十和田湖の紅葉を見に行く途中に寄った青森りんごの産直に、2台の大型バスに乗った中国人ツアー客がやってきました。
大きな声でよく喋り、大いに試食し、たくさん買い物をしていく姿に圧倒されました。
賑やかに飛び交う中国語を聞いていたら、一瞬、私もまだ北京の喧噪の中に身を置いているような錯覚に陥りました。
前回の私の記事を読んで【うららさん】から「行きたくない国と思っていた中国に対するイメージが変わりました」というコメントを戴きました。
それはまさしく私の意図していたところだったので大変嬉しいコメントでした。
今回の旅行で、私は中国人から直接反日感情を示されるようなことはありませんでした。
むしろ日本人の方が中国人に嫌われているのではないかと意識して、反中感情をより大きく育てているような気がします。
特に私が気になったのは、同行のオヤジたち男性陣の配慮に欠けた日本人的感覚です。
彼らは中国で、自分たちの理解を超える現象や事象に出会う度に、中国の歴史や文化や暮らしを鑑みず
「やっぱ中国だよな」とか「日本ではありえない!」とか言って、驚きというよりはむしろ蔑みの言葉を用いて否定しようとします。
そのような権利がはたして日本人にあるのでしょうか?
反中、嫌中の感情は致し方ないし個人の自由であると思いますが、この時代この状況で民族の優越意識のようなものを持ち出すのは情けない話です。
オヤジたち男性陣の聡明とは思えない言葉を聞くと、日中関係の修復はまだまだ先のことのような気がしてきて残念です。
さて前置き(?)が長くなりましたが、北京レポート最後のお食事篇です。
昔マダムHと上海に行った時は、格安ツアーのしわ寄せが食事に現れたかのような不味さと量で、いつもひもじい思いをしていました。
しかも年上の女は我慢が美徳と遠慮しながら食べていましたから、嬉し悲しや1キロ痩せたほどです。
もしかしたら中国料理は世界で一番不味いのではないかと密かに思っていました。
マダムHのご子息が、屋台でザリガニなどの得体の知れない料理をたくさんご馳走してくれましたが、それが一番美味しい思いででした。
しかし今回の北京ツアーでは、中国料理への誤解は見事に払拭されました。
北京料理、四川料理、麺料理、鍋料理、飲茶などメニューも大変豊富でしかもすべて食べ放題。
日本のホテルだと北京ダックは高級なので少ししか戴けませんが、今回はなくなったらすぐ補充されるので大感激。お腹いっぱい戴きました。
毎回の食事がとても楽しみだったせいか、浮かれて写真を撮るのをすっかり忘れてしまい、私は2枚だけ、オットーに至ってはゼロでした。
これは↑そのたった2枚のうちの1枚の炸醤麺(ジャージャー麺)の写真です(よく分らないかも)
盛岡のジャージャー麺とはちょっと違います。
肉味噌と特製スープで戴く2種類のスタイルは味の変化を楽しめて、どちらも大変おいしかったです。
炸醤麺以外にも次から次とたくさんおかずが出て来るので迷ってしまいます。これは昼食です。
中国人に大人気の羊のしゃぶしゃぶ↑です。写真はちょっとWikipediaからお借りしてきました。
各種香辛料や調味料で味付けしたスープに具材やラム肉を投入して戴きます。
私の若い中国人の友人たちは「一番好きな中国料理は火鍋!」と皆口を揃えて言うのでとても楽しみにしていましたが期待通りでした。
最近は北海道でも羊のしゃぶしゃぶが流行っていて、私も弟からラム肉を送ってもらってしゃぶしゃぶにしたことがありますが、意外とあっさりしていてたくさん食べられるものです。
麻婆豆腐 油条
四川料理はピリ辛で刺激的なお味でした。
みんな麻婆豆腐が大好きで何度もおかわりしていました。
私? 記念に食べてみようかと思ったのですが、やっぱりやめました。
ホテルの朝食はバイキングで、小麦粉文化を代表する点心が豊富に用意されていました。
油条の揚げたては最高です。もう一度食べたい・・・
私の中国語講師が言うことには、北と南では食文化が大きく異なっていて、上海では薄味の上品で美味しいものを少しずつ戴き
北京はお腹いっぱいになるまでたくさん食べるのが食事の流儀らしいのです。
どうやら昔私が上海でひもじい思いをしたのは、ツアーのお値段の問題だけではなかったようです。
私は断然北京派ですが、さて皆さんはどっち派ですか?
大きな声でよく喋り、大いに試食し、たくさん買い物をしていく姿に圧倒されました。
賑やかに飛び交う中国語を聞いていたら、一瞬、私もまだ北京の喧噪の中に身を置いているような錯覚に陥りました。
前回の私の記事を読んで【うららさん】から「行きたくない国と思っていた中国に対するイメージが変わりました」というコメントを戴きました。
それはまさしく私の意図していたところだったので大変嬉しいコメントでした。
今回の旅行で、私は中国人から直接反日感情を示されるようなことはありませんでした。
むしろ日本人の方が中国人に嫌われているのではないかと意識して、反中感情をより大きく育てているような気がします。
特に私が気になったのは、同行の
彼らは中国で、自分たちの理解を超える現象や事象に出会う度に、中国の歴史や文化や暮らしを鑑みず
「やっぱ中国だよな」とか「日本ではありえない!」とか言って、驚きというよりはむしろ蔑みの言葉を用いて否定しようとします。
そのような権利がはたして日本人にあるのでしょうか?
反中、嫌中の感情は致し方ないし個人の自由であると思いますが、この時代この状況で民族の優越意識のようなものを持ち出すのは情けない話です。
さて前置き(?)が長くなりましたが、北京レポート最後のお食事篇です。
昔マダムHと上海に行った時は、格安ツアーのしわ寄せが食事に現れたかのような不味さと量で、いつもひもじい思いをしていました。
しかも年上の女は我慢が美徳と遠慮しながら食べていましたから、嬉し悲しや1キロ痩せたほどです。
もしかしたら中国料理は世界で一番不味いのではないかと密かに思っていました。
マダムHのご子息が、屋台でザリガニなどの得体の知れない料理をたくさんご馳走してくれましたが、それが一番美味しい思いででした。
しかし今回の北京ツアーでは、中国料理への誤解は見事に払拭されました。
北京料理、四川料理、麺料理、鍋料理、飲茶などメニューも大変豊富でしかもすべて食べ放題。
日本のホテルだと北京ダックは高級なので少ししか戴けませんが、今回はなくなったらすぐ補充されるので大感激。お腹いっぱい戴きました。
毎回の食事がとても楽しみだったせいか、浮かれて写真を撮るのをすっかり忘れてしまい、私は2枚だけ、オットーに至ってはゼロでした。
これは↑そのたった2枚のうちの1枚の炸醤麺(ジャージャー麺)の写真です(よく分らないかも)
盛岡のジャージャー麺とはちょっと違います。
肉味噌と特製スープで戴く2種類のスタイルは味の変化を楽しめて、どちらも大変おいしかったです。
炸醤麺以外にも次から次とたくさんおかずが出て来るので迷ってしまいます。これは昼食です。
中国人に大人気の羊のしゃぶしゃぶ↑です。写真はちょっとWikipediaからお借りしてきました。
各種香辛料や調味料で味付けしたスープに具材やラム肉を投入して戴きます。
私の若い中国人の友人たちは「一番好きな中国料理は火鍋!」と皆口を揃えて言うのでとても楽しみにしていましたが期待通りでした。
最近は北海道でも羊のしゃぶしゃぶが流行っていて、私も弟からラム肉を送ってもらってしゃぶしゃぶにしたことがありますが、意外とあっさりしていてたくさん食べられるものです。
麻婆豆腐 油条
四川料理はピリ辛で刺激的なお味でした。
みんな麻婆豆腐が大好きで何度もおかわりしていました。
私? 記念に食べてみようかと思ったのですが、やっぱりやめました。
ホテルの朝食はバイキングで、小麦粉文化を代表する点心が豊富に用意されていました。
油条の揚げたては最高です。もう一度食べたい・・・
私の中国語講師が言うことには、北と南では食文化が大きく異なっていて、上海では薄味の上品で美味しいものを少しずつ戴き
北京はお腹いっぱいになるまでたくさん食べるのが食事の流儀らしいのです。
どうやら昔私が上海でひもじい思いをしたのは、ツアーのお値段の問題だけではなかったようです。
私は断然北京派ですが、さて皆さんはどっち派ですか?