ラーメン党」。ガイドブックには載っていない地元御用達のお店です。

さて、弓削島の北側を通って島の東側を回って久司島に上りましょう、と走り始めたところで雨が本降りに。天気予報は晴れだったのに…
上弓削港で足止めです。
公衆トイレ前で雨宿りしていると、地元の方々が気さくに話しかけてくれました。ほんわりとした気持ちになって、旅はやっぱええなぁ~

これ以上走るのは無理、と判断して、まっすぐ瀬戸田の宿を目差すことに。立石港→土生港へまた渡船で戻ります。20分に1本の間隔で船が出ています。
戻った因島では真っ先にコンビニでカッパの上下を買い求めました。私がズボンを、kさんが合羽上を着て雨を防ぎます。kさん、あったかくなったよ~ と嬉しそう。
fさんはコンビニのゴミを漁り始め、、、何すんの?と思ったら、靴カバーを作って履いていました。なるほど~。

因島大橋を渡り、瀬戸田を目指します。

大橋の上でトラブル発生 午前中に補修したタイヤの穴からチューブがはみ出してきています。当然、空気も抜けてきていて十分走れません。手持ちのプラスチック片を使って、とりあえずタイヤ内にチューブが収まるようにします。これでなんとか宿まで、あと10km、もってください 雨の中の修理、ご苦労様です。

無事に瀬戸田の民宿「皇船荘」(みふね荘)に到着しました 良かった~。ちょっと時間に遅れてしまってごめんなさい、そんなんよかと出迎えてくれたお女将さん「疲れたやろ、雨の中、大変やったなぁ、さ、お風呂入んなさい。無農薬のレモン風呂や。」と促してくれました。ありがたい~。お風呂には大小さまざま、黒っぽい、歪んだもの…不揃いのレモンが厚めに輪切りにされて浴槽に浮かんでいます。レモンの良い香り。さっぱりと疲れを癒してくれます。そして暖まる~

お風呂の後は、ご馳走、ご馳走

 

食べきれないほどのお魚料理がならびます。
カレイの揚げ物、鯛の塩焼き、つぶ貝の煮物、アイナメの煮物、貝のお吸い物、巻貝、鳥の唐揚げ、野菜の炊き合わせ…そして大漁のお刺身盛り合わせ!

もう、びっくり
最後は山椒のきいたタコ飯。
幸せすぎるお夕飯に、全員感動!伊集院光さんが大絶賛した宿という話に納得。
お魚、本当に美味しい。私はほとんど完食。食べきれなかったお魚は、明日の朝食に付けてください、とお願い
爆睡へと引き込まれて、この日は終了です。

今日のルートです。約56kmを走りました。お疲れさまでした~。



おまけ<タイヤ購入>
お風呂からあがってお夕飯までのちょっとの間に、
タイヤが穴あいちゃったので買わないと…と、宿近くの自転車屋さんを調べて、河原自動車商会さんに電話すると、700×23cのタイヤは在庫があるとのこと。ほっ。でも、もう閉店、明日は休みです、と。。閉店時間10分を過ぎてます…すみません、申し訳ないですが、今すぐ、お店に伺うので売っていただけませんか、とお願いしたところ「何で来るの?自転車?雨だしもう真っ暗だよ」と。「でも、それしか交通手段がないのでカッパ着て行きます」と言うと「どこ泊まってるの?あ、みふね荘さんね、じゃ、今から届けてあげるよ」とのこと。助かります。しばらくして自転車屋さんが「こんばんは~」と玄関口に。お代は3300円だそうで、私が手間賃含めて3500円で、と言ったところ、そういう訳にはいかないよ、と。すみません、ありがたいです。これで明朝しっかり安心して走れます。

島の方々の親切に助けられっぱなしの1日でした。
本当にありがとうございました

 

*その2*に続く




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