懐かしい思い出

今から思い出しても
ふふふっと可笑しくなります。

大学生の頃
教えていただいていた書道の先生から
○○町の教室
野の花ちゃん、引き継いでやってみない？と
若いゆえの怖いもの知らずでお引き受けしました。

大学生だとわからないようにした方がいいわね
とアドバイスをいただいたのは
きっと見るからに頼りないわたしだから
親御さん達にもちょっとは安心してもらえるようにとのお気持ちからだったのでしょう。

だからわたし
大学生だということは
ちらりともおくびにださないで
大人らしく（！？）ふるまっていたのでした。
自分では・・(*^m^*)

けれども
約５年、その町に通わせてもらっていましたが
ほんとにほんとに最後の方でわかったのですが
なんのことはない
地区の人たちはちゃーんと知っておられたのでした。
知っておられるということを
わたしはこれっぽっちも知らなかったです。
頼りないわたしなのに
少しもいやな顔をされずに
本当によくしていただきました。

地区の人たちのふっくらと優しくて温かい手のひらの上で
大人らしくふるまおうと
ちょっぴり背伸びしていた大学生の頃の自分を思い描いたら
なんだか
可笑しくて滑稽でいじらしくて
ふふふっと笑えちゃうのでした。

静かな情景

ふと見かけた光景に
涙が出そうになる。

年齢のせいかしらん。

夕暮れどきのこと。
すうっと自転車の速度を緩めて
自転車をとめておりた
高校生の男の子。
お地蔵さまの前で手を合わせました。

やけに沁みたその情景が
こころにとどまっています。

うちでそのことを話したら
「結構みんな、お地蔵さまに手を合わせてるよ」
って子ども達が言いました。

そうなんだぁ
お地蔵さまにそっと手を合わせる子ども達
そんな子ども達のことを静かに見守ってくださっているお地蔵さま

思い浮かべると
やっぱり
こころに沁みます。

すこやかに

去年の今頃は
おっかなびっくりへっぴり腰で
ようやくそろりそろりでも
外を歩けるようになった頃だ。

外に出掛けて
いろいろな人と会って過ごせる今を
あのときには想像もできなかったなぁ。


なにかしらてんこもりの毎日だけど
小鳥のさえずりが聴こえてくる
なんてかわいい草花なんだろう
レースのカーテンがそっと風に揺れてるなぁ
今夜はおいしいハンバーグを作ろう
もんちゃん、すうちゃんと、たわむれよう
などなど
ささやかな幸せにこころのまなざしをとめながら
とかくがんばりすぎる自分を律しながら
すこやかに生きよう。

ニュートラルになる時間

冬の間に
たくさんの本にしあわせ時間をもらいました。

原田マハさん 生きるぼくら
有川浩さん 空飛ぶ広報室
十三湊さん ちどり亭にようこそ
高田都さん あきない世傳 金と銀
宮下奈都さん 羊と鋼の森
桑野 和明さん 京都の甘味処は神様専用です
羽生結弦さん 夢を生きる
石田ゆり子さん lily
小川糸さん 今日の空の色

などなど
出会いに恵まれました( *´艸｀)

１日にほんのひとときでも
本を読むとニュートラルになる感じ。

さぁ本を読もうっと(*^^*)

役割

子どもの部活には保護者会があって
主将の親が必然的に保護者会の世話役をお引き受けするシステムで
去年から引き受けています。

大会や錬成会の時に
子ども達の飲み物を用意して
差し入れを持っていったり

卒業式には
先輩たちへの花束を
お花屋さんに手配したり

そんなもろもろの
会計簿をつけたり

学校とのやりとりの窓口になっているから
先生といろんな打ち合わせをしたり

あぁ知らないところで
これまで世話役を引き受けておられた保護者さんが
こうしていろんなことを
してくださっていたんだなぁと
自分がさせていただいて初めて
実感するのでした。

いまは
今年度、学校からいただける部への予算で
子ども達が熱望しているものが購入できるかどうか
先日から先生と打ち合わせをしているところ。
いい方向でまとまるといいなぁ。

高校にもなると
親が学校と関わらせていただく機会は
うんと少なくなるけれど
世話役をしているおかげで
いろんなことに触れることができる。
いろんなことに触れるから
いっそう部員を応援したくなる。

させていただけて
よかったなぁ。

その役割もあと少し。

人

周りの人に恵まれてるねって
言ってくれました。

ほんとにそう。

つくづく
出会う人
周りの人に恵まれているなぁと思います。

人と会って
おいとました後
人と電話でお話しして
電話を切った後
なんだかものすごく
ありがたいなぁと
こころがきゅうっとなるくらいです。

あの人の笑顔がくもらぬよう
あの人の心がいたまぬよう
誠実に生きよう。

ありがたいなぁ

小松菜を洗っていたら
中の方に
お花のつぼみがかくれんぼ。

うふふ( *´艸｀)
ガラスの瓶に
つぼみをふたつ活けました。

かわいい小松菜のお花が咲くかなぁ。
楽しみだなぁ。


＊＊＊


パソコンの勉強をしていると
つくづくパソコン教室の先生が
どんなにか丁寧に丁寧に基本を教えてくださったのかを
改めて実感します。

ものすごくこまやかに
そして
大切なところはくりかえし
そんなふうに丁寧に教えていただいたので
こんな忘れんぼうのわたしにでさえ
あ、これは、先生がこんなふうに教えてくだった、あのことだ！と
先生の口調もあざやかに
思い出されるのでした。

小鳥

信号待ちしていたら
どこからか
鳥のきれいなさえずりが・・。

車の窓を開けて
声のするほうを
きょろきょろと見上げて
鳥の姿を探しました。

あっ、いた♪

高い屋根の上で
あちらをこちらを見渡しながら
さえずる小鳥。

きれいな声だなぁ。
なにを歌っているの？
そこからはどんな景色が見えますか？
あぁ気持ちよさそう( *´艸｀)

口笛吹きながら

台所から
口笛が聞こえてきます。

三男くん
口笛吹きながら
いちごジャム作り。

数日前、三男くんが作ったジャム。
それはそれはおいしくて
ピンクのふたの瓶に入っているジャムを
ひと匙、ひと匙、
大切にいただいています(*^^*)

こまやかな仕事をする三男くんの手から生まれるものは
優しくておいしい。

第２回戦のジャムのできあがりも
楽しみだなぁ。

雪のように・・

季節が戻ったみたいに
とても寒いです。

え？雪？
思わず目をこらしました。
まるで雪が舞うように
寒そうに桜の花びらが
舞い降りてゆきます。

寒いけれど
高校生たちはエネルギーがあふれてる。
にぎやかな笑い声が響いています。
寒さを弾きとばすよう。

今週は
ゆっくりゆっくり過ごしました。
こんな時間の流れがありがたい( *´艸｀)

来週から子ども達の新年度が始まって
我が家の春も本格的に動き出します。
子ども達の新しく始まる毎日が
楽しくて嬉しい日々ですように(*^^*)