今回はガンプラネタです。
10月に入って物欲がメラメラと燃え上がってしまい、新しい機材やらカメラバッグやら
プロトレック(アウトドア用腕時計)やらと、調子に乗って買い過ぎました。
当然の事ながらかみさんからはブーイング…「アタシにも何か買ってよ!」
お約束の展開です。あ~何買わされるのやろ~靴?バッグ?恐ろしいなあ…
で、出てきた要求はなんと「ガンプラ」(笑)
もう全然オーケーです!子供の分と合わせてヨドバシのポイントでイケます(内緒)
今回の画像は全部クリックすると大きく見えます。ぜひ、拡大して見てください。
そんな訳で今回はかみさん力作の1/100スケールHiν(ハイニュー)ガンダム。
かみさんが組み上げたキットに自分が墨入れとトップコーティングで仕上げ。
出来上がってみるとなかなかカッコ良いので、簡易宇宙空間スタジオを作って特撮
してみました。
撮影の仕方はいたってアナログ的です。
光を通さない黒のカラーボードに直径1ミリと2ミリのドリルを使って適度に穴を
明けます。裏側から蛍光灯で照らしてやり、輝く星空を再現。
この時、星明り以外に光源が漏れないようダンボールで覆ってやります。
次にプラモのポーズを決め、黒いワカサギ用の釣り糸で吊ってやり、
モデルにスポットライトを当てます。
背景に光が当たらないよう、拡散しないスタジオ撮影用の物がベターですが、
工夫次第で寝室のライトスタンドなんかも応用できます…
自分はZライトに自作のプラスチックカバー付けて撮影した所、熱でカバーが溶けて
煙が出ました。危険なのでライト類の熱対策には十分注意してください。
撮影が終了したらレタッチが必要になります。
ライティングで見えてしまった釣り糸をコピースタンプツールで消します。
後は、状況に応じて地球や月の素材画像を捜し比較明で合成して仕上。
こうして出来上がったのが今回の特撮写真です。
Hiνガンダム…青と白のツートンがシンプルでカッコイイかな。
説明書を読むと逆襲のシャアの後の話でアムロの最後の搭乗機という設定。
アニメではなく小説のストーリーらしいのですが、デザインやディテールも秀逸です。
ファーストガンダムの流れを汲む最後のガンダム…イケてます。
そうそう、撮影のポイントですが特別な効果を狙わない限りピントはパンフォーカス
気味の方がいいです。ピントのヤマはあくまで顔に合わせますが、
なるべく全体にピントが回るように自分はf22以上に絞り込む場合がほとんどです。
暗部が多いのでノイズを考慮して極端な高感度も避けるべきです。
という事は…当然三脚とケーブルシャッター必須ですねハイ。
ハイライトはそのままに、思い切りシャドーを落として調整。
普段はやらないレタッチを今回は思い切りやっています。
アニメの作画イメージに近づけるにはシャドー部を塗りつぶす位コントラストに
メリハリを付けてやった方が効果があります。
まあ、実際の宇宙空間の映像なんかを見ても暗部は真っ黒ですよね。
あれって空気の乱反射が抑えられるからなのでしょうか?
こんな感じで片側から光を当て
彩度とコントラストを思い切り上げてアート風に仕上るのもアリですかね。
最後に、今回一番納得の行ったショット。
地球の明るい面とモデルの受光面を揃えれば、太陽の方角も再現出来る!?
形あるものいつかは壊れる…
親父になっても隠れガンダムフリークのあなた!
入魂の力作をぜひ、カッコ良く写真に残してあげましょう。
極意は奥さんと子供を上手コントロールして(されて!?)
自分は撮影オンリーで楽しむ事にあります(笑)
それではまた。
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最後の地球とガンダムの写真すごくいいですね。
光の入り方がとても綺麗で本当の宇宙空間に見え、
静寂が写真からでも感じられます。
ライティングがとっても参考になります。
そして奥様が完成させたガンダム!
驚きです。
うまいです!!
こんばんは
やっぱり最後の写真がリアリティあります?
ライティングは最初、逆から当ててしまい、
合成後に気付いて慌てて撮り直しました。
GATTACAさんに教えてもらったツヤ消しスプレー仕上げ
プラスチックの安っぽさが消えて凄くいいです。
たまにはこういう写真も楽しいですよね。
作るのはもっぱら、かみさんか子供に任せてますが
最近のガンプラはご存知のように誰が作っても綺麗に仕上がりますからね~。
凄い時代になったもんです。