繁殖に関して、今回は少し辛くて嫌な話を書こうと思います。
沢山の稚魚を体着させ、子育てをしている親魚の姿は心を癒してくれ、繁殖者に将来の夢を
与えてくれます。
私のブログでも何度か体着シーンを掲載していますし、繁殖自体特殊な事ではなくなり、
今ではホビーストにとってお馴染みの光景だと思いますが、
これは言わば繁殖の光の部分。光があれば当然、影も出来ます。
繁殖者なら必ず、この影の部分に直面しなければならない時が来ます。
自分などは時おり「いったい自分は何をしてるんだろう?」と疑問に思う事さえあります。
一見、楽しく華やかに見えるブリーディングですが、その影で必ず付いて回るのが選別淘汰。
繁殖に手を出せば、可愛いだけでは済まされないのが現実です。
一回の繁殖で生まれて来る稚魚の数は多い時で100匹を超え、時に150〜200もの稚魚が
孵化することもあります。
沢山の稚魚の誕生に喜ぶ反面、これからの選別淘汰を考えると気が重い現実が待っています。
通常、自分の場合は生後1ヶ月で50〜60匹程度に絞ります。
その後3ヶ月で30匹程度まで絞り、ここからは人手に渡る事もありますが…最終的に
成魚まで残すのは5匹…多くても10匹くらい。
これを自然淘汰ではなく、自分の手で行うのです。
自然界での生存率は、恐らく多い時で数%。同腹個体が成魚までに全滅する事も有り得るでしょう。
そうでなければ、アマゾンの支流はディスカスで溢れてしまい、生態系バランスがおかしくなって
しまうでしょうね。人間の知恵など到底及ばない領域で自然界はバランスを取っています。
漁師が毎日獲って来る魚を、捌いたり焼いたりするのと選別淘汰、何が違う?という人がいます。
魚釣りが趣味の人なら魚を釣ってクーラーBOXに入れ、自分で捌くのも普通でしょうし、
お寿司屋さんでいちいち罪悪感を感じながら握りを食べる人など居ません。
自分も刺身や焼き魚は大好物でよく食べるわけですが、食す為に殺すのと、アクアリウム繁殖の
選別淘汰とはまるで違う事と自分は考えます。
食べるのではなく、自分の手で繁殖させ、自分の手で淘汰する矛盾…
繁殖を続けて行くという事は、自然から隔絶された水槽という小さな世界で、人の手で淘汰し
続けるという事に他なりません。
これはアマチュアであれプロであれ、繁殖者が必ず自分の手で行うべき事で、決して他人にさせては
いけない事です。
優しさから淘汰出来ないのであれば、繁殖に手を出してはいけません。
その優しさが、残してはいけない奇形の子を残してしまったり、過密で全ての魚の成長を阻害して
全部ダメにしてしまったり、最悪は成長し、飼い切れなくなって放流…
本当にこれだけは絶対にやってはいけない事です。
これから繁殖を始める方…
ディスカスは成魚になると、まるで自我が芽生えてるのではないか?と感じるほど賢い魚です。
成魚を淘汰するのは想像以上に辛いと思います。ですからなるべく小さいうちに…
腹の下にグッと力を入れ、自分の魚を選び抜き、選別と淘汰を行ってください。
それが繁殖者の責務でもあります。
前回のLED記事
http://blog.goo.ne.jp/nikko_iwana/e/69ed0d8972c45b1c69bb324fee73c488
でLEDランプの導入と光源色彩の改良を行いましたが、
更にLEDの色彩チューニングを進めてみました。
まあ、前回でもある程度は満足出来たのですが、やはりまだ青味が強いのと、直進光で色が分離したまま
縞々になってしまう問題が残っていて、今回は更に改良です。
オレンジの透明エンビを廃止して、他の色を2色使い、もっと細かくチューニング…
配色の割合や配列順番、幅、間隔を煮詰めたことでようやく満足の行く出来栄えになりました。
画像をクリックすると大きく見れます。
撮影モード 絞り優先AE Tv(シャッター速度) 1/200 Av(絞り数値) 2.8
測光方式 評価測光 露出補正 -2/3 ISO感度 1600
レンズ EF-S17-55mm f/2.8 IS USM
ホワイトバランス オート
AFモード ワンショット AF
ピクチャースタイル スタンダード
目標は青、赤、白がちゃんと発色して思い通りの写真になる事でしたが…
これなら満足の出来ですね。
現時点で自分のLEDベストチューニングと言えます。
ホワイトバランスはオートのままで全く問題ありません。
ライティングの鍵はやはり暖色系と寒色系の比率でしたが、今回はイエローと
マゼンタの透明塩ビ板が味噌です。
デジタルカメラで画像再現に使われているカラーモデルRGBは色の表現法の一種で、
赤 (Red)、緑 (Green)、青 (Blue) の三つの原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混色。
今回の改良はLEDのホワイトが薄く青被りして水色っぽい発色に見えるため、
上図のGとBから出来る水色に見立て、同じようにイエローとマゼンタの塩ビを使って調整してます。
ちなみに、もう少しイエローを被らせるとこんな感じ。
別水槽でLEDの半分だけ使ったのでちょっと光が足りませんが。
撮影モード 絞り優先AE Tv(シャッター速度) 1/100 Av(絞り数値) 4.0
測光方式 評価測光 露出補正 -1 ISO感度 1600
レンズ EF-S17-55mm f/2.8 IS USM
ホワイトバランス オート
AFモード ワンショット AF
ピクチャースタイル スタンダード
これでも中々良い感じではありますが、色が濁った感じもしますね。
せっかくのLEDなのでクリアー感を出すべく、LED照明を1枚目の調整に戻します。
撮影モード 絞り優先AE Tv(シャッター速度) 1/200 Av(絞り数値) 4.0
測光方式 評価測光 露出補正 -2/3 ISO感度 1600
レンズ EF-S17-55mm f/2.8 IS USM
ホワイトバランス オート
AFモード ワンショット AF
ピクチャースタイル スタンダード
色彩に納得がいった所で写真撮影に集中。
LEDで照度が上がったおかげで、上の写真のようにシャッタースピードが倍くらい稼げます。
ブログ写真程度の大きさでは何も解らないのですが、拡大すると今までと明らかに画が違います。
早いシャッタースピード、透明度の高い水、条件の良い光の組み合わさる事で
一体どんな写真が撮れるのか?
百聞は一見にしかずですね…下の写真をご覧ください。
上の写真のディスカスの体表を思い切り拡大した写真です。
ウロコの一枚一枚がしっかり解像できて、ウロコの濃淡や滲むように乗る虫食いラインまで
表現されていますね。
このような先鋭的な写真は、今までの蛍光灯が光源ではなかなか撮影できませんでした。
もちろん光源だけでなく、水の透明感や撮影設定の勘所も大きく影響してきますし、
どれかひとつ欠けても鮮明な写真は撮れなくなりますが…
特に、ライティングと水の透明感は写真の出来に大きく影響するという訳です。
ちなみに自分はタンパクと脂質の分解のため、「えひめAI」を使い続けていますが、
水槽では上澄み液を使うのが初期の白濁を抑え後の透明感を上げるコツのようです。
いつになく水槽撮影が楽しくて仕方ありません。
苦労の先にある快楽を目指して…ライティングと水の透明感に拘ってみませんか?
秋水F2の成長記録写真を撮影しました。今回はその中からピックアップして何枚か上げてみます。
秋水はこれまでブルーディスクさんとN.KANさんにお渡ししています。
水質や飼育環境が変わると成長した姿がどのように違うのかを確認するためと、
地震などの天災があった時に私の水槽が全滅しても系統の血を絶えさせないように…
お二人にご無理を言って飼育していただいております。
体着日が2011年10月26日。もうじき生後5ヶ月ですね。
原種グリーンの血が1/4ほど入っているためか、若干成長が穏やかな気もします。
今回は柄の固定率を高める事と、赤目を強くする事が目標です。
秋水F1は赤目も出れば成長してオレンジになってしまう個体もいましたので…
真っ赤な目を持つロイヤルグリーンの血を1/4使った理由のひとつです。
目の色に関しては今のところ良い結果が出ている個体が多くいます。
現在残しているのは18匹。体側のパターンはどれも良く似ていますね。
このまま行けば固定率も高そうです。
色彩は青の濃いタイプと緑がかったタイプが居ますが、見る角度や光の具合でも変わります。
この先F4、F5と代を重ねる間に青の濃いタイプを分離したいですね。
来年のコンテストに間に合うかどうか…成長がゆっくり目なので微妙ですが、無理やり大きくすると
自分の美しさの基準から外れた魚に育ってしまうので難しいところです。
私が良いディスカスを育てるのに大切だと思うポイント…
清浄な水、状態の良い濾過細菌、質の良いエサ、ミネラル、溶存酸素、
そして手間を惜しまない情熱だと考えています。
手を抜いてダメな魚を育ててしまい、途中で処分してしまった苦い経験…忘れる事はできません。
♀は意図的に残さないといけません。
大きな個体ばかり選んで残していると全部♂だったなんて事も…
原種グリーンの血を入れた事が正しかったのかどうか?
F1の親を越えるF2が出て来るのかどうか?
コバルトの枠を越えずに、はっきりした虫食い柄を固定化維持できるのか?
自分の判断と方向性は間違っていなかったのか…あと4〜5ヶ月で答えは出るでしょう。
秋水に関してはゆっくり時間をかけて改良を重ね、系統を磨いて行けたらと思います。
今回の記事は水槽内の浄化細菌について…そう、以前に触りの部分だけ記事にして
培養と実践検証を続けていたアレです。
ディスカス飼育においてかねてから解決したいと考えていた課題…タンパクと脂質の除去。
ディスカスに与えるディスカスハンバーグは優れた栄養価がある代わりに激しく水を汚します。
まあ、濾過がしっかり機能していれば、アンモニアや亜硝酸の問題は出ないのですが
一番の問題点はタンパクと脂質が水中に溶出する事。
以前、水処理の専門家に教わった事ですが特に脂質は分解が遅くいつまでも水中に残り
メンテを怠っているとスポンジフィルター表面にベットリ付着するそうです。
また、タンパクも水槽内では分解されにくく、水中に多量に存在すると魚のエラに障害を与える
こともあるようです。
このタンパクと脂質を除去するのに何かうまい方法は無いか?
これが常日頃、私が考えてるディスカス飼育の課題でした。
これを解決するために以前、玄関の海水水槽で使っているプロテインスキマーの応用を
試みた事があります。
プロテインスキマーとは文字通りタンパク(プロテイン)を除去する為の装置でして、
装置内で渦巻く水流にマイクロバブル(微細な泡)を発生させ、泡の境界層にタンパクや脂質を
付着させ浮かび上がらせ、水から分離させるというものです。
これが海水水槽では効果覿面で、濾過装置を持たせずにスキマーとライブロックのみで維持
する事さえ可能です。事実、自分の海水水槽ではプロテインスキマーとライブロックのみで
3年間維持しており、水換えは2ヶ月に一回程度、後は足し水のみで魚はいたって元気です。
ところが…これをディスカスでやろうとしても思うように行きませんでした。
原因は海水と淡水の比重と粘性の違いです。このおかげで、海水のように微細な泡を作る事が
難しく、境界層に汚れを付着させる事ができません。
まあ、それでも装置内の水位を調整すれば微妙に汚れを分離して汚水カップに溜まりますが、
とてもディスカス飼育に使えるようなレベルじゃありませんでした。
マイクロバブルの専門書を紐解けば、もっと微細な泡を発生させ、水に粘性を与える添加溶剤を
入れれば淡水でもイケそうですが、まあ添加溶剤は論外ですね。
という事でスキマー応用は凍結し、他の手を探していたのですが、はたと思い出したのが
数年前にTVでやっていた「素敵な宇宙船地球号」という番組。
ちょっと名前がアレですけど、まあ好きな番組でした。
番組の中でシリーズ化していた「川の浄化再生プロジェクト」企画の中で使われていた
炭素繊維と納豆菌…これが効果覿面で、1年ほどかけてヘドロ堆積で悪臭を放っていたドブ川が
見事に再生し、水棲植物と水の生き物が定着するまでに回復していました。
炭素繊維はロープに炭素繊維のビラビラを撒きつけて流れに入れ、カーボンの微細孔に汚れを
吸着させ、納豆菌はタンパクや油を納豆菌に分解させるというものでした。
そして使用していた納豆菌溶液を進化させ、酵母菌と乳酸菌を加え培養した物が
「えひめAI(アイ)」と呼ばれる今回のアイテムなんですね。
納豆菌、酵母菌、乳酸菌の水質浄化における役割はこちらに判り易く書かれてます。
http://www.mantentosa.com/yorozuai/yorozuai_structure.html
この「えひめAI」の何が素晴らしいって、世に広めて環境浄化を推進するため、
開発者の曽我部義明氏が特許を申請せずに製造方法まで公開しているんです。
そしてこのえひめAI、材料が簡単に手に入り、誰でも培養が出来るという優れモノ。
各家庭でえひめAIを使い、それが下水処理を通して河川に流れる事で河川の水質を浄化する
壮大なプロジェクト…
詳しい作り方はこちらに書いてありますので参照してください。
えひめAI作り方
http://www.iri.pref.ehime.jp/iit/info/biseibutu/AI-2.pdf
最近はえひめAIを応用した商品も出ているようですね。
「えひめAI」で検索すると驚くほど沢山の情報がヒットします。
こちらが私が培養したもの。
右が培養開始一週間で完了した物で左が培養開始2日目。
酵母菌、乳酸菌、納豆菌の培養で培基をエサに発酵しながら菌が増殖するため、ガスが出ます。
培養中はフタを緩めておきましょう。
発酵しきって完成する頃にはパンのようなお酒のような良い匂いになります。
乳酸も生成するのでPHは3近くまで下がります。後は冷蔵庫で保管してください。
自家培養のメリットとして材料費だけなら1本10円以下と製造コストが安く、
確実に細菌が生きてる作りたてを使う事ができます。
おまけに余ったヨーグルトや納豆を食べまくるので健康になれますよ(笑)
使用方法は水換え時に120水槽で100〜200mmlほどダイレクトに入れてます。
入れた直後はうっすらと白濁する場合もありますが翌日には驚くほど水が透明になり、以後この
状態を長期で保てます。輝く水の状態がキープが簡単に出来るって事ですね。
ディスカス達は活性と食欲が上がり、エラ呼吸もゆっくり静かになったと感じます。
発情、産卵、孵化まで問題なく行く事も確認しましたし、何よりスポンジフィルターの詰まりが
かなり長期間で解消されています。
今のところマイナス要素は見当たりませんが、毎日が大量給餌大量換水の幼魚水槽ではあまり
効果が見られません。まあ、菌が落ち着くヒマも無いのでしょうが…
まだまだ検証は続けて行きますが、このまま自分の必須アイテムになりそうな気がします。
水換えの排水が環境浄化に役立ってるかも知れないと考えると嬉しいですしね。
最後にえひめAIのサイトにあった一文をご紹介します。
愛媛県の職員だった曽我部義明氏が開発したえひめAI(えひめあい)です。
この両方に付けられている「あい」の名は一人の少女の名前から名付けられたものです。
その少女は、坪田愛華さん。小学6年生だった平成3年に環境問題をテーマに
地球の秘密―SECRET OF THE EARTH という漫画を描きました。
その物語は、自然界の循環から世界平和、先進国と発展途上国の差などに目を向け、
地球環境を守りたいという純粋な想いを込めた、小学生とは思えないスケールの大きい物語です。
しかし、愛華さんは、この作品を書き上げた夜、突然頭痛を訴え、急逝してしまいました。
えひめAIの開発者曽我部義明氏は、愛華さんの想いをなんとかしたいと考え、
あえて浄化液の特許取得をやめ製法も公開したのです。
愛華さん曽我部氏の想いが、世界に広がり環境改善が進んでいくといいですね。
それではまた。
土曜日は久しぶりにN,KANさんの温室とアクアマイスターに行ってきました。
クロちゃん(昔からの知り合いなのでこの呼び方でもいいですかね?)とも一緒です。
相変わらず素晴らしい温室でコラボのBV6と秋水幼魚を簡単な水合わせ(私がやりました)で
放ち、元気に泳いでる姿を見ながらディスカス談義。
アクアマイスターでは懐かしい方、初めての方、いつもの皆さんと大勢の方が見えて活気に溢れて
ました。
自分にとっては世間話や近況報告だけでなく、飼育やディスカスの最新トレンドなど貴重な情報交換
の場でもあります。
ここがディスカス道場と呼ばれる由縁ですね。
帰りは深夜にも関わらず、クロちゃんの家に寄って素晴らしいスポット系のディスカスを
見せてもらいました。
久しぶりのディスカス漬けの週末、楽しかったです。
さて本題です…LED照明、だいぶ普及して安くなって来ましたね。
うちの水槽照明器具が寿命を迎えて来たこともあり、順次LEDに切り替えようと思います。
という訳で、ゼンスイの120センチ水槽用LED(ホワイト)照明をチャーム取り寄せで購入。
照明器具自体、非常に軽量コンパクトでスタイリッシュ。明るさも17W1本で蛍光灯20W4本より
明るく省エネもかなり期待が持てます。
後は肝心の写真映り…ということで早速テスト撮影。
…全然アカン。
蛍光灯と比べ、ホワイト球でも青白いLED球の灯は、人間の目で見た時と同様、青く写ります。
当然目などの赤発色も変で、白いはずのスポンジフィルターパイプまで青い。
一見、ディスカスの青が濃くなったと喜ぶ人も居るかもしれませんが、
水槽写真の色彩にこだわりがある自分にとって全然アウトです。
さらに奥の暗い部分で写すとますます厳しい。
カメラ側の設定も決まらず…一歩間違えると捏造写真の領域です。
暖色系の光が圧倒的に足りない…RAW撮影で後からホワイトバランス調整も嫌だしなあ。
照明の工夫でもっとまともな色彩を出さなければなりません。
そこで試しに暖色系である赤のセロハンを照明に被せてテストすると…
う〜ん…LED化計画終了のお知らせか!?
よく赤系のランプを使うとこうなりますね。まあ、鑑賞に当たっては自分の好みの色で良いと
思いますし、これはこれで美しいと思います。
しかし、ブログといえども写真には拘りたい自分にとってこれまた完全にアウト。
ここからはもう金と執念の問題です。大型ホームセンター「ジョイフルホンダ」に駆け込み、
片っ端から色付きの透明塩ビシートを購入。赤、黄、緑、オレンジ、色の薄いの濃いのや半透明と
ごっそり買って来て水槽前で試行錯誤…かみさんの白い視線に耐えながら貴重な日曜の午後を潰し
ようやく正解に辿り着きました。
正解はコレ。
薄い半透明オレンジの塩ビをカットし、照明カバーとスリットの間に挟みました。
LED光が当たるとマゼンタっぽく見えますね。
蛍光灯なら違う色の管を2本使えば光の色がある程度混ざりますが、蛍光灯のように拡散しない
直進光のLEDは異色の光が混じり難いため、このように短いスパンで間隔を空て配置するのがミソです。
樹脂を挟み込めるのも、発熱量が低いLEDだから出来る技ですね。
まあ、一部に青や赤のLED球を取り入れたミックスの器具もあるのですが、とても自分好みの
色は出せそうにないので、以後この手法で行きます。
で、早速試し撮りしてみますと…
ヨォーシ!なかなかイイぞう。
ヒーターの白がちゃんと白に写ってる。
自分が決めてる、水槽写真の正しいホワイトバランス色彩基準とは白が白として写ることです。
これなら今までの写真と変わらないかも…まあ、合格ですね。
一時はどうなることかと思ったLED化計画ですが、これで安心して使えそうです。
価格はそれなりですが、軽量で場所も取らない、省エネと良い事ずくめのLED。
唯一のネックだった色彩もクリアーできて欠点が無くなりました。
ちなみに、直進光と軽量器具のメリットを生かしてこんな写真も撮れます。
器具を水槽手前側に動かしてドアンダーで光の当たるディスカス正面を測光すれば
背景が黒く潰れてディスカスが浮き上がります。
簡単に動かせない蛍光灯器具と違い、スタジオ照明のように自由自在に光を操れます。
おまけに光量があるので感度やシャッタースピードを大きく稼げるのもメリット。
これからの自分の水槽撮影スタイルを変える可能性もありますね。
順次、他の水槽もLED化して行こうと思います。
ディスカス撮影、楽しみになってきました。










